福島原発の事故は、一歩間違えば、周辺地域のみならず広範囲に影響が及ぶ可能性があり、対策には東電社員、協力会社員以外の消防、自衛隊、警視庁などの様々な分野の方が今も尽力されています。放射線を避けながらの作業は危険を伴いますので、作業に従事される方々の安全を祈りたいと思います。
その昔に聞いた話ですが、放射性物質を使う実験の際には、遮蔽板の向こうに放射性物質を置き、さらに鏡を置いて、その反射像をみながら、作業を行うと聞きました。放射線はそれくらい危険なもののようです。
福島原発でも、作業を行う際には専用の防護服を着用し、浴びた線量を知るためのバッジを身に付けるなどにより、決められた以上の線量の放射線を浴びないようなどの対策が取られていると思います。なお、一般的な防護服は放射線の遮蔽ができず、放射能を帯びた粉塵が身体に付着するのを防止するだけのもので、着用しても放射線を浴びることには変わりありません。従って、危険な区域には近づけませんし、近づける場合でも、放射線量をモニターしつつ、短時間で退避する必要があります。
原発で事故が起こり、実情把握や処置を施す必要が生じても、放射線量が多いと、肝心な箇所には容易に近づけず、状況を悪化させてしまうことになりかねないことが原子力発電所の運用上のネックです。福島原発における従事者の被ばく線量の許容量が臨時に引き上げられたようですが、許容量まで被ばくした場合には、以降の作業には従事できなくなり、交代が必要になります。
東京電力の発表内容が要を得ず、現状把握に推測が入り込んでいたり、対策が手ぬるく感じられるのには、こうした事情もあるものと思います。ただ、東電の広報担当者は正直なところ、頼りなく感じられます。私の企業経験からの憶測ですが、企業の広報担当者は本当の事をあまり教えて貰えないようです。知らなければ真実をポロっとしゃべったりしませんからね。
怪しい話ついでに、原子力行政においては東京大学出身者が優勢と聞いたことがあります。そのせいか、テレビで解説を行なう東京大学、京都大学、菅総理の母校である東京工業大学、などの先生方の見解の違いも興味深いところです。

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その昔に聞いた話ですが、放射性物質を使う実験の際には、遮蔽板の向こうに放射性物質を置き、さらに鏡を置いて、その反射像をみながら、作業を行うと聞きました。放射線はそれくらい危険なもののようです。
福島原発でも、作業を行う際には専用の防護服を着用し、浴びた線量を知るためのバッジを身に付けるなどにより、決められた以上の線量の放射線を浴びないようなどの対策が取られていると思います。なお、一般的な防護服は放射線の遮蔽ができず、放射能を帯びた粉塵が身体に付着するのを防止するだけのもので、着用しても放射線を浴びることには変わりありません。従って、危険な区域には近づけませんし、近づける場合でも、放射線量をモニターしつつ、短時間で退避する必要があります。
原発で事故が起こり、実情把握や処置を施す必要が生じても、放射線量が多いと、肝心な箇所には容易に近づけず、状況を悪化させてしまうことになりかねないことが原子力発電所の運用上のネックです。福島原発における従事者の被ばく線量の許容量が臨時に引き上げられたようですが、許容量まで被ばくした場合には、以降の作業には従事できなくなり、交代が必要になります。
東京電力の発表内容が要を得ず、現状把握に推測が入り込んでいたり、対策が手ぬるく感じられるのには、こうした事情もあるものと思います。ただ、東電の広報担当者は正直なところ、頼りなく感じられます。私の企業経験からの憶測ですが、企業の広報担当者は本当の事をあまり教えて貰えないようです。知らなければ真実をポロっとしゃべったりしませんからね。
怪しい話ついでに、原子力行政においては東京大学出身者が優勢と聞いたことがあります。そのせいか、テレビで解説を行なう東京大学、京都大学、菅総理の母校である東京工業大学、などの先生方の見解の違いも興味深いところです。

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