仮面の告白『雲の上の虹』

この世の誉・不正・不道徳・破廉恥・権力者を追及し、無害なことも記録しつつ、雲の上の虹をめざす枕流亭の日記(日乘)

菅伸子:夫の人望のなさを証明か!?

2010年09月11日 | 閑話
 小沢派新聞の日刊ゲンダイ(ゲンダイネット)の記事などまともに扱えないのだが、今回の記事はまさにその通りというもの。菅総理の夫人伸子氏のことだ。

 伸子氏が代表選の前線で頑張っていることは他のメディアも報道されているが、ゲンダイの視点は納得のいくものだといえる。

 かつての不倫報道以来、菅総理がこの夫人に全く頭が上がらないことは証明なしで納得できる。

 そして夫人が前面に出れば出るほど、菅の人望のなさを証明するという指摘も政界では正しいだろう。


この勘違い夫婦にはまいったなぁ~
二人で40年前の全共闘やってるもの~




メンドリ歌えば国滅びる


 度を越した女の出しゃばりは、目に障るし、鼻につくものだ。民主党代表選で菅首相の応援団長のつもりで大ハシャギしている伸子夫人(64)が、永田町で「何サマのつもりか」とヒンシュクを買うのも当然である。
 首相夫人の動きは、とにかく異常だ。

「代表選が今月1日に始まるや、伸子夫人は陣営の江田五月選対本部長と一緒に、議員会館の民主党議員の部屋を片っ端から回り、“菅直人の家内でございます~”と、やっていた。個人の選挙ならともかく、首相を決める重大な選挙で女房が報道陣を引き連れて先頭に立って票集めをするなんて前代未聞。しかも、これにとどまらず、以後もテレビや雑誌のインタビューに出ずっぱり。首相本人よりも女房の方が目立っているありさまです」(民主党関係者)
 調子に乗って、雑誌やテレビでは「小沢さんの指導力は演出されたもの」「小沢さんは予算の一律10%減のことを言うけど、これから削ったり、付け足すことをやるわけだから……」と、自分が首相のつもりの越権発言までしている。

 家庭でも菅首相はこの調子で口を出されているのかと思うと、ゾッとしてくる。
 だが、それでも止まらない。亭主が官邸から公務そっちのけで議員に電話をかけまくっているのに合わせて、菅夫人まで地方議員に電話をかけているのだ。陣営が持っている名簿を見ながら、1日200件以上の電話攻勢というから呆れるしかない。

●党内でも「首相は大丈夫なのか」の声
 完全にやりすぎ、行き過ぎだ。政治評論家の浅川博忠氏が言う。
「政権運営は仙谷官房長官任せの菅首相が、大事な首相再選選挙では夫人に頼り切っている。ここが一番の問題です。“首相は大丈夫なのか”と、誰もが思ってしまう。奇異だし、失礼だと民主党議員たちは思ってますよ。伸子夫人は、首相が公務で忙しいから、自分が代わりにやっていると言い訳していますが、自民党時代から現職総理の夫人が代表選でここまでシャシャリ出たのは記憶にありません。普通なら側近議員が票集めを仕切るもので、夫人の出番はない。逆に言えば、菅首相にはそういう有能な取り巻きや側近議員が少ないことを証明したようなものです」

 首相を選ぶ代表選は、家族総出の個人の総選挙などとは性質が全然違うのだ。少なくとも天下国家を論じ、そこで競わなければいけないから、女房がずうずうしく出てくる幕はない。それを区別できず、「お前は引っ込んでいろ」と言えない菅。情けないものだ。こんな映像が海外で流されたら、赤っ恥ものだ。

●菅政権の日本を食いものにしようと狙う米国
「雌鳥(めんどり)歌えば、家滅ぶ」ということわざが中国にある。妻が勢力を振るう家は、夫の権威が保てなくなり、やがて家は滅びる。毛沢東の江青夫人が「文化大革命」と称してムチャクチャをした「4人組事件」のときに、よく使われた言葉だが、出しゃばり女房に頼っている菅が首相では、余計に国が滅んでしまうんじゃないかと心配になるというものだ。

 経済アナリストの菊池英博氏が言う。
「間違って菅首相が再選されたら、この国は本当に終わってしまいますよ。円高対策ひとつとっても菅内閣は何もやれない。やれないのは、ドル安政策を仕掛ける米国に遠慮して何も言えないからです。米国の狙いは何かというと、自国の企業を守るために、日本の輸出企業や中小零細を根こそぎ弱らせ、潰してしまうことです。弱らせて、日本企業の技術だけを買い叩く。アメリカは生き残りのために、もはや日本を食いものにすることしか考えていないのです。それがミエミエなのに、菅内閣は何も手を打てない。アメリカの言いなりになり、アメリカの子分の官僚に操られていた方が楽だし、自分の政権が長続きできると思っているからです。この無能無知政権が続いたら、日本は経済的に破滅へ一直線ですよ」

●代表選の最大テーマは「国の存亡」だ
 女房に頭が上がらないような首相に、アメリカに注文をつけろと言ってもどだい無理な話。ならば、今度の代表選の機会にクビにするしかないのだが、大マスコミの直前予想では「大接戦」とか「菅優勢」なんて言われているから、本当に絶望的になってくる。民主党の党員や地方議員、国会議員は正気なのか。「日本の存亡の危機」よりも、「首相をコロコロ代えるのはよくない」の方が大事だというのだろうか。

 真剣に国民生活のことを考えたら、民主党員は菅続投を絶対に阻止する義務と責任があるのだ。万が一、菅再選なんてなったら、民主党の国会議員や党員は一般国民から一生恨まれると覚悟した方がいい。
「民主党内の多くの知り合いに話を聞くと、例外なく口をそろえるのが、菅内閣では来年3月に行き詰まるというものです。非力で能なしの菅首相ではどの野党とも連立を組めない、最後は解散に追い込まれ、政権が終わるか、自民党に泣きついて連立してもらうしかないと、みんな予想している。少なくとも、この先半年以上、日本の政治は見通しが立たないわけです。八方ふさがりのデフレ大不況の中で、そんな政治空白を続けたら、この国は取り返しがつかないことになってしまいますよ」(菊池英博氏=前出)

 雌鳥の口をふさげとは言わないが、民主党員は冷静に正気に賢明になるときだ。


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2 コメント

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あ~あ。。。 (えむ)
2010-09-12 00:32:10
選挙前の大事な時期は、奥様は裏方に徹するのが本当の姿ではと思いますがねー。

実は、私の母方の亡き祖父は長いこと某市の市議をしていました。
子供の頃、選挙前に一度だけ祖父宅前の選挙事務所に行ったことがありますが、祖母は子供の目から見ても出しゃばってはいませんでした。
祖父が宣伝カーで帰ってくると、そのときだけは「皆様、○○が、ただいま帰ってまいりました!」とマイクで言っていたのを思い出します。

マダム菅、貴女が候補者じゃないんですよ(笑)、ですよねー。
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前首相夫人を超えてます! (kemen)
2010-09-12 10:26:07
前首相夫人も目立っていましたが、現総理夫人ほどではありませんでした。

本当にいずれ政治家になりそうな勢いですよ。

えむ様のお祖父様も議員でしたが、私の母方の祖父も田舎の名誉職として町議をしていました。
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