A Rider's Viewpoint

とあるライダーのものの見方

振り返って近況を

2010-08-29 08:51:32 | つれづれ
朝8:10。iPadを持って散歩にでかけた。
空の雲は密集した脱脂綿のような入道雲ではなく、青い紙に筆で白い絵の具をなぞったような絹雲である。
そういえば日射しはいつもより優しく、風も熱風ではなく少し涼しい。まだまだ残暑が厳しい折ではあるが、それでも秋の気配は確実に忍び寄ってきている。

思えば7月下旬から今まで、あっという間に過ぎ去ったような気がしている。
結局のところ、母親の資産状況が判明しないままで、こっちの介護施設に入所させることは経済的に余りにもリスクが高く、若干はコストが安い故郷の近くで施設を探さざるを得なかった。

母親の退院と入所、それに伴う契約と身の回りの手続きをすませ、母親同行の上で銀行の口座確認と暗証番号の変更(本人が忘れている)、父親との経費分離確認と支出の明確化をすませ、とりあえずこっちに戻ってきた。
次はこちらでのコスト再確認と、母親の状況に見合った施設の再調査ということになるのだろう。

人は互いに支え合うことができるなら、多少は普通の生活を長く続ける事ができる。
自分の健康と資産、家族との人間関係、考えなければならない事は多い。
今回の件は本当に勉強になった。良い事はそのままで、悪い事は反面教師として、今後の指針として行こうと思う。

短歌始めてみました

2010-08-24 22:31:24 | つれづれ
何となく短歌を始めてみました。全くの自己流で、何の勉強もしていませんが、57577のリズムに親しんでいたのは、「笑点」が好きだったせいかもしれません。
まずは、戯れに一首。

目が覚めて、会社に行かぬその朝の、軽ろき心を、誰ぞ笑いぬ。
……夏休み初日の心境です。

季語もなく、より簡単にできそうと、短歌始めし我をば笑え。
……(^_^;)

続いて、この夏休み、田舎に帰って認知症の母を介護施設に入れたのですが、その辺りの状況から5首。

有意義な夏休みだと言ってみる。言葉正しき、心、寂しき。

認知症の母を預けし施設での、別れの涙に我も戸惑う。

言葉には母のためにと言いながら、妥協する我を醜く思う。

不惑なる歳を数えし我なれど、秘かに尋ぬる、泣いてもいいか?、と。

ふるさとの山が陰りて姿が見えず。哀しき、恋しき、ふるさとの山よ。

最後の句は同郷の歌人石川啄木へのオマージュではありますが、今回本当に岩手山が雲に隠れて見えなかったのは残念だったんですね。岩手山、好きです。僕は厨川の農業試験場のあたりからの角度が一番いいなあ。

短歌、今後もボチボチ続けてみたいと思っています。