ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

郊外でも品薄続いています

2011年03月19日 15時01分18秒 | その他
 埼玉県南部です。近所のお店の品薄状態は相変わらずです。

 地震による製造拠点のダウン、トラックの燃料不足、買占め、いろいろな要因があるようです。買占めは一段落したのか、本日(19日)午後、近所のお店の買い物客も落ち着いてきました。

 最大手の山崎製パンが、原料入手先の被災、被災地へのパンの供給要請のため、製造品目を絞っていて、昨日から、あんパンのみ届いています。敷島製パン(パスコ)、フジパンの製品は供給されています。パンは一人で二点に制限されていて、多いとレジで回収されています。

 米が無くなったのは不思議で、米は供給過剰でダブついている筈なのにです。精米して順次出回って来るでしょう。お餅は売れ残っています。ご飯と言えばカレーという発想になりますが、レトルトカレーの安価なものは姿を消しました。

 カップラーメンや袋入りラーメンが飛ぶように売れたのも不思議な気がします。いずれもお湯を必要とするもので、お湯があるということは煮炊きできる状態ですから、他の物の調理も出来る筈。途絶えたと思ったカップラーメンは少し入荷していました。一人二点の制限付きです。今後の教訓として、販売数が急に増えたら、点数の制限を早期に行なうべきですね。

 パスタは相変わらずお店に多数並んでいます。ゆでる時間はかかりますが、カップラーメンや袋入りラーメンとくらべて、手間がそんなに変わらないのにです。レトルトのソースだってありますし。パスタは長時間ゆでると、素麺やラーメンにも代用できます。数年の保存が可能ですから、持っているべきですね。なお、素麺も比較的長期の保存が可能です。

 ペットボトルの水は姿を消しました。関東では差し迫った震災は予想されていないのに不思議に思いましたが、高層住宅の場合、停電時に水に不自由するからなのでしょうか。水道水の汲み置きでも用は足りると思います。

 魚は関東以北の太平洋岸からの入荷が途絶えたと聞きましたが、近所のスーパーの切り身の種類は普段でも少なく、ブリ(鹿児島か愛媛の養殖もの)、アジ、サバがメインで、いつもどおりに売られています。ただ、生ものの消費が計画停電の影響なのか減ったため、仕入れを減らしているみたいですね。マグロその他の刺身は相変わらず置かれています。あとは干物類ですね。

 肉類は入荷しています。卵、牛乳は入荷数が減っているようです。

 ティッシュペーパーは多少残っていますが、トイレットペーパーは姿を消しました。原料は輸入品だし、製造拠点は、主に静岡県や愛媛県なので、震災とは無関係の筈です。買占めによるのでしょう。いずれ出回る筈です。イザと言うときは、トイレの温風乾燥機能に頼ろうと思います。永平寺の東司の作法では手巾と水桶で・・・、無理かな。

 乾電池、これは消えました。ろうそくは以前なら必ず持っているものでしたが、最近は火災の危険性からか手持ちが無い家庭が多いようです。

 皆さんのご近所では品薄状況はいかがでしょうか。

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原発あれこれ

2011年03月19日 06時00分00秒 | その他
 福島原発の事故は、一歩間違えば、周辺地域のみならず広範囲に影響が及ぶ可能性があり、対策には東電社員、協力会社員以外の消防、自衛隊、警視庁などの様々な分野の方が今も尽力されています。放射線を避けながらの作業は危険を伴いますので、作業に従事される方々の安全を祈りたいと思います。

 その昔に聞いた話ですが、放射性物質を使う実験の際には、遮蔽板の向こうに放射性物質を置き、さらに鏡を置いて、その反射像をみながら、作業を行うと聞きました。放射線はそれくらい危険なもののようです。

 福島原発でも、作業を行う際には専用の防護服を着用し、浴びた線量を知るためのバッジを身に付けるなどにより、決められた以上の線量の放射線を浴びないようなどの対策が取られていると思います。なお、一般的な防護服は放射線の遮蔽ができず、放射能を帯びた粉塵が身体に付着するのを防止するだけのもので、着用しても放射線を浴びることには変わりありません。従って、危険な区域には近づけませんし、近づける場合でも、放射線量をモニターしつつ、短時間で退避する必要があります。

 原発で事故が起こり、実情把握や処置を施す必要が生じても、放射線量が多いと、肝心な箇所には容易に近づけず、状況を悪化させてしまうことになりかねないことが原子力発電所の運用上のネックです。福島原発における従事者の被ばく線量の許容量が臨時に引き上げられたようですが、許容量まで被ばくした場合には、以降の作業には従事できなくなり、交代が必要になります。

 東京電力の発表内容が要を得ず、現状把握に推測が入り込んでいたり、対策が手ぬるく感じられるのには、こうした事情もあるものと思います。ただ、東電の広報担当者は正直なところ、頼りなく感じられます。私の企業経験からの憶測ですが、企業の広報担当者は本当の事をあまり教えて貰えないようです。知らなければ真実をポロっとしゃべったりしませんからね。

 怪しい話ついでに、原子力行政においては東京大学出身者が優勢と聞いたことがあります。そのせいか、テレビで解説を行なう東京大学、京都大学、菅総理の母校である東京工業大学、などの先生方の見解の違いも興味深いところです。

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