ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

ホーム転落事故に思う

2011年01月27日 09時49分41秒 | その他
 目の不自由な方が駅のホームで亡くなられたニュース、いろいろな意見が出ています。

 事故防止策としてホームドアの設置が望ましいことは明らかです。山手線での実現を図る計画があるそうですけれども、この策を全国の私鉄も含めた鉄道のすべての駅に施すことは現実的には不可能で、計画推進中という事で話がお終いになるでしょうね。

 一方で、目の不自由な方々が、自身の危険回避ができないことを誰しも知っていながら、周囲の援助無く歩行させるのは、ウィンドウを見えないように覆った自動車を走らせるのに等しく、交通安全上、極めて問題が大きいと思います。自動車なら直ちに走行を禁止することになるでしょう。けれども人の歩行を単に禁止することは、自由を奪うことであり、就労や日常の生活にも支障をきたします。

 結局のところ、誰かが1対1で同行し誘導するしか方法が無さそうな気がします。駅員を配置することは鉄道経営上難しく、乗車賃の値上げを招きます。せめて、街角や交通安全上のポイントごとにボランティアを配置し、短い区間でも誰かが同行するような支援体制と、目の不自由な方が援助を求めている意思を表示するような仕組みを考えて行くべきかと思います。

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