怪食一家 支店

食い散らかして経験値を上げていきます。
トライアスロン・マラソンを通じた肉の引き締めも同時並行します。

飯能丘陵に散る

2011-08-18 23:34:35 | Trainning

山さんぽの本にて飯能丘陵縦走があったので早速とばかりに夏休みの初日にトライアルしてみることにしました。まあ、タイトルの通り途中挫折してしまったんですが、。はい。

横浜線⇒八高線と乗り継いでの東飯能駅到着。ここから秩父に向かう西武線に乗車。かつて飯能は何度かいったことがありますが、ほぼ全てこの東飯能に至る八高線と飯能駅に至る西武池袋線が基本線で、さらに奥のほうってのは多分はじめて。

車窓はどんどんローカル色濃くなってきて、山走るんだぜ、な思いが強くなるひと時。携帯もやめて外の景色を眺めて目的地の吾野へと向かいます。





で、到着。





駅前のお店も山頂の茶店感でいい感じだ。ここから、トンネルで駅の裏のほうに、、、いやそのトンネルがあまりに小さくて探しても見当たらずかるく難儀。高さ2メートルもない大きな溝みたいなのじゃあちょっとなぁ、と頭をかがめてとっぱしたところで、目前は墓地と山道。





ここからスタート!なんですが、またもポラールのセンサーが調子悪い。頻発しがちな足はまあ致し方ないところもありますが、心拍数もまともに拾ってくれんのですよ。急坂をメガネ曇らせながら登っていってもいつまでたっても60とか。体感ではかるく160行ってるのにさ。距離のほうは山道なんでもともとうまく測れないと思っているのでしょうがないけど、心拍がわからんのはいささか調子が狂うなぁ。

ガイドブックは徒歩距離だったりするみたいで、最初の山登る前坂というポイントまで40分とか。もともと登りは歩くんですが、トータルで見ると概ね本の半分の時間での踏破が目安。ほんと登りばっかでのっけからいやになるんですが、まあダウンヒルのみとかいう特殊なコース取りしなければこればっかりは仕方ない。実際に19分ほどで到着しており、こころもち早歩き+ジョグあたりでこれはいいのかな。

前坂から次の大覚山まで登りもあれば基本尾根道。フラットなところや下りは多少でもジョグ出来るとかそういうの。下りである程度スピード出せればその勢いで少しは登れますし。さあ少しは爽やかに走るかねというところで落とし穴が。

思いっきり転倒。

前日の雨ですこし湿った木の根に滑ったのか、つまづいて二歩ほどは足が前に出たんですが足りずに正面からダイブ。擦り傷は両肘のみ、ですがウェットな土が体中に付着して泥まみれ。序盤からこれはつらい。なにせ泥まみれ。なんといっても泥まみれ。背中のハイドレーションを口に含んで噴射して多少は泥を落とせましたが、って背中に水しょってるのは熱中症対策であって汚れ落としじゃないだろといわれそうですが。


まあへこみますわね。


その直後にももう一度下りでスリップして尻もちなんかついてしまったりしてしまうと、ほんとに腰が引けて仕方がない。加えて、基本線で尾根伝いに歩くとはいえ、二度ほどルートミスをしてしまった模様で怪しくなって引き返したりとか。けっこう木が背高くてあんまり方向感覚が冴えないんだよね。結果的に迷わずにすんだわけですが、一本違う尾根に入ってわけわからないところに出てしまって現在地ロストしてしまうとほんとまずい。夕方の保育園のお迎えもいけなくなるし、それ以上に遭難しちまうと明日の帰省の飛行機もおじゃんだ。基本大きな道伝いとはいえ、こけるの怖くてゆっくりなスピードになっても間違いかねないということで、怪我防止と迷うの防止とでまともに走れないという何しに来たんだ状態。





一時間くらいかけて天覚山まで来たんですが、東吾野駅への退避ルートがあるということでやめることに。二時間近くかかって1/3くらいしか進んでいない模様だし、泥落としに無駄に水を消費していることや、そもそも気力がかなり費えてしまったのが大きい。敗北感を全身に感じながらのリタイアメント、、、ってここから尾根伝いに駅へ斜面下っていくのにそうとう薮切ったり蜘蛛の巣さんとたいそうお友達になったり、急斜面を転げ落ちないよう支えるのに両腕ぼろぼろになったりとか。東吾野に着いたときには靴の底も破れて破棄する羽目になったともう散々。

そんなこんなで、失意のうちに飯能トレイルは終了。リタイアとかまあ結構あるんですけどここまでの敗北感にまみれたのは淡路島で身動きとれなくなったときくらい、、、ってあれ6年も前なのか。進歩しねぇよなおれ。まあまあ靴ないこともあるんで、しばらくは山はやめときます。青梅奥多摩のアレはトレイルシューズなしでもよさそうですけどさ。


コメント
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