A Rider's Viewpoint

とあるライダーのものの見方

情けない昔を思い出す

2011-08-28 21:40:49 | つれづれ
N響の番組で吹奏楽の「ディスコ・キッド」という曲を聴いた。なんということだ。この曲は知っている。確か中学生か高校生の頃の、吹奏楽コンクールの課題曲だ。

うちの学校の吹奏楽部は(それが中学校であっても高校であっても)地区予選突破が課題のあまり上手いとは言えない小さな部だったから、この曲を選ぶことすらできなかったんじゃなかったかな。
県大会常連の大きめな編成の部が、多彩なパーカッションを駆使して演奏すると、とても映える曲だったんだよな。

「参加する意義」だけに終始した弱小吹奏楽部の僕。
地区予選の当日、早々に自分らの出番も終わり、審査発表までの時間を潰した公園。
不来方のお城の草に寝転んで、空を眺めながら何を考えていたんだっけな?

自分の力のなさを練習量以外の何かに転化して卑屈な生活を送っていた情けない学生だった僕が、前向きな事を考えていた訳ではないだろうから、自分で努力することなしに「環境が変われば僕だって」と、根拠のない間違った自信を抱えていたんだろうな。

タイムマシンがあったら、その頃の自分に説教のひとつもしてやりたいが、多分、まともに聞きはしなかっただろうな。本当に我ながら情けないいじけたガキだったと思うよ。(-_-;)

グローブを買い直した

2011-08-24 17:48:43 | ハード
 先週末の出勤前、ライディンググローブに穴が空いたことに気づいた。

 場所は、左手人差し指の爪の右側(親指側)の側面だ。この場所は手を軽く握るとハンドルの左下部分にあたる。
 「OKサイン」のように親指と人差し指で円を作ってハンドルを支え、その他の3本指でクラッチを操作する癖のある僕には、比較的、擦りやすい場所である。
 僕のグローブは全体的には革製ではあるが、指の側面はフィット感を重視するためか布製である。ここが擦れて穴が空いたようだ。

 僕は、真冬と真夏に一時的に別のグローブを使うものの、それ以外の3シーズンはほぼこのグローブを使っている。
 いつもは春のモーターサイクルショーで、その年のグローブを購入するのだが、今年はショーの開催が震災の影響で中止されたため、特に買い換える機会もないまま、昨年のグローブを引き続き使っていたというわけだ。

 今回の買い換えにあたり、週末の雨の影響から、なんとなくバイク用品屋に行きそびれたこともあり、ネットでグローブを探すことにした。
 今使っているものと同じメーカーのサイトから、ほぼ似たスペックのグローブを探し、色とサイズを選び注文ボタンを押す。支払いもクレジットカードだから面倒なく注文が完了する。

 ……というわけで、今週、自宅に届いた翌日からこの新しいグローブを使っている。

 僕は指の先に隙間があるグローブは嫌いなのだが、このメーカーのものは立体裁断であることも手伝って比較的僕の指にフィットする。
 直接身につけるもので、しかもその感触が操作性に影響するものでもあるから、ライディンググローブは自分の気に入ったものを妥協なく選んで使いたいものだと思う。

 http://www.hit-air.com/lineup/glove_gx3/index.html

 そうそう。今年のモデルからは指先側面が革製になっていた。ちょっとずつ改良されているのもリピートユーザーからすれば嬉しいことだ。

マンガの衝動買い

2011-08-18 22:04:14 | つれづれ
 朝日新聞社の書評(コミック)を読んでいたら、マンガを衝動買いしてしまった。
 最近、読書三昧の日々が続いていたが、急にマンガも読みたくて仕方なくなった。

 知恵熱のような興奮の中で思ったのは、マンガの表現方法は、活字だけの小説とは違うということ。
 脳の別な場所を刺激されたくなってマンガを求めているのだということ。
 色や音や動きをよりリアルに感じさせてくれる絵の表現は、活字だけの融通無碍なイメージの世界と比較しても全く引けを取らないものであるということ。

 まるで単にチャンネルを切り替えるように「マンガならでは」の表現を求めている自分に気づいた。

既刊の続編も勿論あるが、今日、衝動買いした6冊の本は、僕にどんな世界を見せてくれるのだろうか?
(多少、熱に冒されながら)

以下、リスト。

"ベルばらKids 6"
池田理代子; 単行本;

"弾丸ティアドロップ(2) <完> (アフタヌーンKC)"
稲見 独楽; コミック;

"I【アイ】 第1集 (IKKI COMIX)"
いがらし みきお; コミック;

"センセイの鞄 1 (アクションコミックス)"
画・谷口 ジロー 作・川上 弘美;

"センセイの鞄 2 (アクションコミックス)"
画・谷口 ジロー 作・川上 弘美;

"地上はポケットの中の庭 (KCx ITAN)"
田中 相; コミック;

以上。

夏の読書計画・続

2011-08-15 20:51:36 | つれづれ
 夏休みは終わってしまったが、借りてきた本のほとんどを読み終え、いま何となく手持ち無沙汰である。
 現在未読の本は、「PDF完全使いこなしハンドブック」という、どっちかと言えばマニュアルみたいな本であるし、必要な項目だけ拾い読みしても問題はない。
 そうそう、こういう本がレファレンスブックって言うんだっけな。専門課程が「図書館学」の身としては、久々に専門用語に触れるのが懐かしかったりもする。

 さて、そういえば「図書館戦争」という小説がある。
本屋で見かけて名前だけは知っていたのだが、まだ作品を読んだことはなかった。今日、戯れにWeb検索してみたら、Wikipediaの概要のページにこの作品が「図書館の自由に関する宣言」をきっかけに作られたものであることが書いてあった。

 ちなみに「図書館の自由に関する宣言」、改めて読み直しても、ちょっと格好いいぞ。

1)図書館は資料収集の自由を有する。
2)図書館は資料提供の自由を有する。
3)図書館は利用者の秘密を守る。
4)図書館はすべての検閲に反対する。
・図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。

 おお、本当に格好いい。o(^o^)o

 最近、どこぞの都知事という右翼のジジイが、実在するんだか実在しないんだかわからない青少年をネタに、公序良俗を守るという御題目で「検閲」を進めようとしているという、とんでもない事件があったが、そんなご時世に「検閲に武力で対抗する」というフィクションが、妙に心地よく響く。

 実際に武力を行使する事はあり得ないとは思うが、図書館学の片隅をかじっただけのこの俺でも「あくまでも自由を守る」という一文には心揺さぶられるのだな。

 それはさておき、このシリーズ、今日全て図書館で予約完了した。「図書館戦争」「図書館内乱」「図書館危機」「図書館革命」4冊まとめて週末に読み倒してやる!

 わはははは。夏休みも終わったばかりだというのに、なんと脳天気な計画だろうか。
 週末が楽しみで仕方ないぞ。ヾ(≧∇≦)

思いつきのレシピ

2011-08-11 22:03:11 | 食べ物
帰省して生家で昼食を作った。
……とはいえ完全な手抜き料理。冷凍のピラフをフライパンで炒めただけだ。

でもさすがにそれだけでは胸が痛んだので、もとい。
でもさすがにそれだけでは自分も食べ足りないだろうと思われたので、タコトマレタスを作った。

ついでにそのバリエーションで、スーパーで思いついたものを追加で一つ。_φ(・_・

1) ニンニクをみじん切りにして、オリーブオイルと混ぜ、練りわさびと塩を少々加える。
2) ちくわとカニカマボコを適当な大きさに切る。
3) 1)の中に2)を混ぜ合わせ、味付けにめんつゆを適宜入れる。
4) かき混ぜて完了。

今回は面倒臭かったんで、これで完了としたが、茹で枝豆の皮を剥いた中身を一緒にあえると旨そうだ。
気が向いたときに試してみよう。ヱビスビールをキンキンに冷やしておいてね。d( ̄  ̄)

夏休みの読書予定

2011-08-08 00:43:17 | つれづれ
 大学時代の友人たちと続けている同人誌の原稿を書き終わった。いつものエッセイ風近況報告も今回は震災での被災状況をまとめてみたことで、ちょっとシリアスな内容になったと思う。

 それはともかく夏休みだ。月から金の平日5日をつぶして、それに土日を前後にくっつけた9日。明日からの平日は休み中なのだ!
 図書館に予約した本が2冊「準備できました」になっていた昨日。加えてもう1冊の本を借り、今日のお昼までに2冊読んだ。読み終えた本を返しに図書館に行きがてら、追加でもう3冊借りてきた。つまりはこの夏休み期間に7冊の本を読もうとしたということである。

借りてきた本は次の7冊。
【1】「死神の精度」(伊坂幸太郎)
【2】「ポニーテール」(重松清)
【3】「終末のフール」(伊坂幸太郎)
【4】「夜は短し歩けよ乙女」(森見登美彦)
【5】「猫を抱いて象と泳ぐ」(小川洋子)
【6】「ラッシュライフ」(伊坂幸太郎)
【7】「爺爺ライダー」(薄井ゆうじ)

このうち3冊が伊坂幸太郎の著作である。伊坂氏は「ゴールデンスランバー」を映画で観、「アヒルと鴨のコインロッカー」を読み、その面白さを知っていた。そこで今回集中的に、でも飽きないようにほかの作家も取り混ぜながら、本を選んだ。

 現在のところ、「死神の精度」と「ポニーテール」、「終末のフール」を半分まで読んだ。
どれもなかなか面白い。
 たぶん苦労することなしに読み進められるような作品ばかりである。明日からは車で故郷へ向かうが、たぶん本は全部持って行くだろう。
 5月以降、ここ近年にないほど僕は本が読みたいという欲求が高まっている。今年は徹底的に読書をする年にしたいと思う。飽きるまで。
 それはともかく、大人の読書には「読書感想文」という制約がなくて、本当に良かった。(^_-)

毒を吐く

2011-08-05 18:56:07 | たわごと
当然のことだ。僕の宇宙と、君の宇宙は違う。
僕の知らない時間を君は生きている、僕だって君が知らない時間を生きている。
ただそれだけのことだ。なんの不思議も違いもない。

   *

それにしても、自分の考えが客観的事実であると勘違いしている人間のなんと愚かしく醜いことか。
世の中には違う価値観で動いている人間もいる……そんな自明のことに気づいていないのか?
嘘っぱちの「自信家」を見ていると、めまいか吐き気のどちらかがする。

   *

「断定」とはよほど高い見識の持ち主か、世界が全く見えない愚か者かのどっちかが下すものだと考えてみる。
100%の正解ではなかろうが、大きく間違っていない気もする。

   *

たとえ間違っていようとも自分が選んだ道を走りたい。
間違ったら引き返せばいい。
正しかろうが、間違っていようが、自分で走れば走っただけの景色が見えるのさ。

   *

だから俺は他人のことにあれこれ口出しはしない。
それはそいつの考え方で、回りからどう思われようとも、そいつが自分で責任をとればいい。それが大人だ。

おまえはそこで自分で勝手に嫌われていろ!