8月にやってきたアメリカ人教師のKくんは、今一生懸命日本語を勉強していて、週に一回は仕事のあと、レッスンに通っています。
先日も「ここがよくわからないんだけど」という宿題を見せてもらったら、つまずいている単語が人の名前でした。
「これは人の名前だよ」と教えると「Oh, No! な~んだ!な~んだ、どうりでGoogle トランスレート(グーグルの自動翻訳機能)にないはずだ!」
考えてみれば日本語というのは単語の切れ間が明確でないので、どこからどこまでが単語かわかりにくいところがあります。
一方英語は、単語と単語の間は必ず1スペース空いていますし、人の名前など固有名詞は大文字から始まるからわかりやすい。
ほんと、日本語って難しいよね、とKくんに同情してしまいました。
さて、その人の名前。漢字になると本当に多種多様で、間違えやすいです。
恥ずかしながら、私はものすごくお世話になった方の名前をなんと1年もの間まちがえていたことがあります。
彼の名前は「コセ」さん。これをワード変換すると「古瀬」とまず出ます。ですからずーっとそう書いていました。でもこの漢字、「フルセ」とも読みますよね。なのに、私はそのことに全然気が付かずにずっと「古瀬」と書いていました。
ある時、私の彼へのメールを見た若い同僚が「あのお、‘コセ’さんの‘セ’は‘瀬’じゃなくて、世界の‘世’です」と教えてくれたのです。
その時の驚きようったらありません
急いで見直すと、ほんとに、彼からのメールにはちゃんと「古世」と書いてあるじゃないですか!
どうして気が付かなかったんだろう、と、ものすごく落ち込んだのは言うまでもなく、即効でお詫びの電話をいれました。
「はっ、はっ、はっ 気にすることないよ、よく間違えられから」と彼。ひたすら恐縮する私。
実は彼の気持ちが私にはよくわかります。
というのは私の名前の「マトバ」もおおよそ、おそらく90%の人は間違えて「的場」と書きます。
だいたい、ワード変換しても「的馬」なんてでてきませんから、いたって致し方ないことで、まちがえられることに慣れていますから、私もあえて訂正しないことも多々あります。
人の名前をまちがえる、って、ものすごく失礼だと、自分も思っているので、きっと訂正されたら相手の方も恐縮するのは目に見えてる、と・・・・変に気を回してしまいます。
ですから、自ら気が付かれた方が「本当にすみません、名前を間違えてしまって」なんて恐縮されると「いいです、いいです、み~んなまちがえますから気にしないで。それにしもよくわかりましたね」とかえって恐縮してしまう。
但し、重要な書類を作る時とか銀行口座を開く時は、まちがえると時間もかかって二度手間になるので、最初から、
「すみません、‘マトバ’の‘バ’は‘場’じゃなくて‘馬’です。まちえがえないようにお願いします」と伝えます。
それでも間違えられたりすると、え~!!言ったのになあ~とがっくりします。反対に何も言わないのに「的馬」と出てくると、「すごい!」と感心します。
まあ、それだけ人の名前には無頓着ということなのでしょうか。かくいう私も、結婚間際まで夫の苗字を「的場」と書いていましたから。
私のスクールやオフィスの方の名前をまちがえることもしばしば。「テラサワ」なのか「テラザワ」なのか?「寺沢」なのか「寺澤」なのか? ある人は濁音である人は清音。「フジサキ」なのか「フジザキ」なのか。
もっとややこしいのが「ワタナベ」さん。「渡部」「渡辺」「渡邊」「渡邉」と4種類。
ワープロ変換する時には目をこらしてまちがえないように気を付けています。
ちゃんとペンで書いていれば、きっともっと正確に覚えるんだろうけどなあ~
まちがえないようにする名案はありませんか
先日も「ここがよくわからないんだけど」という宿題を見せてもらったら、つまずいている単語が人の名前でした。
「これは人の名前だよ」と教えると「Oh, No! な~んだ!な~んだ、どうりでGoogle トランスレート(グーグルの自動翻訳機能)にないはずだ!」
考えてみれば日本語というのは単語の切れ間が明確でないので、どこからどこまでが単語かわかりにくいところがあります。
一方英語は、単語と単語の間は必ず1スペース空いていますし、人の名前など固有名詞は大文字から始まるからわかりやすい。
ほんと、日本語って難しいよね、とKくんに同情してしまいました。
さて、その人の名前。漢字になると本当に多種多様で、間違えやすいです。
恥ずかしながら、私はものすごくお世話になった方の名前をなんと1年もの間まちがえていたことがあります。
彼の名前は「コセ」さん。これをワード変換すると「古瀬」とまず出ます。ですからずーっとそう書いていました。でもこの漢字、「フルセ」とも読みますよね。なのに、私はそのことに全然気が付かずにずっと「古瀬」と書いていました。
ある時、私の彼へのメールを見た若い同僚が「あのお、‘コセ’さんの‘セ’は‘瀬’じゃなくて、世界の‘世’です」と教えてくれたのです。
その時の驚きようったらありません
急いで見直すと、ほんとに、彼からのメールにはちゃんと「古世」と書いてあるじゃないですか!
どうして気が付かなかったんだろう、と、ものすごく落ち込んだのは言うまでもなく、即効でお詫びの電話をいれました。
「はっ、はっ、はっ 気にすることないよ、よく間違えられから」と彼。ひたすら恐縮する私。
実は彼の気持ちが私にはよくわかります。
というのは私の名前の「マトバ」もおおよそ、おそらく90%の人は間違えて「的場」と書きます。
だいたい、ワード変換しても「的馬」なんてでてきませんから、いたって致し方ないことで、まちがえられることに慣れていますから、私もあえて訂正しないことも多々あります。
人の名前をまちがえる、って、ものすごく失礼だと、自分も思っているので、きっと訂正されたら相手の方も恐縮するのは目に見えてる、と・・・・変に気を回してしまいます。
ですから、自ら気が付かれた方が「本当にすみません、名前を間違えてしまって」なんて恐縮されると「いいです、いいです、み~んなまちがえますから気にしないで。それにしもよくわかりましたね」とかえって恐縮してしまう。
但し、重要な書類を作る時とか銀行口座を開く時は、まちがえると時間もかかって二度手間になるので、最初から、
「すみません、‘マトバ’の‘バ’は‘場’じゃなくて‘馬’です。まちえがえないようにお願いします」と伝えます。
それでも間違えられたりすると、え~!!言ったのになあ~とがっくりします。反対に何も言わないのに「的馬」と出てくると、「すごい!」と感心します。
まあ、それだけ人の名前には無頓着ということなのでしょうか。かくいう私も、結婚間際まで夫の苗字を「的場」と書いていましたから。
私のスクールやオフィスの方の名前をまちがえることもしばしば。「テラサワ」なのか「テラザワ」なのか?「寺沢」なのか「寺澤」なのか? ある人は濁音である人は清音。「フジサキ」なのか「フジザキ」なのか。
もっとややこしいのが「ワタナベ」さん。「渡部」「渡辺」「渡邊」「渡邉」と4種類。
ワープロ変換する時には目をこらしてまちがえないように気を付けています。
ちゃんとペンで書いていれば、きっともっと正確に覚えるんだろうけどなあ~
まちがえないようにする名案はありませんか