続けてCDネタです。やけで思いっきり古い話行ってみましょう。TV番組ですらないラジオのそれも昭和29年放送開始のドラマ。当時20才の黒柳徹子さんを世に出した記念すべき番組でもありますが、さすがに私もリアルの記憶はほとんどない。とは言えこのテーマソングはかすかに聞いたような気がします。実に若々しいというか初々しいというのか、絶対この時代にしかありえなかった歌ですね。
昭和30年代も後半になってからメンバー3人、TVで歌ったことがありました。わが家の家族一同「あっ」と言って画面に注目したものです。皆さんずっと上手になっておられましたが・・・
里美京子「皆さんこんばんは、僕ヤン坊です」
横山道代「僕ニン坊です」
黒柳徹子「僕トン坊です」
セリフはこんだけ(でもってこのメンバーは即「チロリン村」のクルコ、トンペイ、ピーコ・・・・だからどうと言うのじゃないけれど)
あ、話が前後してる、まずはこれから言わなくては。
この3人は(いや3匹は)サルの兄弟です。推定年齢10才前後。故あって(どんな故かは知らない)親元を離れ、冒険の旅を続けているという設定でした。あの頃、幼児の私はトッパンの写真絵本というものを持っていて、それによれば彼らは灰色の毛並みのカラフルなチョッキを来た2足歩行動物。赤いリボンをつけたカラスのトマトさんという女性キャラ(声・若水ヤエ子?)が同行していました。
それ以上の内容は・・・確かヤン坊かニン坊が木に、トン坊がヒヨコに変装するってくだりがあったけど、さてそれで何をしたんだったか・・・・・ただラストでは無事家に帰りついて、ケン坊という末の弟が登場したと思います。
作者は飯沢匡氏。「ブーフーウー」と同じです。お騒がせキャラのトマトさんがお気に入りだったとのことでした。ほとんど内容不明なのに何ですが、私は「ブーフーウー」よりこっちの方がよかったように思います。
「ブーフーウー」の子豚たちはキャラクターもコスチュームも、いかにも木やワラやレンガで家を作る「オリジナル3匹の子豚」そのまんま。教育番組の「おかあさんといっしょ」だからってそこまでわかりやすくするかなあ?もちろん乱暴だけど人のいい「オオカミ君」はちょっとかわいかったですがね。
とまあそんなわけで(どんなわけだ?)