A Rider's Viewpoint

とあるライダーのものの見方

オープン・キャンパス

2009-11-29 18:44:59 | つれづれ
 娘のオープンキャンパスの付き添いで朝早く出かけた。7:20には家を出るという平日より早いスケジュールだ。もっとも、弁当や朝食を作ったわけではないから、支度自体は楽だったんだが。

 JRの最寄り駅から地下鉄の乗り換え駅で降り、ファーストフードでコーヒーとハンバーガーの朝食。地下鉄に乗り替えて目的地の最寄り駅に向かう。
 幸いなことに地下鉄は始発駅。並べばほぼ間違いなく座れる。約1時間強の車中、iPhoneのビデオを見る。

 駅につき、改めてiPhoneのMAPをセット。目的の学校に向けて歩き始める。10分程度でつくものと思っていたら大誤算。その時間は車での所要時間だった。(^^;;
 天気も良く、時間にも余裕があったため、そのまま歩く。徒歩約35分で学校に着いた。

 学校では学生のスタッフが丁寧な応対をしてくれ、学内スタッフの説明のあと敷地や設備を詳しく案内してくれた。

 その後、昼食を食べたあと(ランチ・チケット無料!)、学生スタッフへの質疑応答もしてもらい、13:50頃、スクールバスで駅に戻った。(さすがに帰りは歩く気はなかった。バスは7分ほどで駅に着いた)

 娘は、親切に説明してくれたことが印象に残ったようで、すっかり来春は入学するつもりでいる。

 おいおい。いくら指定校制度による推薦入試とはいえ、まだ面接試験すらしていないんだぞ。
 楽天的なこの父の娘ではあるが、一抹の不安は禁じ得ない。

 それでも心のどこかで「今回は大丈夫ではないか?」と考えている親バカの僕である。

晩酌

2009-11-28 07:49:42 | つれづれ
 消防訓練が無事終った夜。残業をする気がしなくて、明日を休日出勤の日に決めて、とっとと家に帰ってきた。

 夕食のあと、ふと飲みたくなって冷蔵庫に冷やしていた酒をとりだす。
 厚手の硝子製のぐい呑みに注ぐ冷酒は、ワインではなく白葡萄酒と呼ぶのが相応しい。
 同じ酒に変わりはないのだが、薄手の足のついたグラスではなく、ぐい呑みに注ぐだけで「ワイン」ではなく「葡萄酒」と呼びたくなるのも不思議なものだ。
 口の中に少し含んで舌のあちこち、口の粘膜のあちこちに酒を転がす。

 これまたとっておきの生ハムの封を切り、ナイフで少しづつ切り取りながら口に運ぶ。この豚が食べてきた木の実の風味が香りに残る。脂っこいんだが、決してしつこくないこのハムは「ハモン・イベリコ」と呼ばれている。
 1枚のハムだけで、ぐい飲み2杯の葡萄酒を飲み、おとなしくぐい呑みを置く。

 「量」が必要だったのではなく、この「味わい」が欲しかったんだ。

 酒と肴を片付けて、寝床に横になる。手の中の端末でメッセージをやり取りしようと思ったのも束の間、いつの間にか眠りに落ちたらしい。

 電気をつけたままの午前3時。くしゃみをしながら部屋の電気を消す。
 ぐい呑み2杯分のアルコールは、疲れた体にことのほか効いたようである。

銚子ツーリング・20091115・2

2009-11-23 09:58:16 | ツーリング
潮来ICから有料の水郷道路へ走り出す。
途中道沿いにオートバイを停め、iPhoneでマップをチェック。ついでにTwitterにアクセスすると以前のツーリング仲間からReplyが入っていた。
 
「中央frewayは西進するので、左手(南)に麦酒工場で右手(北)に競馬場ですね。天気良いので捕まりませんように(^_^)。」「Thanks!」と回答を送信。

自分のつぶやきからほぼ30分後、僕が読んだのがその20分後。1時間以内に反応がやり取りされる即時性。これもTwitterの魅力のひとつだろうか。

iPhoneをポケットにしまい再び走り始める。水郷道路を越え、R124を南下。銚子大橋を渡り銚子市へ。そのまま海を目指す。

マンガ「築地魚河岸三代目」6巻目に登場する「一番丸いけす」のモデル「一山いけす」前で写真を撮りTwitPicにUPする。ちなみにTwitterで現地UPした際に名前を間違えてUPしたのだが今回調べ直したら、まだ間違えていたことに気付いた。素人の文章ではあるが、固有名詞の間違いは本当に恥ずかしい。お詫びして訂正いたします。

誤)
マンガ「築地魚河岸三代目」に「銚子丸いけす」の名で登場した「一丸いけす」さん
正)
マンガ「築地魚河岸三代目」に「一番丸いけす」の名で登場した「一山いけす」さん

銚子の海沿いを走り犬吠埼に着いたのはちょうど11:00頃。オートバイを停めて休憩。太平洋の写真を撮りTwitPicにUP。

昔、海を「行き止まり」と表現した人がいた。「海=広い場所」と単純に思っていた少年時代の僕は、その「行き止まり」という表現の閉塞感に胸を押しつぶされるように感じたものだった。

かの太宰治も「津軽」の中でこう語る一節がある。
「ここは、本州の極地である。このを過ぎて路は無い。あとは海にころげ落ちるばかりだ」と。

しかしながら、この犬吠埼の明るさはどうだ。この空の青さときたらなんだ。
天空の蒼穹、水平線の淡さ。
青空を背景に白く眩く映える灯台の白壁。
空の青さと海の青さが明らかに違う質のものだと思い知らされるような、この光景は!
僕自身の体が青く染まってしまうような眩惑に囚われ、僕は思わず目を閉じる。
しかし、何というツーリング日和だろうか。目前に広がる景色の醍醐味を十二分に満喫して、再び海沿いの道を走り始める僕とCBである。

犬吠埼を過ぎ、大きな風力発電機が何台も屹立する屏風ヶ浦を通り過ぎると僕は九十九里有料道路~通称・波乗り道路を目指して針路を取る。

波乗り道路の途中、まるで天然記念物のような珍走団に出会う。半キャップのヘルメットに無駄に反り返ったシート、知性のカケラすら感じさせない騒音を撒き散らすだけのスロットルワーク。若い頃の不安を伴なった自己表現欲求が間違った方向に発露された典型的な症例だ。
特に関わりになることもなく行き過ぎる。

12:43 波乗り道路・一宮PAにて食事とする。海藻ラーメンだったかな、塩ラーメンに磯のりとわかめが入ったヤツ。さっぱりしておいしかったです。あと特筆すべきは「ピーナツソフト」だろうか。コクのあるピーナツアイスがソフトクリームにすると、なめらかでおいしかった。これはまた食べに行きたい。
食事を終えたらなんだか里心がついてきた。明日は会社でもあるし、何も言わずにツーリングにでかけてきた訳でもあるし、早めに帰宅するルートを取ることにする。
まずは、R128を大原まで、そこからR465~R297と走りつぎ、R409・房総横断道路から木更津方面に抜け、舘山自動車道に入るという陸路を選択する。
房総半島は、その道の駅の多くが無料でLAN接続できるFreeSpotである。
モバイライダー(モバイラー+ライダーを意味する造語。いま思いついたが、既にあるかも)としてはちょっと残念ではあるが、まあいいさ。また走りに来ればいい。次のツーリングのために楽しみを残しておこう。
……という訳で陸路を進む。

 朝は東に、昼は南に、太陽を追いかけるように走ってきたが、午後からは針路を北に向け、背中に日を受けて走っている。目の前の自分の影を追いかけるかのように。
そのうちに針路は西に向かう。今度は、沈む夕日を追いかけ、また太陽に向かって走ることだろう。

舘山道に入って最初のSA、市原SAで休憩にする。
15:08 舘山道・市原SA内マクドナルド、アップルパイとホットコーヒーで休憩。マクドナルド=BBモバイルポイント=iPhoneユーザーは無料LAN接続~という思い込みがあったのだが、残念、ここは繋がらないらしい。
(;_;) 早々に店を出る。

市原SAを出発。背中に陽を受けて走る。いつも渋滞している貝塚~穴川IC付近を注意してすり抜け宮野木JCTから湾岸道路へ。多少オレンジがかった夕日に向けて走る。

ツーリングの終わりは、いつも待ち受けている家族の笑顔を思い浮かべる。
あの路地を、あの角を曲がると家族が待っている。所詮は、戻るために、再び帰ってくるために、僕はツーリングに出かけているのかもしれない。

2009年11月15日 16:18 帰着。
本日の走行距離321.3km。

銚子ツーリング・20091115・1

2009-11-22 10:29:59 | ツーリング
先週の日曜日の朝のこと。
「走りに行きたい」そんな衝動に駆られてツーリングに出かけることにする。
昨日までの雨がやみ天気は快晴。朝食もとらずに身支度だけ整える。
目的地は未定。進路を東に、ただ東に。海が見えるまで。

オートバイのカバーを外し、シートバックを装着し、iPHoneでTwitterに出発をつぶやく。2009年11月15日 7:35分 ツーリングの始まりだ。

いつも通りに路地を曲がり幹線を東に向かう。エンジンは快調。体も徐々に目覚めてきて路面の状況を感じやすくなったり、より繊細にオートバイを操れるようになる感じがする。機械にたとえて見ればセンサーとコントローラーの精度が上がったという感じだろうか?  ……道はやがて高速道へと続く。 

高速道は正面から太陽の光がさしてとても眩しい。アスファルトがときおり銀色に輝いて水面のように思える。並走する車も僕も、まるで急流を下る魚のように海に向かっている。その流れの中を僕はオートバイを傾けて微妙に進路変更をしながら車をすり抜け、追いこして行く。

東関道を東進すると、左手に船橋競馬場が見える。右側は壁に遮られて見えないが、海岸沿いにサッポロビール千葉工場があるはず。
高速道を挟んで競馬場とビール工場。「中央フリーウェイ」の世界だよね。右と左は確か逆だったと思ったけど。

習志野料金所をスルーパスで通過(オートバイ用ETCシステム、バンザイ!)。宮野木JCTを成田方面へ。太陽に向かって走り続ける。

8:11 酒々井PAに到着。朝食にする。スナックコーナーのパン屋さんで焼き上がったばかりのベーコンフランスにエッグロール。熱々のカフェラテ。早速写真を撮ってTwitter(TwitPct)にアップする。8:20。
20分程度かけてゆっくりと朝食を食べたあと、オートバイに給油して出発。空港の近くを走りながら、着陸途中の飛行機がビルの向うに隠れる姿をみる。空を飛ぶ飛行機が何かに隠れて見えるなんていうシチュエーションは、空港ならではの光景だ。

成田を越えて道はいつしか二車線になっている。
天気が良く、交通量も少なく、腹も減っていない。そんな時のライダーは頭の中でいろんなことを考えている。
今回は「表現する」ということを考えていた。
世の中の現実は一つしかないが、それを表現しようとする表現者は無数にいる。
表現されたものは、表現者というフィルターをかけられたものであるから、その表現は表現者の個性が反映されたものにならざるを得ない。
我々は単に現実が知りたいというだけではなく、その表現者の個性を好むが故に、その表現者が表現したものを欲することがある。
だから表現者は臆することなく、自分の個性を発揮した表現を行うべきである。(もっとつぶやいていいんだよ。みんな。)

閑話休題。
今まで山間の切り通しを進んできた東関道は、佐原PAをこえたあたりから下り坂に転じ、目の前が急に開けてくる。利根川を擁する水郷地帯の、360度を見渡せる景観に急激にかわるのだ。この景観の変化の素晴らしさは特筆に値する。車でも十分だが、体がむき出しのオートバイでこそ、よりその感動は際立つ。

9:20頃、東関道終点、潮来IC到着。(続く)

風呂場は圏外

2009-11-14 23:00:17 | つれづれ
iPhoneを風呂場に持ち込んで「半身浴のお供」にしている。
ジップロックの透明ビニール袋に入れ、浴槽に蓋を半分かぶせ、その上でビデオを再生しているんだな。

今日は戯れにweb接続を試そうと思ったんだが、残念ながら風呂場は圏外。電話の3G回線はアンテナがかろうじて1本立つが、wi-fiは全滅。自宅で使ってるのに有料接続になってしまう。
これはあまりにも馬鹿馬鹿しいので『Easy Mailer Japanese Keyboard』で、この原稿を打っている。

いかん。ちょっとのぼせてきた。!(◎_◎;)
iPhoneを落っことして水没させないように、もう一度ジップロックに入れて、浴槽から上がろう。

ふぅ~。危なかった。ちょっとクラクラしたぞ。(~_~;)

こいつを無事アップロードしたら、深夜営業の本屋に夜遊びに出かけようかな。(^_-)-☆

立冬のライダー装備について

2009-11-09 20:56:03 | ハード
立冬を過ぎ暦の上での季節は冬になった。

日中や日の当たる場所はまだ暖かいものの早朝や日が落ちた夜はそれなりの寒さを感じる。
この季節のライダーは着るものに少し迷う。完全な冬装備をするには早く、かといって秋の装備では心許ない時間帯と場所がある。

僕はというと、トップのアウターは革ジャンでインナーはポロシャツとマイクロフリースのセーターを重ね着だ。
寒いときには襟元を首の上までジップアップし、暑いときには胸元を開いて風を入れる。
ボトムは短距離、かつ近場であれば普通のジーンズ。天候によってはゴアテックスをインナー素材にしたウィンドストッパージーンズだ。
(長距離で峠を通るツーリングだったら革パンツがいいかもしれない)

シューズはくるぶしが隠れるライディング用のスニーカーか、ワークブーツ。
グローブは3シーズン用にしておいて、寒いときはグリップヒーターを使うか、いつもシートの下に入れている雨天用のネオプレーン製を使うかな?
薄めの重ね着をメインにし、まめに脱ぎ着することで体温の調節をするのが、現実的な対象法といえそうだ。

(既に雪が積もったり、路面が凍結し始めたりして、シーズンオフに入った地域もあるかもしれない。走ろうと思えば一年中は知ることができるこのロケーションを本当にありがたいと思う)

さあ次はどこにツーリングに行こうかな。

Easy Mailer Japanese Keyboardの効能

2009-11-07 13:06:39 | つれづれ
 iPhoneに「Easy Mailer Japanese Keyboard」という入力支援アプリを入れ、ローマ字入力に慣れてきたら、PCを立ち上げることなくiPhoneで長めの文章でも打ち込めるようになった。

  おまけにTwitterを始めたことで、思いついたことをすぐ文章化することにもさほど抵抗なく取り組めている。

  これだけ入力が快適ならば、PCからではなく、iPhoneからブログが更新できそうだ。
早速試してみよう。

ついでに画像リンクのテストもやってみる。
http://twitpic.com/okj4t

細工は流々仕上げを御覧じろ、ってところだな。

ブログパーツ・Twitterの解除

2009-11-04 22:56:40 | 所感
 一時表示されていたブログパーツのTwitterだが、またすぐに画面が真っ黒に戻っていた。
 また問い合わせに対する回答が、本日、goo事務局より送られてきた。
 かいつまんで言うと、「Twitter側のパーツ提供の終了に伴い、サービスを中止した」とのこと。残念だ。

 前述したが、Twitterとブログは性格が違う。リアルタイムでつぶやくのが信条のTwitterを1日分まとめてブログにアップしたところで、それはあまり(僕にとっては)意味がない。

 ……ということで、このブログでTwitterをまとめ投稿することはしない。TwitterはTwitter、ブログはブログで運用を続けようと思う。

 もしTwitterをはじめてみる人がいたら……、縁があったらあのタイムラインの上で再会しましょう。それでは、また!