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東京医科大学はほんの一例

2018年08月03日 08時07分59秒 | その他
 話題の東京医科大学では、入試の不正加点だけではなく、女性の入学比率を抑制していたと報道されました。

 ニュースでは「男女別の募集人数を募集要項に書いてないから問題」と言っていましたから、仮に募集要項に明示すれば、女性の入学比率が低くても構わなかったと言う事。女性が医師になる事を禁じれば憲法14条によってアウトでも、医大入試の男女比率を定める事自体はアウトではないのが公的な見解らしい。

 しかし、いまどき男女で異なる募集人数を募集要項に書けば世間の非難が予想されますから、東京医科大学はそうしなかったものと想像されます。会社的に言えば、面接で落とせば済む事で、点数の改竄は明るみに出ればアウト。

 考えて見ると女性差別に関しては憲法も実効性が無く、やむを得ず男女雇用機会均等法が定められました。しかもこの法律は就職に関するもので、大学などの入試とは全く無関係。

 例が適切かどうかはともかく、歴史のある慶應義塾では男子校(慶應高校)の定員は約2200人に対して、女子高校の定員は600人、数字を並べて比較すると女性の入学抑制と見られない事も有りません。

 女性の医師が増えると、出産や子育てで職場を離れる事があるため、女性の入学比率を抑制したいと言う事情も影響しているのではないかと言われています。世間一般の採用においても多分同様な考えが底流に有ります。私が在籍した会社では当時、女性の採用比率を2割までと決めていました。

 話がそれますが、会社の経営的な観点では女性の採用比率をむしろ高めるべきと思います。なぜなら、結婚、出産、子育てで退職してくれれば、能力、体力、気力いずれも十分で賃金が比較的安い年代の人材を使えます。いつまでも居座る男性社員の年功賃金が上がる事を思えば、人件費の抑制にもなって会社にはとてもお得。

 どっちの味方をして書いているのか分からなくなって来ました。


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