彼は「東京新聞」が報道した稲田朋美氏の質疑内容を「原稿をよむな」と誤報した内容および国会中継の稲田氏の質疑内容について、大要以下のようにのべた。
「ここまで汚い言葉で、いわなくてもいいようなものです。政策論争をしてほしいものです。」と発言。
菅の答弁がひたすら逃げであることには言及しないし、フジタ社員解放要求の質疑にも言葉をうしなう体たらくなのに。
国会質疑全体を知っていれば、かくのごとき愚かで作為的な発言はできないだろう?
コメンターの一人が野党の声は国民の声ですからと、その後言ったのでまだバランスがとれたが。
この吉澤氏は、全国紙はすべて目を通すとか?!しかし、とてもそのような教養レベルとは思えない。不偏不党は求めないが、あなたももう少し建設的な意見が言えないかい?
追記:ネットをみると同じような感想と怒りを持った視聴者は多くいたようです。
吉澤氏の左翼体質がでましたということらしいです。
自民挑発で「イラ菅」 「間抜け」呼ばわりに爆発
六日の衆院本会議での各党代表質問で、菅直人首相は低姿勢を心掛けた。参院で与党が過半数割れする「ねじれ国会」では、野党側への配慮が欠かせないためだが、対決姿勢を強める自民党側は激しい言葉で挑発。首相もこらえ切れず、思わず「イラ菅」を爆発させてしまった。 (三浦耕喜)
「私も野党時代はかなり厳しい言葉を使ったが、これほど汚い言葉は使わなかった」
自民党の谷垣禎一総裁に続いて質問に立った稲田朋美氏への答弁で首相が反論すると、議場はやじに沸いた。
稲田氏は質問で、首相を「間抜け」「腰抜け」「ひきょう者内閣」と、こき下ろした。原稿を読まずに答弁するよう求めると、「イラ菅」に火が付いた首相は「まず原稿を読まないで質問するのが筋だ」と反撃した。
これに先立ち、谷垣氏への答弁では「真摯(しんし)にお答えしたい」と低姿勢だった首相。二〇一〇年度補正予算に関して財源問題を指摘されると、「財政健全化を進めて内外の信任を確保する基本的考え方は共有している」と強調した。通常国会で自民党が提出し廃案となった財政健全化責任法案についても「政府の財政運営戦略と共通部分も多い。あらためて国会に提出すれば、しっかり受け止め議論したい」と前向きな姿勢を示した。
首相にとって目下最大の課題は、補正予算の成立。そのためには、野党の協力は欠かせず、協調ムードを盛り上げる必要がある。
だが、自民党にとっては、小沢一郎元代表が政治資金規正法違反事件で強制起訴されることや、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐる政府対応など、攻めどころは満載とあって、手をこまねいているわけにはいかない。
谷垣氏は、稲田氏ほど厳しい言葉を浴びせることはなかったが、小沢氏の証人喚問を求めたり、漁船衝突事件で船長を釈放した政府の対応を厳しく批判した。代表質問後、谷垣氏は「『イラ菅』といわれるが、何か言い返さずにいられない。菅さんは首相になり切れていない」と笑みを浮かべた。
一方、首相は「これをスタートに、もっと濃い議論ができて、合意形成の方向に議論が進めばいいと思っている」と記者団に強調。激しい論戦とは一転して、再び野党の協力に期待感を表明した。