A Rider's Viewpoint

とあるライダーのものの見方

弥生、十六夜、春時雨

2009-03-12 22:27:49 | つれづれ
 「春に三日の晴れなし」の言葉通り、昨日今日と続いた晴天も終わり、明日は夜半から雨が降るようだ。

 3月も既に12日。旧暦は2月16日、十六夜月の夜である。夕刻、北西の方向に赤く大きく登り始めた月は、22時を越えた今、南西の中天に白く輝いている。ちょうど向かって右上のあたりが黒くかげり、満月からほんの少しかけた十六夜の風情を表している。

 春時雨と呼ぶには多少暖かそうな明日の天気ではあるが、晴れたり降ったりを繰り返しながら、季節は次第に本当の春に向かってゆくのだろう。

 春の来ない冬はない。きっともう少しで暖かくなる。