事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

カテゴリの追加編集など

2006-06-25 12:00:35 | ブログ

 結局昨日は今まで書いた記事の分類しなおしだけで終わってしまいました。
カテゴリの追加はもちろんできるし複数のカテゴリを選べる機能もあったのですね。
「事件記者の物語」だけをまとめて見ていただけるようになって多少みやすくなったかと思います。もっとも記事そのものがやたら錯綜してるから続けて読んでもわかるのは書いた本人だけなのかな?

 本関係が「本と雑誌」ではあんまりなので、とりあえずミステリ、ファンタジー、SFに分けてみました。自分はこれ以外まず読みませんしね。
 パソコンと周辺機器というのも追加。デジタルオーディオやザウルスのこともネタにすると思われますので。では今日はこんなところで。


ある勇気の記録

2006-06-22 08:30:32 | 事件記者の物語

 昨日の続きです。
 他の人達はそれほどでもなかったんですよ。セイカイどんとシロさんはごくまともな記者だったしウラさんも「バッキ野郎」ではなかったハズ。ま、それだけつまらない番組になってたってことですがね。メンバー全員に個性を配分するなんて芸当は並の台本作者にできることじゃないのです。
 かわいそうだったのは若い二人。キンさんの石井淳さんは現場から逃げ出す臆病なカメラマンとして1回出ただけだったし、我が恋人のトシちゃんは援軍として途中からチラと顔を出したけどほとんどセリフもない端役でした(で、私はその日から見るのをやめてしまった)。

 「事件記者」は唯一の番組。代わりのものはなかったのです-というところで時間がつきたのでまた明日。


特オチ記者ガンさんの事件記者

2006-06-22 00:05:24 | 事件記者の物語

 もうずいぶん昔の週刊誌の見出しです。更に昔のTV番組を回想する特集記事でしたが、他にどんな番組が扱われていたか全く思い出せません。
 ともあれその頃(何年前だったんだろ?)「事件記者」の代表選手は山田吾一さんで、彼が
演じた「ガンさん」の形容詞は担当の編集さん(おそらく私より年上)にとっては「特オチ」だったのですね。
 そんなわけである程度誘導尋問もあったんだろうけど、山田さんの回想する「あの頃」は二枚目のヤマさん(園井啓介さん)がモテまくりでうらやましいと思ってた-なんてことばかり。そらヤマさんはモテたかもしれないけど、彼は独身だったんだよ、ガンさんとシロさんは結婚しててお嬢さんもいたではないの(昭和38-9年頃のこと)-と元ファンは思ったのでしたが・・・・・そのヤマさん、べーさん一派とケンカ別れしたことなんかキレイサッパリ、ガンさんの記憶からは抜けていたらしいのでした。 

 たしかに「ある勇気の記録」ってガンさん-ではない山田さん-にとってあんまし思い出したくない番組だったかもしれないと思います。イナちゃんに乗せられてシリアスドラマにガンさんではない役で出るハズだったのに、できてみればそのドラマはマガイモノの「事件記者」で(そう言えば原著者のグループは自分たちを「事件記者」だと言っていました、ドラマのタイトルだった「事件記者」という言葉は8年の間に業界でもすっかり普通名詞になっていたのでした)、そこで彼は、特に彼だけは「ガンさん」であることをしっかり要求されていたのだったのです(何なんだ、この文体?)-日付変わったので今日はここまで


ガンさんの成長

2006-06-20 23:54:28 | 事件記者の物語

 以下の文章も2ちゃんからのコピーですが、昭和40年のNHKグラフを保存しておられた方が書き写してくださったものの一部です。ガンさん、べーさん、イナちゃんとファンの女性数人との座談会。私もリアルで読んだ記憶があります。
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ファン 「7年も過ぎているのにドラマの方は時間的な経過といいますか、その辺は?山田さんなんか成長してるんでしょう。前はただ怒られてばっかり(笑)」
山 田 「おっしゃる通りです。怒られ方が違ってきた」
 原  「しかし僕なんかデスク、いや本当はもっと昇進してるはずですがね(笑)」
滝 田 「僕だってそうですよ。モデルの方は支局長とか、部長とかに出世したそうですね」
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 「怒られ方が違って来た」―いいですよね。どう違ったのか私にはいまいちわかりませんが。小学生の私はメンバーの顔を覚える前から「バッキ野郎」を覚えていました。
 (麻薬のべーさん、コロシのアラさん・・・のセリフに続いて)
岩見「女性心理学なら断然ガンさんですね」
浦瀬「バッキ野郎、調子に乗るんじゃねえよっ」

あるいはまた・・・
岩見「夕刊はちゃんとウチがいただいてるんですから」
浦瀬「バッキ野郎、夕刊、アサ刊、夕刊、アサ刊いくら続けて抜いたって最後でドーンと抜かれちまったらそれでこっちの負けなんだよ」

 後のセリフは書いてるうちに思い出しました。もちろんこの通りじゃなかったハズですが。朝刊はチョウカンではなくアサカンでした。だから私は今でもチョウカンと言いません。アサカンという発音は家人が認めないので朝来る新聞は「新聞」、夕方来るのは「夕刊」。新聞の紙面にも「朝刊」の字はないですよね。
 また自社の特ダネを紙面に乗せることを「抜く」とか「スクープ」とか言いました。辞書に「scoop=特種を出す」とあって納得。
 ともあれこれなどガンさんがただの「特オチ」(特ダネの反対ーこういう言葉もあったらしい、番組中では聞かなかったけど)記者ではなくなっていたことの証明かもしれません。
 今は時間ないのでとりあえずこれだけ。