A Rider's Viewpoint

とあるライダーのものの見方

次のオートバイ、たぶん最後のオートバイ

2013-05-28 19:11:44 | ハード
CB1300SFを2004年の7月に購入して9年が経とうとしている。
実は数年前から「次に乗りたいオートバイ」を真剣に考え始めていた。

   *

CBを購入するときも、購入が決まるまで、結構いろんなオートバイから絞り込んでいた。
僕はフルカウルがあまり好きではないので、ネイキッドタイプのオートバイ、通勤にも使えるオンロード、東北に帰省するときにも使える=長距離走破も可能なエンジン……ということから、中型排気量以上のオンロードをターゲットにしていた。

2003年当時、CBに決めるまではBMW F650CS Scaver(スカーバー)が欲しかった。
自作の卓上カレンダーをスカーバーの写真を取り込んで作ってみたりもしたものだから、ほぼ1年間は欲しかったのだろうと思う。
しかし、大型免許を取得し、頭金に近い金額も貯まる頃になると、もっと大きなエンジンのオートバイが欲しくなった。

2003年、HONDAのCBが新しくなった。先代より20kgシェイプした車体に1300ccの水冷エンジン。
4気筒のDOHCは7,000回転で100馬力のパワーを絞り出す。
あれこれ考えて、結局はCBに決めた。間違ってはいなかった。
世界で一番大きなオートバイ会社のフラッグシップマシン。それがCB1300SFだった。

思えば今、「次のオートバイ」をどういう経緯で決めていったか定かではない。
もちろん候補は他にもあった。DUCATIのハイパーモタード。戦闘機のようなフォルムにスリムな車体。110馬力を叩き出すエンジン。
モーターサイクルショーでも試乗してみた。……そしてあきらめた。
決定的な欠点は、オートバイの側ではなく、僕に原因があった。

『足が届かない……』

試乗会で、サイドスタンドのかけおろしを係員に手伝ってもらった屈辱は、どう考えようとぬぐい去ることはできなかった。
僕は自分の短足を呪ったが、「別のバイクにすればいいさ」と前向きに考えた。そして僕の選択肢から「ハイパーモタード」は消えた。

大排気量のスクーターにしようかと考えたこともあった。選択肢は当時は一択。YAMAHAのT-MAXだ。
ラフな服装と、最悪サンダルでも乗れるスタイル。コンビニの買い物袋をシート下に忍ばせることができる積載性も魅力だ。
しかし待て、いくらスポーツ走行に「振ってある(=性格づけがしてある)」とはいえ、相手はスクーターだ。
はっきりいって「ときめかない」
便利さに流されるのは、もっと歳を取ってからでもいいだろう。

   *

……ということで、今狙っているオートバイはこれ。夏になるまでには、入手したいな(願望込み)。

<BMW K1300R>





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