仮面の告白『雲の上の虹』

この世の誉・不正・不道徳・破廉恥・権力者を追及し、無害なことも記録しつつ、雲の上の虹をめざす枕流亭の日記(日乘)

秋刀魚考

2010年10月10日 | 閑話
  秋刀魚が我が国で低級魚から中流魚に格上げされたのはそう昔のことではない、かつては秋刀魚や鰯は肥料にも回された下魚だったのだから。
  夏目漱石が『吾輩は猫である』において「三馬」でサンマとしていたのは、漱石のなかにサンマへの評価がなされているようにも思える。

 もちろん、おいしいこととは別の評価から来ているのだが。

  貴族がそれらを食べなかったことの証左によくされる噂話、「紫式部が夫にかくれトイレ(臭いトイレを想像してはいけない)で鰯を食べた」とか、また、落語の「目黒の秋刀魚」でもわかるように将軍たちの食べるものではなかったのだ。江戸時代はマグロのトロは脂身として捨てていたくらいだから、脂の乗った秋刀魚やイワシの旨さは評価されようがない。
 
  さて、その秋刀魚、今年は不良でさらに高級魚に格上げされてしまった。とはいえ、庶民が手の届かないというほどの事はない。間違っても本マグロより高いということはないのだから。

  しかしながら例年に比べ高いことは間違いなく、食卓にのぼる回数は相当に減っただろう。

  そんなわけで今年は秋刀魚を集客イベントに使うことが多く見られた、いや、報道されたのか?


  そのイベントの一つを新華社が発信。リードに「日本の真実」とついたこの記事は、支那との食文化の違いを紹介しているだけだが、思うに秋刀魚もイワシもアシが速いので、我が国でも、支那でも王宮まで届けることができなかったがゆえに、食材として認知されなかったのかもしれないなぁ~と暇なことを思った。

  その後は海洋国家の我が国ではその美味さから大衆魚として認知されたが。


  支那政府の横暴をわきに観ながらこの様な暇な話を書いてみた。

  
 

サンマ、サンマ!サンマのうまさは秋に限るか
 




街角でサンマ? 「日本の真実」に中国人記者興味津々  新華社


 8日付の新華社は「日本社会の真実」と銘打った写真ニュースシリーズで、「街角で焼き魚」と題したニュース記事を配信した。

 撮影したのは東京・恵比寿の公園でこのほど開かれた「恵比寿となりのサンマ祭り」の様子。祭りでは2000尾の塩焼きサンマを無料で配布した。

 記事では「サンマは日本人の食卓で最もよく見られる海産物のひとつ」と紹介。異常気象の影響から今年は漁獲高が減り、一時、価格が高騰したことも説明している。

 中国ではサンマは一般的に食べられる魚ではなく、一部で炒めたり蒸したりして食べるものの、日本スタイルの塩焼きは中国人記者の目に珍しく映ったようだ。(新華社記者 華義撮影)

 


蓮舫問題を単純化してその責任を追及せよ!

2010年10月10日 | 不可思議
  与党にいる蓮舫大臣様の国会内でのアルバイト敢行問題は、単純化して考えるのが一番いい。使用規定、アルバイト禁止、国会議員の道義的責任の3点だ。
  仕分人としての仕事をするなら自ら襟をただすべき当然である。

   故に自民党の三原・佐藤両氏の言うことがもっとも正しい。

   片山さつきは有能な官僚だったが、有能な政治家ではない。この方がチャラ子であることは学生時代からだ。

   小池氏は参議院のことと達観している場合ではない。

   どうしようもないことを愚痴っているのが小沢ガール、誰かがわからないが、蓮舫氏がユニクロを着ていてもダメな話だ。


蓮舫氏の撮影風景は以下のところに載っている。
   
http://www.vogue.co.jp/fashion/news/2010-09/24/renhou

 

 3年前という片山氏の画像もみたがその派手さは全く違う。その撮影を超えるには中央玄関しかないないわな。

  




この問題で蓮舫の資質がわかったってことで
それはそれでよかった!次の選挙が楽しみさって、
ずっと先だな!それを見越してやったか!?




蓮舫撮影問題で…じゅん子、ゆかり、さつき女の戦い激化  zakzak

  蓮舫行政刷新担当相(42)による国会議事堂内でのグラビア撮影が「許可されていない営利目的だ」、「営利目的と知りながら議員活動と虚偽申請した」などとされている問題で、女性議員が“キャットファイト”を展開している。

  厳しい声を浴びせているのが自民党の三原じゅん子(46)、佐藤ゆかり(49)の両参院議員だ。三原氏は「本人は当然ネガチェックもしているでしょうし、(営利目的というのが)当然おわかりだったと思う。確信犯ではないか」と述べた。佐藤氏は「国を背負う大臣の大きな責任ある役職には当然、お立ちいただくことはできない」と辞任を要求した。

  一方、片山さつき参院議員(51)にはブーメランが直撃。8日の本会議で蓮舫氏を追及したが、その片山氏自身が雑誌「美人百花」2007年11月号のグラビアに、議事堂内のエレベーターホールや廊下で撮影した写真が掲載されており、写真説明には片山氏が着ていた服のブランド名と価格も書かれていたのだ。片山氏は「わたしは大臣になったことがない」と意味不明の弁明をした。

  自民党の小池百合子総務会長(58)は「各国では夕食会やコンサートが開かれている。国会が閉ざされている方がおかしい」と蓮舫、片山両氏を弁護。ぶって姫こと民主党の姫井由美子参院議員(51)は「見ていないので…」と参戦を避けた。

 ある小沢ガールズは「今後はブランド名とか価格を載せなきゃいいだけの話じゃないの」と冷ややかに話している。