怪食一家 支店

食い散らかして経験値を上げていきます。
トライアスロン・マラソンを通じた肉の引き締めも同時並行します。

2010Lafuma青梅高水山トレイルラン レース編

2010-04-09 00:34:44 | Un dou kai

競技開始のラッパが鳴ってからは、ノロノロとした滑り出し。去年からの傾向だけに仕方ないと思いますが、山道の道が広くない中でスタート通過が2分ジャスト。集団のほぼ最後尾だったてのもありますし、そんなにスタートから突っ走れるわけでもないので、別にいきり立つ必要もきっと皆無。

スタートしてからはしばらく上り基調ですが、すこしづつペースが上がっていく中で、同時スタートの4人の中でもスルスルと間隙を縫って前へ進む人も出てくる中、とにかくマイペースというか流れに身をゆだねてゆっくりと。そこそこストレッチとアップはしましたが、だからといっていきなりフルスロットルだと肺以上に脚がもたんよ。とりあえず、傾斜変換で歩いても上るのがきついあたりまではこのペースで、、、と思いきや、その直前に仮設トイレが。

いや、水持たずに走るつもりだったんで、気温低いにもかかわらずいつもより水分大目にとってたんで、かなりしんどかったんだよねほんと。それにしても山道のど真ん中で仮設置くってのは運営の方も考えていらっしゃる。

小休止の後、こころもちまばらになったランナー群をすこしづつパスしながら行くと、行列。

道が狭くなる登りにさしかかるところではけっこう立ち止まりゾーンがあり、レース全体で三度の立ち止まり。これのおかげで、心肺的にも脚にも相当楽にはなっていますが、いただけんなぁという印象。まあしょうがないんでしょうけど、ねぇ。

今年のコース配置は、従来のと逆の時計回りコースになり、去年までのロープをつたって登るゾーンがくだりになり、その反対に、一気に駆け下りてた舗装路をひたすら登る感じになったわけですが、そのコースのキモの大きくアップダウンにさしかかる前にけっこう渋滞になってるのは大きくタイムロスしている感が強くなってしまい、正直萎える。

しかも、そのロープ下りの直前の登り渋滞で、胸にサイタマとかかいてた60歳前後のランナーが、運営者に「横抜いて先いったらたらあかんのか」などと食って掛かるシーンも。「皆さんの暗黙の了解ですから」ととりなしてたけどさ、「ここで抜きにかかるのがレースだろ」なんていってた。いやその次のロープゾーンで急斜面転がり落ちるんだったらいいけど、お前が言うのは多田野わりこみだろとかそういうのは疲れるので何にも言わんけどさ。その急斜面もオリエンなら平気でノーアイテムで突破しろいわれるレベルだぞそうはいいながらも。

過去二回はロープ伝いに登ってた箇所の下りは勿論ゆっくり。手袋あったほうがいいんだろうねあれは。ここを打開してしまえばあとはがんばって走れるゾーン、に。くの字が連続する下りがすこしづつ道幅が広がってきてオープンになったところが、いつものみかん畑。

この地で栽培されているみかんをいただき、、、レモン並の酸っぱさもこれはレースでクエン酸を求められてるんだなって脳内トランスレイトしちまえば至極のうまさ。ええ、この酸っぱさのために運営の皆様はボトルもって走れ言ってるんだろうなとかそういう心の思いは胸にしまっときますよ。はい。

過去には給水所があったみかん畑の終わりからアスファルトに出ると、果てしなく道登り。去年までは一気に駆け下りて太腿をいじめてきてたゾーン。さあ、あんだけ言ってた埼玉のおっさんのごぼう抜きがあるかと思って都度振り返りますが、、、いませんでしたいませんでしたいませんでした。まあそういうことでしょう。

というか、あれだけ下った後なので普通に走ればいいのに、しんどいのか他の皆様もたいがい歩いてらっしゃる。正直、これまでは流れに乗っかったままのぬるいレース運びだったんですが、ここが勝負どころと踏んでのろいながらも登っていると、多分20人くらいはオーバーテイクできた気が。重力に弱いkeihさんなのに。まあたぶんスタートからポジションが相当後ろで、抜いてく機会もさほどなかったってことなんでしょう。えらそぶって集団の前目からスタートしたりするとこうはいかん。

坂を上りきって、給水所でハンド水筒にいっぱいにやかんから水を入れてもらい、再度山道へ。これからは、きた道を戻っていくだけ。何箇所か上りはあるものの、基本的には下り基調なので、軽快そのもの。

コンディション的にそんなスピードは出せる状況にはありませんが、テンポよく変わらずオーバーテイクができている状態。脛やふくらはぎはすこしきつめながらも、前半ペースを上げられなかったことが結果的に気持ちがいい走りになってしまった、そういう感じ。

レース最後半が下りってのと身を削っての走りとかない分ほんと爽やかなレース終盤に、春の風を感じながらゴール。二時間弱のタイムでしたが、スタートでの立ち止まりを勘案すると、ネットでは去年とさほど変わらない結果にひと安心。


コメント
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