秋刀魚が我が国で低級魚から中流魚に格上げされたのはそう昔のことではない、かつては秋刀魚や鰯は肥料にも回された下魚だったのだから。
夏目漱石が『吾輩は猫である』において「三馬」でサンマとしていたのは、漱石のなかにサンマへの評価がなされているようにも思える。
もちろん、おいしいこととは別の評価から来ているのだが。
貴族がそれらを食べなかったことの証左によくされる噂話、「紫式部が夫にかくれトイレ(臭いトイレを想像してはいけない)で鰯を食べた」とか、また、落語の「目黒の秋刀魚」でもわかるように将軍たちの食べるものではなかったのだ。江戸時代はマグロのトロは脂身として捨てていたくらいだから、脂の乗った秋刀魚やイワシの旨さは評価されようがない。
さて、その秋刀魚、今年は不良でさらに高級魚に格上げされてしまった。とはいえ、庶民が手の届かないというほどの事はない。間違っても本マグロより高いということはないのだから。
しかしながら例年に比べ高いことは間違いなく、食卓にのぼる回数は相当に減っただろう。
そんなわけで今年は秋刀魚を集客イベントに使うことが多く見られた、いや、報道されたのか?
そのイベントの一つを新華社が発信。リードに「日本の真実」とついたこの記事は、支那との食文化の違いを紹介しているだけだが、思うに秋刀魚もイワシもアシが速いので、我が国でも、支那でも王宮まで届けることができなかったがゆえに、食材として認知されなかったのかもしれないなぁ~と暇なことを思った。
その後は海洋国家の我が国ではその美味さから大衆魚として認知されたが。
支那政府の横暴をわきに観ながらこの様な暇な話を書いてみた。
サンマ、サンマ!サンマのうまさは秋に限るか!
街角でサンマ? 「日本の真実」に中国人記者興味津々 新華社
8日付の新華社は「日本社会の真実」と銘打った写真ニュースシリーズで、「街角で焼き魚」と題したニュース記事を配信した。
夏目漱石が『吾輩は猫である』において「三馬」でサンマとしていたのは、漱石のなかにサンマへの評価がなされているようにも思える。
もちろん、おいしいこととは別の評価から来ているのだが。
貴族がそれらを食べなかったことの証左によくされる噂話、「紫式部が夫にかくれトイレ(臭いトイレを想像してはいけない)で鰯を食べた」とか、また、落語の「目黒の秋刀魚」でもわかるように将軍たちの食べるものではなかったのだ。江戸時代はマグロのトロは脂身として捨てていたくらいだから、脂の乗った秋刀魚やイワシの旨さは評価されようがない。
さて、その秋刀魚、今年は不良でさらに高級魚に格上げされてしまった。とはいえ、庶民が手の届かないというほどの事はない。間違っても本マグロより高いということはないのだから。
しかしながら例年に比べ高いことは間違いなく、食卓にのぼる回数は相当に減っただろう。
そんなわけで今年は秋刀魚を集客イベントに使うことが多く見られた、いや、報道されたのか?
そのイベントの一つを新華社が発信。リードに「日本の真実」とついたこの記事は、支那との食文化の違いを紹介しているだけだが、思うに秋刀魚もイワシもアシが速いので、我が国でも、支那でも王宮まで届けることができなかったがゆえに、食材として認知されなかったのかもしれないなぁ~と暇なことを思った。
その後は海洋国家の我が国ではその美味さから大衆魚として認知されたが。
支那政府の横暴をわきに観ながらこの様な暇な話を書いてみた。
サンマ、サンマ!サンマのうまさは秋に限るか!
街角でサンマ? 「日本の真実」に中国人記者興味津々 新華社
8日付の新華社は「日本社会の真実」と銘打った写真ニュースシリーズで、「街角で焼き魚」と題したニュース記事を配信した。
撮影したのは東京・恵比寿の公園でこのほど開かれた「恵比寿となりのサンマ祭り」の様子。祭りでは2000尾の塩焼きサンマを無料で配布した。
記事では「サンマは日本人の食卓で最もよく見られる海産物のひとつ」と紹介。異常気象の影響から今年は漁獲高が減り、一時、価格が高騰したことも説明している。
中国ではサンマは一般的に食べられる魚ではなく、一部で炒めたり蒸したりして食べるものの、日本スタイルの塩焼きは中国人記者の目に珍しく映ったようだ。(新華社記者 華義撮影)