A Rider's Viewpoint

とあるライダーのものの見方

2月になっていた。

2011-02-13 18:25:41 | つれづれ
 大学時代の友人たちと続けている同人誌(……といっても近況報告エッセイ集のようなもの)の原稿が書き終わった。
 思えば最近ものを書かなかったのは、原稿を先に仕上げようという無意識の優先順位が働いたのかもしれない。
 それはともかく、またボチボチとTwitterでもつぶやきはじめ、今日は殊勝にも(?)ブログの原稿にも取り組んでいる。

 立春を過ぎ、七十二候は「黄鶯睍睆(ウグイスなく)」鶯が山里で鳴き始める頃だという。思えば庭の梅の木に花が一輪咲いていた。昼から名残の雪に変わる、朝の冷たい雨に打たれて、それでも凛としていて。
 今日、ほんの少しだけ日が長くなったことを感じた。こんな小さな積み重ねを続けて季節は春になってゆく。

 アンダータイツを脱ぎ、グリップヒーターを切り、冬用の厚いグローブを薄手のものに換えたとき、僕等ライダーは新しいツーリングシーズンの始まりを実感するのだ。

 さあ、今年はどこに走りに行こうか、と。