怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

母の病気

2020-03-11 21:27:31 | 介護
ディサービスを始めてから2月過ぎ、最初はディサービスという言葉に拒否感が強いのでごまかしていたのですが、このところディサービスがあるから行くよと言ってもなんとなく納得している雰囲気になってきました。
ようやく慣れてきたかと思ったら、先日はディサービスという言葉を聞いたら、「なんでそんなところに行くの、行きたくない」と言い出し、「今まで行った事はない」と言います。
それでも迎えの車が時間に来るというと渋々ながら着替えを始めます。行ったことが無いというのでディサービスで写した写真を見せるのですが、「覚えがない」と言い、都合の悪いことは見ざる、聞かざる。
それでもお迎えの人が来ると外面はいいので、にこやかに出かけました。帰る時も「またね」と言いつつ、家に入ると家が一番いい、もう行くつもりはないと言います。記録を読むとディサービスでは楽しんでいるん様子なんですけど…
ディサービスは2か所行っていて、もう1か所は利用者も含めて買い物、料理をするので、給食会のお手伝いということでディサービスという言葉は使わないようにしています。ところで、利用した日のお昼にそこの看護師さんから電話。入浴したときに介助をしたのですが、子宮脱があるとのこと。かなり大きいので一度医者に受診したほうがいいとのこと。
帰宅した時に、こういう電話があったので婦人科に受診しようといったのですが、看護師さんに言われたことはまったく覚えがなく、歳を取ると誰でもなるし、受診する必要もないし、いやだとなり、口論。
間が悪いのか、いいのか、母は歯も抜けたとかで歯医者にもかからなくてはいけない。ところで健康保険証がどこにあるのかわからなくなってケンカしながら心当たりを家探し。やっと見つけ出して、まずは歯医者を予約。これからは健康保険証とか診察券とかの類は取り上げて私が保管することに。

翌日、これはもうぶっつけで無理やりにも拉致して婦人科受診させようということになって、ネットで見つけた近場の婦人科へ受診させようと二人で行って散々ごねる母を車に乗せて何とか婦人科を受診しました。
診察の結果、かなりひどい子宮脱ということでしたが、本人的には自覚症状なしで、病識はなし。年をとると誰でもあることと言って平然としています。
医師はリングを装着することを勧めましたが必要ないと拒否。ひどくなれば受診するというのですが、医師は何もしなければひどくなって手術するしかないとのことでした。それでももう年なので手術も必要ないしするつもりもないと断言。
もしリング装着なら来週来てくださいということで終わりましたが、リングを装着すると毎月1回装着に受診する必要もあるとの説明。しかし、基本的に母は医者の金もうけでいろいろやりたがるのだという認識で、まったく治療の必要性を認めていません。
手術になると大変なのでリングを付けたらというのですが、帰りの車中でも必要ないと言い張るのでブチ切れて喧嘩になってしまいました。
結局、婦人科に受診しても現状把握だけで終わりました。
リングを入れて少しでも良くなればとも思っているのですが、病識がない母と毎回毎回喧嘩して受診させるのはこちらが参ってしまいますので、ちょっと様子見しかないかな。一応妹と弟にもメールしましたが如何ともしがたいみたいです。
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卒業式で感じること

2020-03-09 08:26:05 | Weblog
新型コロナウイルス対策で、小中高校がずいぶん早い春休みに突入。
おかげで卒業式をどうするんだということで日本全国大混乱。名古屋市は卒業式位は大切な思い出になるのでやりましょうということでいろいろ条件を付けて実施することに。
具体的には在校生の参加はなしで保護者も参加は児童生徒一人に一人だけとか。
大切な思い出になるのでやるべきという議論がほとんどで、やらなくてもいいという話は聞こえてこない。
そもそも学校を休校にする必要があるのかということついては、議論があって、私は少なくても小学校についてはその直接的な影響だけでなく間接的に社会に与える影響というか社会的費用と比べて効果はあまりにも小さいと思っています。熟慮の結果というよりは何としても「やってる感」を出したい官邸の政治的決断というかパーフォーマンスだと思うし、筋としてはディサービスの休止のほうがまともな気がします。もっとも個人的には今せっかく母をうまくごまかしてディサービスに行かせだしたところなので通っているディサービスが休止になると大変困りますけどね。
ところで卒業式ですけど、この歳になるともはや記憶も定かでないのが正直なところ。
小学校の卒業式についてはほとんど覚えていないのですが、途中でトイレに行きたくなって、式の途中で行くかどうか葛藤したうえで何とか我慢して式が終わると教室に戻る前にトイレに駆け込んだ記憶しかありません。なんとも消し去りたい記憶しかないのです。
中学校については、これが何と全く覚えていない。アルバムでもひっくり返してみれば何か思い出すかもしれませんが、記憶はきれいに消えている。
卒業式は大切な行事で一生心の残るものなどと言われていますが、私的にはこんなものです。そこから言えば、あれは親のためのもので本人的にはやってもやらなくてもいいぐらいにしか言えません。むしろこういう騒ぎで卒業式はできなかったとか普通とは違って簡略化してやったというほうが記憶に残るのでは。
まあ、私は子ども二人の卒業式には出たことないので大きなことは言えませんけど。
因みに子どもの通った旗屋小学校は歴史と伝統がある小学校で、入学式と卒業式の時だけは長屋門のある入り口を通ります。

何やら貴重なピアノもあるみたいですけど、これも卒業式には活躍するのでしょうか。

長屋門をくぐる機会がなくなるのはちょっと寂しいかも。
高校の卒業式は騒乱の70年の時代だったので、学園紛争の影響で私が1年生の時から在校生の出席はなし。送辞も答辞もなしだったはず。親の出席もあったかどうか。少なくても私は親に出席するなといった記憶がある。
1年生の時に写真部の友人が記録のために出校できたのですが、校門付近には私服がうろうろしていて、途中S校と組んだ全闘委が卒業式粉砕を叫んで押しかけてくるというデマが飛んで職員室が騒然となったとか。あの頃は何でも粉砕とか阻止とか勇ましい言葉が飛び交っていて、村上龍は佐世保の高校を封鎖し(小説「69」になっている)全国ニュースになっている。
私の卒業式も在校生出席なしで卒業証書を校長からもらうだけだった記憶。卒業証書を手渡される時には校長に礼もしないで横向いて受け取った失礼な高校生でした。
たまたまテレビを見ていたら母校の卒業式をやっていたが、異例なことに在校生の出席はなしで保護者も人数制限とのナレーションでした。私にとっては記憶通りの当たり前の式なのですが、もう卒業後50年近くたっているので、当時は疾風怒涛の世情の中で異例な高校生活を過ごしてきたということをいまさらながらに感じます。
でも歳を取ってしまえば多分こういった異例な式をしたということは普通の式を行うよりは記憶に残るのでは。
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3月8日木が崎公園テニスコートは今日も雨

2020-03-08 12:21:09 | テニス
前日の予報では午前中は雨。でも9時ごろにはあがるかもしれないという感じ。9時にあがれば10時ごろからでもやれるかも。
先週も雨で流れているので10時からでもできればやりたい。
かすかな期待を抱きつつ朝起きて外を見ると雨。予報通りです。

そんなに強い降りではないのですが、雲は厚い。
やっぱりだめか。
それでも、かすかな望みを持って朝食後に時間ごとの雲の動きをチェックしたのですが、午前中はまったく雲に覆われている。

午前中どころか昼過ぎても雨雲に覆われている。
これでわがテニスクラブは3週連続で雨天中止。
世の中イベント自粛の宴会も自粛。酒を飲む機会も消滅しているのですが、テニスの後の飲み会は残った唯一の機会だったのですが、こちらは雨でテニスが中止なので、当然後の飲み会だけをやる事はありえない。
と言っても雨を見ながら酒を飲みつつ俳句でも読むという風流もないので、どうしたもんじゃろの~
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引き籠り生活は暇つぶしに干物つくり

2020-03-06 07:19:17 | Weblog
図書館も休館で、イベントは軒並み中止。3月の宴会も悉く中止で、地下鉄に乗るのもマスクなしでは冷たい視線を浴びるので控えざるを得ない。
おまけにイオンのイオンラウンジも休業。ここは特に休業する必要はないと思うのですが、収益を生むところでもないので、もともと見直ししたかったからか。

こうなるとラウンジでコーヒーでも飲みながら新聞を読むこともできません。
必然的に引きこもり生活になってしまうのですが、夜の暇つぶしに干物つくりに挑戦。
まずは人が少なくなる夜のイオンの鮮魚売り場に行って、見切りの魚を物色。
今回は「にぎす」に。

「きす」と名乗っていますが、どうも深海魚の類でキスとは全く別の魚みたいです。
半額に見切られていて、税込み160円ですので1尾40円。初めての魚ですけど失敗しても許容の範囲内です。
まずは塩を振りかけて、ドリップを出す。しばらくして塩を洗い落してよく水気をペーパータオルで拭き取る。
ここでおなかに包丁を入れて腸を出す。包丁は私の専用出刃包丁。ちゃんと砥石でといて手入れをしています。

これで下準備完了。
あとは水500㏄に、塩大匙1杯、酒も大匙1杯。まあ、酒は個人的な好みですけど、これがどの程度効果があるのかはよくわからん。
この漬け汁に1時間漬けます。

あとは洗濯ばさみに挟んでべランダで一夜干し。

朝になれば丁度いい具合に乾いていました。

干物といえども新鮮さが命なので夜には焼いていただきました。
でもこの大きさなので酒の肴にちょうどいい。

合わせるお酒は「朝日山」の純米吟醸。
お酒は当然おいしかったのですが、干物も美味しい。
淡白な味で身離れが良くてきれいに骨だけ残りました。

さすがに頭を食べようと思いませんでしたけど。
ところでこの干物つくりに並行して「西京漬け」にも挑戦。同じ時にっ見切られていた鯛も買ってきたのです。

こちらは3切れで500円ちょっとなのでちょっと高価。
こちらも下処理として塩を振ってからドリップを出してよく水気を拭きとる。
キッチンペーパーにくるんで味噌床に漬け込みます。

ビジュアル的には面白く何ともないですね。
こちらは3日ほどは冷蔵庫の隅で寝かせます。
焼く時は味噌をよく拭き取らないと焦げます。

これもいい酒の肴。
今回合わせるのは宮崎の麦焼酎「くろうま」をお湯割りで。
どこにも出かけないで、こうやって家飲みしているとかえって体に悪そう。
どうしたもんじゃろの~

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「有頂天家族」森見登美彦

2020-03-04 12:00:39 | 
高校の同級生から勧められたのですが、実はこの「森見登美彦」という作家はまったく知りませんでした。
まあ、暇つぶしに図書館にあったら借りてみるかと手に取った次第ですが、今この作家の一番に読む本として、この本が良かったのかどうか。当然ながらテレビアニメ化されたということも全く知りませんでした。まあ、この本を実写映像化は無理でしょうけどね。

というわけで全く先入観なしでしたが、面白く読むことができました。
最初の印象はジブリ映画の高畑勲監督「平成狸合戦ぽんぽこ」と万城目学の「鴨川ホルモー」を一緒にぶち込んでシェイクしたカクテルのような感じだったんですが、読み進めていると荒唐無稽な森見ワールドに引き込まれていきます。
舞台は京都。現代に生きる狸に天狗、七福神が絡む奇想天外、奇妙奇天烈、荒唐無稽な物語。
京都狸界の頭領「偽右衛門」であり伝説の狸であった下鴨総一郎の4人の子どもたち、三男の矢三郎が主人公。長男の矢一郎は、カチカチに堅いわりに土壇場に弱い生真面目な性格を、次男の矢二郎は大酒飲みなところを引き継ぐのだが引き籠りに、そして主人公の三男の矢三郎は無鉄砲な阿呆のところを、四男の矢四郎は不甲斐ないのだがやさしい性格をと、それぞれ父の血を部分的に引き継いでいるのだが、それらはすべて併せ持った父総一郎の偉大なこと。その偉大さに押しつぶされそうになりつつ、あとを追う子供たち。
ところでその父総一郎は七福神の宴会で狸鍋にされ食べられてしまっている。
矢三郎の恩師で腐れ縁で突かず離れずかかわっている引退して落ちぶれた天狗の赤玉先生こと如意が嶽薬師坊が狂言回しとなり、赤玉先生が琵琶湖畔からさらって天狗に仕立てて恋人と思っている弁天、赤玉先生のライバルの鞍馬天狗に、総一郎の弟で不倶戴天の敵になってしまった夷川早雲とその一家。ハチャメチャなメンバーが綾なす連作物語は、総一郎が何故易々と狸鍋にされてしまったのかというなぞ解きを軸に進んでいきます。
京都の地名とか名所旧跡がどんどん出てきますので、京都について詳しくない人は地図なりガイドブックを横に置いて読むといいでしょう。まあ、友人が京都の大学にいた関係で学生時代は年1~2回は行った事があり、あやふやながら感覚として理解できたので、通り一遍の知識があればなんとなくわかるんですけどね。
面白かったので続刊「有頂天家族 二代目の帰朝」も借りてきてしまいました。
図書館が臨時休館になるので一気に読まないで、1章づつ読むことにします。
小説の面白さは「我を忘れること」と「身につまされること」といった人がありますが、この小説は我を忘れて森見ワールドに浸りきることだと思います。そうなるとちょびちょび読むのはちょっとね~、悩ましいことです。
ところで森見登美彦の最初に読むべき代表作は何でしょうか。
コメント (1)
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引き籠りするしかない日々

2020-03-02 14:15:45 | Weblog
新型コロナウイルス肺炎の余波でイベントは軒並み中止か延期。毎月楽しみにしていた「白鳥寄席」も3月は中止です。

白鳥庭園では観桜会も中止というのはちょっと気が早いような気もしますけど。でも庭園自体は屋外施設なので制限はないみたいですので散歩ぐらいはできそうです。
ついでにというわけではないのですが、年度末を控えての送別会なども軒並み中止。おかげで3月の宴会予定は真っ白です。
スポーツセンターとか生涯学習センターなども臨時休館に。
ついには図書館も月曜日から臨時休館に。

慌てて日曜日に限度いっぱいまでの本を借りてきました。
こうなると年金生活の高齢者の行き場所がない。地下鉄に乗るのもマスクをしていないと何を言われるかもわからないというギスギスした状況では、迂闊に敬老パスも使えない。
因みに我が家のマスクの備蓄もあと一箱。

私はほとんど使わないのですが、家族はみんな毎日マスクを着けているので、いつまでもつやら。いつも薬局で確認しているのですが、どこも売り切れ。みんなどこで入手しているのでしょうか。
天気がいい日は散歩に出かけた公園で独りベンチに佇み、来し方行く末に思いを巡らすしかないのか。でも雨が降るとどうすればいいのか。
どうもこのままいくとオリンピックにまで影響しそうで首相官邸がパニック状態になったような気がしますが下司の勘繰り?それ迄厚労大臣に任せきりだったのにIОCが何やら言った途端エンジンがかかってきたみたいなのですが、たまたまのタイミング?首相が決断すれば万能だというような感覚もなんだかな~です。
因みに日曜日に社会の安寧を祈念してきた熱田神宮では、西門観光バス駐車場には1台のバスも停まっていなかった。

こんなことも初めてのような気がします。確かに中国人団体客はいなかったのですが、境内は日曜日ということもあってそこそこの人出でした。それでも普段と比べて、まあ、心静かに日本の安寧を祈ることができました。

境内の「ならずの梅」も満開で、お宮参りの方もちらほら見え、穏やか日曜日です。
行く当てもない高齢者は引き籠りになるしかないのか。
カラオケ喫茶を経営(と言っても趣味の延長のようなものです)している友人もしばらく臨時休業にするとか。休んで何やるのと聞くと引き籠って家で酒でも飲むしかないかな…そのほうが体に悪いのでリスクは高いのではないでしょうか。
夜、回転すしへ行ったのですが、いつもなら番号札を取って10人以上待つのですが、待つこともなくすぐに案内。考えてみるとブッフェスタイルとかバイキング方式は感染の危険性が高いと言われていますが、回転すしでも回転している間にどうなっているのか…考えると恐ろしいのですが、見たくない現実はスルーして空いていてよかったと思うのです。
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