ボルシチ

　お馴染みのロシアのスープ。最近あまり話題に上らないような気がします。私の両親の年代の人は満州で食べた人も居て懐かしさも有ったのかなと思います。

　それはさておき。

　立ち寄ったお店で「ボルシチ」と書いてあるパッケージを見付け、調理済みボルシチのレトルト商品と間違えて購入しました。販売者が株式会社にんべん、製造所は真富士屋食品株式会社。

　伯父がにんべんの一族の方と同窓だったと聞いていますが、何代目の方なのかは分かりません。ごく僅かなご縁。

　日本橋の魚河岸に店を構えた老舗「にんべん」は鰹節で有名。最近はいろいろと多角化しています。「ボルシチ」は「だしとスパイスの魔法」と言うシリーズの商品の一つ。調味液とスパイスのセットからなっています。よく見たら、調理済みではありませんでした。

　パッケージに書かれているレシピを見ると玉ねぎを使わないでボルシチが出来るようなので、西洋のだしの素である玉ねぎを使わないので不思議に思いますが、調味液にオニオンエキスとかつおぶしが加えられていて、これらが玉ねぎを使わなくてもよい理由らしい。にんべんらしさ？

　牛肉、じゃがいも、人参、キャベツを使って、ボルシチを仕上げて見ました。味はなかなかで、特筆すべきはスパイス。量も多くとても効いています。


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