事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

ある勇気の記録

2006-06-22 08:30:32 | 事件記者の物語

 昨日の続きです。
 他の人達はそれほどでもなかったんですよ。セイカイどんとシロさんはごくまともな記者だったしウラさんも「バッキ野郎」ではなかったハズ。ま、それだけつまらない番組になってたってことですがね。メンバー全員に個性を配分するなんて芸当は並の台本作者にできることじゃないのです。
 かわいそうだったのは若い二人。キンさんの石井淳さんは現場から逃げ出す臆病なカメラマンとして1回出ただけだったし、我が恋人のトシちゃんは援軍として途中からチラと顔を出したけどほとんどセリフもない端役でした(で、私はその日から見るのをやめてしまった)。

 「事件記者」は唯一の番組。代わりのものはなかったのです-というところで時間がつきたのでまた明日。


特オチ記者ガンさんの事件記者

2006-06-22 00:05:24 | 事件記者の物語

 もうずいぶん昔の週刊誌の見出しです。更に昔のTV番組を回想する特集記事でしたが、他にどんな番組が扱われていたか全く思い出せません。
 ともあれその頃(何年前だったんだろ?)「事件記者」の代表選手は山田吾一さんで、彼が
演じた「ガンさん」の形容詞は担当の編集さん(おそらく私より年上)にとっては「特オチ」だったのですね。
 そんなわけである程度誘導尋問もあったんだろうけど、山田さんの回想する「あの頃」は二枚目のヤマさん(園井啓介さん)がモテまくりでうらやましいと思ってた-なんてことばかり。そらヤマさんはモテたかもしれないけど、彼は独身だったんだよ、ガンさんとシロさんは結婚しててお嬢さんもいたではないの(昭和38-9年頃のこと)-と元ファンは思ったのでしたが・・・・・そのヤマさん、べーさん一派とケンカ別れしたことなんかキレイサッパリ、ガンさんの記憶からは抜けていたらしいのでした。 

 たしかに「ある勇気の記録」ってガンさん-ではない山田さん-にとってあんまし思い出したくない番組だったかもしれないと思います。イナちゃんに乗せられてシリアスドラマにガンさんではない役で出るハズだったのに、できてみればそのドラマはマガイモノの「事件記者」で(そう言えば原著者のグループは自分たちを「事件記者」だと言っていました、ドラマのタイトルだった「事件記者」という言葉は8年の間に業界でもすっかり普通名詞になっていたのでした)、そこで彼は、特に彼だけは「ガンさん」であることをしっかり要求されていたのだったのです(何なんだ、この文体?)-日付変わったので今日はここまで