BS12という局はほとんど縁がないのですが、毎週「マーケットアナライズ」だけは欠かさず見ています。
今まで土曜の13時から45分だったのですが、突然土曜の朝6時からの1時間になり15分だけバージョンアップしたのですが、早朝なので録画してみるようになりました。
もともとは鈴木一之さんの講演を聞いた時に紹介されたので見るようになったのですが、市況の1週間の動きをチェックするのには最適だと思っています。
テレビだけでなく時折「リアルマーケットアナライズ」として各地の会場でレギュラーメンバー+おなじみのコメンテーターで開催されます。
これも例によってコロナ禍で暫く行われていなかったのですが、最近やっと復活。名古屋でも開催されることに。
早速ホームページから申し込み見事当選。
会場はJPタワー3階。
JPタワーは地階の居酒屋しか行ったことがないので、わざわざ地下に降りて地下街から上がっていったのですが、JRタワーの2階と繋がっていいたので、2階にあがった方が早かった。
3階の東天紅を通り過ぎて一番奥にあるホールへ。
実は13時開演なのですが、どうしてか13時開場13時30分開演と勘違いしていて、13時少し前に着いたら会場は満席でちょっとびっくり。
なんとか一番後ろの席を確保できました。
ざっと見て数えると定員150名か。岡崎良助さんによると応募倍率はほぼ2倍とかで予想外に欠席が少なくて満員だとか。みんな画面でなくて対面の講演を久し振りで楽しみにしていたのでしょう。
最初は岡崎さんの基調講演。テーマは「インフレの時代」。
・海外からのインフレは3年かけて届く。
・賃金デフレ圧力はとまった。団塊世代の本格的な退場が始まっている。
・製造業の国内復帰。日本の競争力が戻ってきている。
・不動産は上昇トレンドに。便利なところに人が集まり不動産価格は上がる。
物価は上がっても、債務は変わらない。個人の現預金保有は1000兆あるがインフレの時代に沿った行動を、具体的にはお金に働いてもらうことを考える。
続いて鈴木一之さんと鎌田伸一さんのカマスズ株談義。岸田総理は参議院選を勝利し、長期政権に。これから2050年に向けてGX(グリーントランスフォー)・DX(デジタルトランスフォー)が本格化するのでそれに向けた会社は推奨。IT人材開発の会社も注目。でもそういう会社はカタカナ名で何をやっている会社かさっぱり分からない。よく分からない会社は投資しずらい。
休憩を挟んで岡崎、鈴木、鎌田に永濱利廣さんを加えてパネルディスカッション。
話はあちこちに飛ぶのですが、結構みんなの意見が食い違っていたり、永濱さんのオフレコ情報が出てきたりして、面白かったっですね。
・米国のインフレは明らかに供給制約による。労働制約は深刻でなかなか解消しないかも。
・市場はFRBの7月利上げは織り込み済み。9月の利上げが0.5か0.25かに注目する必要アリ。
・日銀の黒田総裁はイールドカーブコントロールを変更するつもりがない。今後誰が総裁になるか、本命は日銀出身の中曾か現副総裁か。いずれにしても金融政策は変わってくる。為替は大きく変動しない方がいいのでアメリカの金利にもよるが日本のとりうる政策はあまり変えようがない。
・金余りと低金利の持続でバブルが再来はあるのか?余った資金の行き先は株と土地ぐらいだが、銀行はつぶれない、土地は必ず値上がりすといった神話が消え、少子高齢化の進む日本の未来に対しては国民は悲観的なのでバブルにはならないだろう。
・個人資産の50%超の現預金1000兆円について、投資先を多極化する必要がある。Jリートも狙い目かも。
・安倍政権はいろいろ打ち出してきたのだが、やるやるとやってる感だけだしてほとんど何もしなかった。その面では岸田政権は新味はないがやるべきことを確実に実行すればいい(これは鈴木さんの意見。多分永濱さんも岡崎さんも意見は違うのでしょう)。
・団塊の世代が退場し、人件費は上がらざるを得ない。ここに好循環が生まれてくる。
・学生のバイト先としてのスタバとビールの売り子、チアリーダーの職歴は企業の高評価を獲る。スタバは賃金は安いが研修がしっかりしていて働いたことが評価される。ビールの売り子も誰が注文してそろそろお替りの頃かと予測して行動するので気働きが評価されるとか。
・インバウンド需要は市場はすでに織り込もうとしている。ホテル、商業などはこれから注目されてくる。
・いつもの鈴木さんの注目株もありましたが最近目が悪くなり一番後ろは見難くてメモを取ることが出来ませんでした。一応関心がある会社は覚えておきましたが、内緒。
今回のリアルマーケットアナライズにはレジュメがなくて、メモを取るのもパンフの空白に書くので、その点は配慮してほしいものです。まあ、ノートとペンは持参しろよと言うことか。
予定通り16時に終わりましたが久しぶりの対面の講演会に満足、満足。それにしても名古屋駅は人で一杯、コロナはすでに遠い昔のよう。
今まで土曜の13時から45分だったのですが、突然土曜の朝6時からの1時間になり15分だけバージョンアップしたのですが、早朝なので録画してみるようになりました。
もともとは鈴木一之さんの講演を聞いた時に紹介されたので見るようになったのですが、市況の1週間の動きをチェックするのには最適だと思っています。
テレビだけでなく時折「リアルマーケットアナライズ」として各地の会場でレギュラーメンバー+おなじみのコメンテーターで開催されます。
これも例によってコロナ禍で暫く行われていなかったのですが、最近やっと復活。名古屋でも開催されることに。
早速ホームページから申し込み見事当選。
会場はJPタワー3階。
JPタワーは地階の居酒屋しか行ったことがないので、わざわざ地下に降りて地下街から上がっていったのですが、JRタワーの2階と繋がっていいたので、2階にあがった方が早かった。
3階の東天紅を通り過ぎて一番奥にあるホールへ。
実は13時開演なのですが、どうしてか13時開場13時30分開演と勘違いしていて、13時少し前に着いたら会場は満席でちょっとびっくり。
なんとか一番後ろの席を確保できました。
ざっと見て数えると定員150名か。岡崎良助さんによると応募倍率はほぼ2倍とかで予想外に欠席が少なくて満員だとか。みんな画面でなくて対面の講演を久し振りで楽しみにしていたのでしょう。
最初は岡崎さんの基調講演。テーマは「インフレの時代」。
・海外からのインフレは3年かけて届く。
・賃金デフレ圧力はとまった。団塊世代の本格的な退場が始まっている。
・製造業の国内復帰。日本の競争力が戻ってきている。
・不動産は上昇トレンドに。便利なところに人が集まり不動産価格は上がる。
物価は上がっても、債務は変わらない。個人の現預金保有は1000兆あるがインフレの時代に沿った行動を、具体的にはお金に働いてもらうことを考える。
続いて鈴木一之さんと鎌田伸一さんのカマスズ株談義。岸田総理は参議院選を勝利し、長期政権に。これから2050年に向けてGX(グリーントランスフォー)・DX(デジタルトランスフォー)が本格化するのでそれに向けた会社は推奨。IT人材開発の会社も注目。でもそういう会社はカタカナ名で何をやっている会社かさっぱり分からない。よく分からない会社は投資しずらい。
休憩を挟んで岡崎、鈴木、鎌田に永濱利廣さんを加えてパネルディスカッション。
話はあちこちに飛ぶのですが、結構みんなの意見が食い違っていたり、永濱さんのオフレコ情報が出てきたりして、面白かったっですね。
・米国のインフレは明らかに供給制約による。労働制約は深刻でなかなか解消しないかも。
・市場はFRBの7月利上げは織り込み済み。9月の利上げが0.5か0.25かに注目する必要アリ。
・日銀の黒田総裁はイールドカーブコントロールを変更するつもりがない。今後誰が総裁になるか、本命は日銀出身の中曾か現副総裁か。いずれにしても金融政策は変わってくる。為替は大きく変動しない方がいいのでアメリカの金利にもよるが日本のとりうる政策はあまり変えようがない。
・金余りと低金利の持続でバブルが再来はあるのか?余った資金の行き先は株と土地ぐらいだが、銀行はつぶれない、土地は必ず値上がりすといった神話が消え、少子高齢化の進む日本の未来に対しては国民は悲観的なのでバブルにはならないだろう。
・個人資産の50%超の現預金1000兆円について、投資先を多極化する必要がある。Jリートも狙い目かも。
・安倍政権はいろいろ打ち出してきたのだが、やるやるとやってる感だけだしてほとんど何もしなかった。その面では岸田政権は新味はないがやるべきことを確実に実行すればいい(これは鈴木さんの意見。多分永濱さんも岡崎さんも意見は違うのでしょう)。
・団塊の世代が退場し、人件費は上がらざるを得ない。ここに好循環が生まれてくる。
・学生のバイト先としてのスタバとビールの売り子、チアリーダーの職歴は企業の高評価を獲る。スタバは賃金は安いが研修がしっかりしていて働いたことが評価される。ビールの売り子も誰が注文してそろそろお替りの頃かと予測して行動するので気働きが評価されるとか。
・インバウンド需要は市場はすでに織り込もうとしている。ホテル、商業などはこれから注目されてくる。
・いつもの鈴木さんの注目株もありましたが最近目が悪くなり一番後ろは見難くてメモを取ることが出来ませんでした。一応関心がある会社は覚えておきましたが、内緒。
今回のリアルマーケットアナライズにはレジュメがなくて、メモを取るのもパンフの空白に書くので、その点は配慮してほしいものです。まあ、ノートとペンは持参しろよと言うことか。
予定通り16時に終わりましたが久しぶりの対面の講演会に満足、満足。それにしても名古屋駅は人で一杯、コロナはすでに遠い昔のよう。