英語と子育て

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クリスマスに伝えたいこと

2010-12-14 | レッスン風景
12月はクリスマス月間 各教室でクリスマスをテーマにレッスン参観日を設けていて、保護者の方も一緒にクリスマスのアクティビティを楽しんでいただいています。

 もともと「クリスマス」というのはキリストの降誕を記念する祝日であって、キリストの誕生日はいまだに不明です。また「サンタクロース」は4世紀に存在した聖ニコラウスがモデルとなっています。この聖ニコラウスは貧しい人に金貨与えて救ったりしたという伝説があり、オランダ語の「シンタクラース」が「サンタクロース」になったといわれています。



 レッスンで子どもたちに「クリスマスってなあに?」と聞くと、

 「プレゼントをもらう日」 
 「ごちそうを食べる日」

などと答えが返ってきて、びっくりすることがあります 

 確かに、日本は宗教的に違うのと、商業ベースに塗り替えられてしまっているのかもしれませんが、本来、クリスマスは「他者を思いやる日」であってほしいと思っています。

 私のスクールのクリスマス参観日には「プレゼント交換」が最後にあります。

 前もって、くじでプレゼントを渡す相手を決め、その人は何が喜ぶだろうか?と考えて、プレゼントを用意してもらいます。ですから、子どもたちはくじを引く日が待ち遠しく、「先生、今日くじの日だよね?」「わーどきどきしちゃう」「今年は誰かなあ?」と興奮気味です。

 そして当日は用意したプレゼントを 'Merry Christmas! This is for you.'と言って渡すのです。その時の子どもたちの顔は輝いています 

 我が家も息子たちが幼児の頃はサンタがプレゼントを持ってきましたが、「サンタはいない」と認識してからは家族でプレゼント交換しています。息子たちからプレゼントされた「肩たたき券」や「トイレ掃除券」、あるいはおこずかいを貯めて買ってくれた靴下などは今でも私の宝物です

 クリスマスは子どもたちだけがプレゼントをもらう日ではなく、はたまた、「クリスマスケーキを食べる日」でもなく、大好きな人・大切な人たちのことを想いながら楽しむ日であってほしいなあ、と思います。
 
 みなさんも'The Night Before Christmas'の絵本や「賢者の贈り物 'The Gift of Magi'」のお話を読みながら、クリスマスって何かな?とお子さんとお話してみてください。

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