英語と子育て

英語を通して子どもたちの夢をサポートするブログです

実践力を試す

2016-07-01 | 英語学習
日本の英語教育がコミュニケーションツールとしての「英語」としてとらえられるようになって随分時がたちます。

きっと日本人の英語力もそれなりにあがっているんじゃないかと調べてみました。


出所: EF (Education First) Proficiency Index 2015 より

しかしながら、世界70ケ国のなかで、30位。
あら~やっぱり、まだまだかあ~

香港や中国よりも上になりましたが、アジアの中でもインドやベトナムより下というのは少し残念。

北欧のスウェーデンややデンマークという国は国民の90%以上が英語が話せるそうで、これは赤ちゃんやほんの一部のお年寄りなどが話せないという数字。
当然レストランでもタクシーでも英語が通じる国々です。

それにくらべてフランスやロシアが低いというのは、きっと英語より母語に固執しているんじゃないかなあ~というのが私の推測。
何回かフランスに行きましたが、パリの真ん中でも英語が通じなっかった経験があります。

そうなると、キーポイントは、日常生活でいかに英語を実践しているか、ということじゃないか。。。

悲しいかな、島国日本においては、英語を実践する機会はほぼ皆無。英語なんて話せなくったって、日本語だけで生きていけるのですから「必然性」もなく、「モティベーション」もなかなか上げられないのが現状で、ここが日本人の英語力UPの妨げになっているんじゃないか、と私なりに分析しています。

私のスクールの子どもたちは多くが幼児から英語を学んでいますが、日常生活では「必然性」がないので、「モティベーション」を上げることに力を注いでいます。
そのひとつに、英語の世界に子どもたちを放り込み、自分の英語がいかに「通じる」のか、また他人の英語がいかに「理解できる」のかを体験してもらうことがいいと思いました。

そこで実行したのが、今回の大阪英語村 オオサカイングリッシュビレッジ・ツアーです。



巨大な二階建ての建物がそのままアメリカ!
デコレーションから、スタッフからアクティビティまでそのままアメリカ!

子どもたちはスケジュールのそって、さまざまなシチュエーションに飛び込みました。
旅の初めは「イミグレーション」と「飛行機の中」、そして「銀行」「郵便局」などの街並みから、「ニュース・ルーム」「大統領執務室」と非日常的な部屋もあります。

  

なかでも「ブロードウェイ」では、スタッフからミュージカルとは何か? から踊りの基本的ステップまでまなび、最後はステージで、曲に合わせてダンスを披露しました。
よく知られた'Annie'の「Tomorrow」や'Manma Mia'の「ダンシングクィーン」に合わせて、男の子も女の子も踊ります。

最初恥ずかしそうにしていた子も、曲とともに笑顔が増え、最後は楽しそうなパフォーマンスを見せてくれました。



今まで人前で踊るなんてことをしたことがなかった女の子が「楽しい!ダンスって楽しい!」と叫んでいたのが印象的でした。これからもチャンスがあったらパフォーマンス力を磨いてほしいな 

参加者全員が英語にトライして、とっても充実した一日でした。

ちなみに口コミでは「入場料が高い」という意見もありますが、英語学習者にとって、こういった実践の場はとても貴重。ぜ~んぜん、高くない、というのが私の感想です。

家族で行くより、子どもたちのグループで刺激しあいながら活動する方がきっと楽しいんじゃないかな、とスクールから同行した外国人講師の意見もありました。

私も納得です








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