ご存じ「ゾンビ体操」を提唱している池谷先生の新刊。
テレビなんかにも出ているので、この本も結構人気で図書館で予約したら30人以上の待ちがありました。
でも以前は血管を鍛えればと言っていたのに今度は「炎症」かよ。
まあ、少しづつ趣向を変えていって本を売らないとね。
でこの本で言っていることは、いろいろ医学的な解説もついているけど、いたってシンプル。
血管の老化も炎症がかかわっていて、それだけでなく、糖尿病、がん、うつ、アルツハイマー型認知症、アトピー性皮膚炎などの病気に、「炎症」という共通の原因が隠れている。
う~ん、結論だけならプロローグの最初の2ページだけでオッケーです。
ここでいう「炎症」とは急性のものではなくて慢性のもの。そのため炎症とは気が付かないことが多いのですが、ひっそりと潜んでいる炎症を抑えることができるのならば、いろいろな病気を予防できるのです。
最初は、生活習慣病、アレルギー、がんなどと症状別に何故病気になるのかを解説しています。
続いてその炎症の温床となっているのが「肥満」とか。だけどだからダイエットしろと言われてもみんな出来ないから苦労しているんですし、いまだにちょっと評判になったダイエット本は、すぐにベストセラーになりますよね。
生活習慣病健診についてもいろいろ議論がある中では、はい、はいと言うしかありません。
最後の2章で具体的にどうすればいいかと書いてあるのですが、まずは食事。
ここで取り上げられているのは油。「EPA」と「DHA」が炎症を抑えるとか。魚の脂にたくさん含まれているやつですよね。そこから脂肪酸の種類についても詳しく解説してありますけど、炎症を抑える「EPA」とか「DHA」はオメガ3系脂肪酸。オメガ6系脂肪酸は取りすぎると炎症を促すもので「リノール酸」など。サラダ油に多く含まれます。オメガ9系脂肪酸は炎症にはかかわらないのですが、オイレン酸でオリーブオイルなどです。それぞれの違いを知って、とにかく魚を食べましょう。そう魚ばかりはと言う人は「アマニ油」とか「エゴマ油」を取ること。これはジュースに小さじ1杯垂らして飲めばいいとか。それも面倒くさいと言う人にはサプリメントですね。
でも以前無料だったので申し込んでサントリーの「EPA」と「DHA」のサプリメントを飲んだのですが、食後げっぷが出ると魚の脂くさいというかで、当然ながら1月ぐらいでは目立った効果も実感できずに辞めてしまったのですが、サプリメントと言うと顕著な効果もなくて効くだろうという信仰みたいなものですけど。
よくお菓子などに使われている「トランス脂肪酸」は出来るだけ取らないように。原材料名に「マーガリン」「ショートニング」「ファットスプレッド」「加工油脂」と書いてあればトランス脂肪酸が入っていると考えていいです。そうするとインスタント食品なんかもダメと言うことになってしまいます。ちょっと厳しい。
「抗酸化力」の高い野菜は「抗炎症力」も高いのでたくさん食べましょう。できれば皮ごとね。
体質改善で挙げられているのは、ご存じ「ゾンビ体操」。ご存じない方はネットで調べてみれば動画付きですぐに分かります。
ちなみに私は一日10回ほどやっているのですが、健康診断の結果を見ると全く効果なし。まあ、手軽でお金もかからなし、やめるのも癪なのでひたすら効果を信じてやっていますが…
今回新たに出てきたのが「全身ぐーぱー体操」「お風呂でぐーぱー体操」。まあ、これは興味のある人はどうぞ。
至って平易に、要は生活習慣に気を付けましょうと言っているだけなので、暇なときに寝っ転がってでも読めます。生活習慣を改めようと思った時に、空気を入れるにはいいですね。
テレビなんかにも出ているので、この本も結構人気で図書館で予約したら30人以上の待ちがありました。
でも以前は血管を鍛えればと言っていたのに今度は「炎症」かよ。
まあ、少しづつ趣向を変えていって本を売らないとね。
でこの本で言っていることは、いろいろ医学的な解説もついているけど、いたってシンプル。
血管の老化も炎症がかかわっていて、それだけでなく、糖尿病、がん、うつ、アルツハイマー型認知症、アトピー性皮膚炎などの病気に、「炎症」という共通の原因が隠れている。
う~ん、結論だけならプロローグの最初の2ページだけでオッケーです。
ここでいう「炎症」とは急性のものではなくて慢性のもの。そのため炎症とは気が付かないことが多いのですが、ひっそりと潜んでいる炎症を抑えることができるのならば、いろいろな病気を予防できるのです。
最初は、生活習慣病、アレルギー、がんなどと症状別に何故病気になるのかを解説しています。
続いてその炎症の温床となっているのが「肥満」とか。だけどだからダイエットしろと言われてもみんな出来ないから苦労しているんですし、いまだにちょっと評判になったダイエット本は、すぐにベストセラーになりますよね。
生活習慣病健診についてもいろいろ議論がある中では、はい、はいと言うしかありません。
最後の2章で具体的にどうすればいいかと書いてあるのですが、まずは食事。
ここで取り上げられているのは油。「EPA」と「DHA」が炎症を抑えるとか。魚の脂にたくさん含まれているやつですよね。そこから脂肪酸の種類についても詳しく解説してありますけど、炎症を抑える「EPA」とか「DHA」はオメガ3系脂肪酸。オメガ6系脂肪酸は取りすぎると炎症を促すもので「リノール酸」など。サラダ油に多く含まれます。オメガ9系脂肪酸は炎症にはかかわらないのですが、オイレン酸でオリーブオイルなどです。それぞれの違いを知って、とにかく魚を食べましょう。そう魚ばかりはと言う人は「アマニ油」とか「エゴマ油」を取ること。これはジュースに小さじ1杯垂らして飲めばいいとか。それも面倒くさいと言う人にはサプリメントですね。
でも以前無料だったので申し込んでサントリーの「EPA」と「DHA」のサプリメントを飲んだのですが、食後げっぷが出ると魚の脂くさいというかで、当然ながら1月ぐらいでは目立った効果も実感できずに辞めてしまったのですが、サプリメントと言うと顕著な効果もなくて効くだろうという信仰みたいなものですけど。
よくお菓子などに使われている「トランス脂肪酸」は出来るだけ取らないように。原材料名に「マーガリン」「ショートニング」「ファットスプレッド」「加工油脂」と書いてあればトランス脂肪酸が入っていると考えていいです。そうするとインスタント食品なんかもダメと言うことになってしまいます。ちょっと厳しい。
「抗酸化力」の高い野菜は「抗炎症力」も高いのでたくさん食べましょう。できれば皮ごとね。
体質改善で挙げられているのは、ご存じ「ゾンビ体操」。ご存じない方はネットで調べてみれば動画付きですぐに分かります。
ちなみに私は一日10回ほどやっているのですが、健康診断の結果を見ると全く効果なし。まあ、手軽でお金もかからなし、やめるのも癪なのでひたすら効果を信じてやっていますが…
今回新たに出てきたのが「全身ぐーぱー体操」「お風呂でぐーぱー体操」。まあ、これは興味のある人はどうぞ。
至って平易に、要は生活習慣に気を付けましょうと言っているだけなので、暇なときに寝っ転がってでも読めます。生活習慣を改めようと思った時に、空気を入れるにはいいですね。