怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

名証ウインターセミナー

2013-03-02 15:07:04 | Weblog
2月26日に名古屋証券取引所主催のウインターセミナーがあったので行って来ました。
この日の企業説明は、日本空調サービスと東邦ガス。
日本空調サービスは夏のセミナーでも説明を聞いていて、一応登録銘柄として株価はチェックしています。説明は社長さんが一人でしましたが、ざっくばらんなやり手の社長さんという感じです。8月が710円で今が810円くらい。他の株と比べると出遅れ感があるのですが、それだけに今が買い時かも。ただ設備メインテナンスという業種は競争が激しいので、なかなか大きく業績を伸ばすのは難しいのではと思います。それでも単なるビルメンではなく目指している分野である特殊、高精度の環境を求められる病院とか空港とかに特化できれば勝機はありそうです。問題は技術をいかにつけていくかでしょう。名古屋の会社(本社は名東区)ですし、応援したい気もあるのでこれからも要チェックです。
もう1社は東邦ガスですが、こちらは社長ではなくて財務部長の説明。いかにも東邦ガスらしく官僚的(?)な説明で面白みにかけます。質疑ではシェールガス革命をどう考えるかでしたが、供給源の多様化の観点では導入したいけど、価格だけで飛びつくのはどうかといったところでしょうか。ちなみに円安は原料高になるのですが、ガス料金はそれに応じて上がるので中長期では中立。地元企業が円安で生産が上がるとそれはプラス。

今回の第2部の講演は株式アナリストの鈴木一之さんによる「景気サイクルから見た株式市場の現状、そして未来」です。私はこの人の講演は内容が腹に落ち元気が出るので都合がつけば聴くようにしています。今回はアベノミクスで絶好調の時なので、最初の挨拶が「おめでとうございます。」2013年は3年続く上昇相場のスタートの年!実は変化は既に始まっていたのですが、政策がその波に上手く乗ったという評価です。14000円を抜くのではというまことに頼もしい言葉でした。ただし世の中はまだまだ不景気、株は半年先行で上がっているのが今の状況とか。まだまだ絶対水準は低くこれから「アベノミクス」という共同幻想にのって「失われた20年」に挑んでいくのではということみたいです。

今は大型株、バリュー株が出遅れているので、ここが動き出すといよいよですね。世界経済も回復基調が一段と鮮明になっており何を買ってもいいですよとか。
元気が出る内容でしたが、私としては原資がないのが難点です。
コメント
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