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遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

マンガもよいね

2014-07-05 11:10:43 | アニメ・コミック・ゲーム
センセイの鞄 (文春文庫) センセイの鞄 (文春文庫)
価格:¥ 576(税込)
発売日:2004-09-03

元ネタは読んだが紹介してないと思う、何とも言いにくいお話なんだ、37歳と72歳(だったかな?)の恋愛モノというのは、つかず離れずというよりつかずつかず、どっかファンタスティックででも完全なファンタジーというわけじゃなさそうで・・・

センセイの鞄 : 1 (アクションコミックス) センセイの鞄 : 1 (アクションコミックス)
価格:(税込)
発売日:2009-09-30
センセイの鞄 : 2 (アクションコミックス) センセイの鞄 : 2 (アクションコミックス)
価格:(税込)
発売日:2010-02-27

だけどマンガになると情報量が格段に増える、あ、なるほどこういう話だったのかってすごく納得できる、もちろん谷口というハンパでない画力の持ち主を得たればこその成果なんだろがね(上から目線)

ところで最初の方に酒場のラジオでナイターがかかってるシーンあり、これ元ネタでもハラが立ったが視覚情報を追加されたらさらにアタマへ来た、読売の逆転勝ち(たぶんその後にヒーローインタビュー)なんてこれ私には(読者の私だけじゃない、ヒロインの私にとってもたぶん)立派な拷問だよ、何でこんなヤツに恋せにゃいかんのだ?!とヤツアタリしてみたが諸般の事情で以下略

7/5追記-私には珍しく元本がみつかったのでチェキ(わりと最近買ったんだったのだ)、忠実なようで変わってるところもある、たとえば小説「長嶋の采配」がマンガでは「原」、これは単純で小説連載時の監督はチョーさんだった(へえ、あらためてそーだったんだ)がマンガ連載時には原君だというだけ、もうちょっと大きく違ったのは市場を見に行った時にマンガのセンセイがひよこを見るだけで買わないこと、おそらく動物を連れて酒場へ入るという行為が谷口の美学に反したんだろね、それにそのひよこたちがその後全然登場しないのも不自然だし(小説の作者は書いた時点でそれを知らないがマンガの作者は知っている)、後からリライトする方が有利なことってあるもんだ

もう一つ追記-ラスト2話(パレード)は元本になかったなと思ったら確かになかった、いかにも川上テイストなお話なのでマンガオリジナルということはあるまいと思ったら確かに他の短編集に入ってるらしい、それ買うかどうかはわからんな