怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

いつもの額田のお盆

2009-08-17 15:38:35 | Weblog
義父は脳梗塞で入院中で、歳も歳でなかなか退院の目途が立ちません。いつのまにか要介護4になっていました。
それでもお盆くらいは家に帰りたいだろうと15日は妻が付き添って家に帰って泊まる事にしました。私と子供たちは翌日午前中に額田へ行きました。
お昼は国府のスーパーでお寿司を買ってみんなで食べました。義父は箸は使えず、スプーンとフォークでこぼしながら食べるのですが、食欲だけはあって、一人でえびがほしいと4貫あるうちの3貫を食べてしまいました。病気前は美味しいから食べなといってもなかなか手を出さなかったのに、ぼろぼろこぼしながら食べている姿は病気を実感させるのでした。
顔はちゃんと分るのですが言葉はゆっくりしか出てこず、まともな会話は成り立ちません。歩くのも支えながらでないといけなくて、トイレに行くのも一仕事です。妻は一晩付き合ってぐったり疲れたみたいで2時には病院に連れて帰しました。
それでも私がビールを飲んでうとうとしていたら、義父が突然怒ったような口調で「迷惑を掛けるけどよろしく頼む」というのでびっくり。きっとこれだけは言って置かなくてはいけないと言う強い思いがあったのでしょう。ずっと気にかかっていて何とか言ったみたいです。惜しむらくは私が半分酔っぱらっていて、突然言われても中途半端な返事しか出来なかったことでした。
義父は病院に帰って、夜は恒例のバーベキュー。途中通り雨があって軒先の冴えない形になりましたが、牛、ブタ、トンちゃんと焼いて、私は炭火を起こしながら暑いのでビールをひたすら飲んでいたのですが、一人で1.4リットル飲めました。お昼にも500缶を飲んだので、この日は額田で一人で飲んだ最高記録でした。
翌日は天気がよかったので河原神社まで散歩してバーベキューの後片付けを済ませると、疲れ果てた妻は9時過ぎには帰ることに。
病み衰えた義父を見て子どもたちも感じることはあったのでしょう。こういう経験も大切ですよね。でもなんか疲れた額田の盆でした。
コメント
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