紳士の巻、よたび。

過去の記事。
紳士の巻。
紳士の巻、ふたたび。
紳士の巻、みたび。



『紳士の条件』（1971年6月）

歌：坂上二郎／作詞：橋本淳／作曲：すぎやまこういち

ラララ　ラララ　いいのかな（コレマタッ）

ラララ　ラララ　いいのかな

あー　いいのかな　いいのかな

あー　これでも　いいのかなー

（参りますッ）

一つ紳士になるためにゃ

女房にかくれてネオン街

酔ったふりして口説くより

聖徳太子をオラオラ用意しな



二つ紳士になるためにゃ

多少の犠牲は必要さ

ダイヤモンドを買わされて

半べそかくよじゃ　オラオラ嫌われた



ラララ　ラララ　いいのかな（コレマタッ）

ラララ　ラララ　いいのかな

あー　いいのかな　いいのかな

あー　これでも　いいのかなー



三つ紳士になるためにゃ

いやなオヤジと呼ばれても

若い娘につきまとい

おこぼれちょうだい　オラオラいたすもの



四つ世の中狂ってる

悩み多かれ四十代

悪い奴ほどよくもてる

紳士ぶる奴ぁ　オラオラけっとばせ



ラララ　ラララ　いいのかな（コレマタッ）

ラララ　ラララ　いいのかな

あー　いいのかな　いいのかな

あー　これでも　いいのかなー



なんだこりゃ



『紳士の条件 挙措において簡素 言語において細心 熱狂において慎重 絶望において堅忍』オーギュスト・ヴィリエ・ド・リラダン（フランスの作家・1838～1889）

下町の巻。

視聴率がすこぶる良いらしい【下町ロケット】ですが、第6話以降観ていませんねぇ。

過去の記事。
下町ロケットの巻。

今度、ネットの動画を探してみましょう。

さて作品を観ていて、ちょいと気になったのが【佃製作所】の住所。

【大田区】とありました。

そのあとの住所は分かりませんが、引っ掛かるのが『大田区って下町かぁ？』って事。

確かに蒲田辺りを下町と言うヒトが結構います。

一方、離れますが、赤羽辺りを下町と言うヒトも結構います。

う～ん…。

僕は銀座から歩いて数分という、由緒正しい下町に生まれ、住んでおります。

過去の記事。
銀座の巻。

その身からしますと、蒲田・赤羽なんかを下町と呼ぶのは非常に違和感があるんですね。

乱暴な意見かも知れませんが、ちょいと気の利くヒトなら理解してくれるかなと。

『あんなトコぁ下町なんかじゃねぇよ』って。

近所の江戸っ子のオジサンなら言いそうです。



めんどいのが柴又です。

【寅さん】のイメージのせいか、柴又＝下町って図式のヒトがホントに多い。

葛飾区自体、【こち亀】のイメージにまみれていますしね。

正直、隅田川の向こう側って下町ではないと思うんです。



ニッポン中からいろんな田舎モンがやって来ます。

そして、そいつらはイメージだけで、勝手にトーキョーを語ります。

結果、トーキョーの正しい認識が破壊されていく、と。

池井戸潤をディスるわけではありませんが、彼は岐阜県出身。

やはり江戸っ子のこまごました感覚は分からねぇんだろうなぁ。



さて、蒲田・赤羽・柴又が下町ではないとしたら何なのか？

場末です。



『ハリウッドは、アイオワから出てきた田舎者同士が、互いをスターと勘違いし合う場所』フレッド・アレン（米国のコメディアン・1894～1956）