A Rider's Viewpoint

とあるライダーのものの見方

長靴買った

2014-02-21 21:39:54 | ハード
先週の今頃、雪が降り積もる中、会社に車を置いて自宅に帰った。
まださほどひどい降りではなく、電車も一部の相互乗り入れが規制された程度で、運行自体は普通に行われていたのだった。

翌日、表を見ると思った以上に降り積もっていて、おまけに雨も降っている。
今日は一日中家の中でぬくぬく過ごそうと思っていたらクリニックの検診予約をしていることを思い出した。

早速、JRの運行状況を調べてみたら、案の定電車は止まっている。
駅からのバスで地下鉄の駅に向かうのが良さそうだ。
そうあたりをつけて、とりあえず駅まで行って様子を見てこようと思った。

ちりとりやらデッキブラシやらで玄関からポストまでは雪かきをしていたのだが、さすがにその先は未知数だ。深めのスニーカーを履いて、傘を差して駅へ向かう。
雨を含んだ雪はぐじゃぐじゃとシャーベット状になっているばかりか、排水口に詰まっていて雨水が流れて行かない。
つまりは駅に向かう道のほとんどが雪を含んだ水たまりになっていた。

くるぶし程度の高さのスニーカーがかなう相手ではない。駅に向かう道の半分に達する前に足がぐちゃぐちゃに濡れた。

バスの運行を確認して再び出かけようとしたが別のスニーカーでは二の舞だ。
おまけに「年に一度しか使わないようなものが買えるか!」なんて思っていたので長靴なんぞは持っていない。
しかたなくライディングブーツの表面に脂を塗りたくり、これで少しは水を弾くかな、なんて考えたが、浸水の状況は全く変わらず。つまりはスニーカー同様に、すぐに足がぐちゃぐちゃに濡れたのだった。

その日はさすがに懲りて、靴売り場を数件回ったのだが長靴は置いていない。
某高級百貨店でゴアテックス装備のブーツが売っていたが、こんなシャーベットを漕いで歩く用途に2万円は高すぎる。
長靴は普通、2千円から3千円くらいだ。
その他に店を2軒回って見つからなかったので発想を変えた。
iPhoneでホームセンターを探して園芸用か安全靴の長靴を買えばいいんだ。
クリニックに向かう駅のひとつ先まで行って、iPhoneにナビをさせながら、やっとたどり着いた某ホームセンター。長靴が山積みにされていたが残っているサイズは24.0と27.0だけだった。_| ̄|○
その後自宅最寄りの店も2軒回って見たが、2軒ともメンズ用は置いていなかった。(~_~;)

今週、また週半ばに降雪があるというニュースを聞いて恐怖した。
あの足の不快感を伴ったままで会社で仕事なんかしたくない!
幸い今週の降雪は回避されたが、恐怖感だけはしっかり残った。
そこで僕はネット通販でこんなメーカーの長靴を買うことにした。



……ということで、今日届いたのがこの長靴。

「走れる長靴」で検索すると最初の方にヒットするのがこの長靴~「76Lubricants(ナナロク)」パーフェクトフィットレインブーツ~である。値段は3300円。(+送料)
今日届いたので早速履いてみたら、なるほど、くるぶしの辺りがタイトフィットで歩くと足が「カポカポ」することはない。なかなか良い履き心地である。
タイトフィットということは雪の冷たさが伝わりやすいのかもしれないが、雪かきをしているならそう気にすることでもないだろう。

よし! こいつは気に入った! 雪でもみぞれでも何でも来い!

……多分出番は来年度になりそうな気はするが。f^_^;

次のヘルメット候補

2014-02-15 21:35:05 | ハード
SHOEIから「Z-7」という新しいヘルメットが発売された。
現在使っている「Z-6 SYMMETRY」の後継機種である。
僕は随分気に入ってこのZシリーズを使い続けている。最初に購入したのは確か「Z-3」だったから、4世代も前なんだな。
このシリーズは帽体が小さく軽いことを目指して作られたものだが、デザインもシンプルで落ち着いた雰囲気も気に入っている。

現在の「Z-6 SYMMETRY」はグラフィックモデルなのだが、この機種は国産4大メーカーのイメージカラーを使用していて、僕の前機種HONDA CB-1300Fに合わせたデザインだったので気に入って使っていたのだ。
だから逆にオートバイをK1300Rに変えた今、若干の違和感を感じてしまう。

実は昨年末頃、単色の「Z-6」を買おうかと思い、某量販店に行ったところ、棚から商品が外されていて特価品として並べられていた。
店員さんに「生産完了ですか?」と尋ねると「新しいモデルに変わるようですよ」という情報を得て、購入を保留にしていたのだ。
その後海外で先行発表され、後は国内での発表を待つばかりだったが、どうやら2月初旬に発表されたらしい。(僕は週末に気付いた)

今回のモデルはデザインが一新され、シールドに曇りを防止するシートが標準装備された。加えてシールドの密封性が高まり静粛性も増したとのこと。
これは素晴らしい。もしちょうど買い換え時期でなかったにしても、十分に購入する価値はありそうだ。
新しいシーズンを前にして、僕はこのヘルメットの色を選ぼうとしている。
(http://jp.shoei.com/products/ja/helmet_detail.php?id=466)

ガラスコーティングを施す

2013-11-04 00:38:14 | ハード
Kにガラスコーティングをして貰った。(http://www.cr-1.jp)
これを施すことで細かい傷や埃がつきにくくなり紫外線によってプラスチックが白っぽく劣化するのがかなり防げる。また防錆効果も期待できるのだ。
はっきり言って安くはない。
しかし今後の経年劣化とメインテナンスの容易さを考えると十分にその価値はある。
CBにも施工して貰っていたが、十分満足していた。

……ということでこれが施工直後の画像。



艶消し黒の車体に艶がのったが(^_^;)、まあ多少は仕方がない。

これから内部が完全に硬化するまで2週間ほど雨天走行や水洗いを控えなければならないとのこと。
十分に注意して過ごしたい。

グローブの改良

2013-10-09 23:06:38 | ハード
ここ数年、同じメーカーのライディンググローブを使っていた。Hit-Airのグローブだ。今年の春同じタイプの新作を購入し、3シーズンはこのグローブを使おうと思っていた。

しかし、今回購入したグローブには大きな欠点があった。手首を締めるベルトがループから抜けやすく装着にやたら時間がかかるのだ。

おかげで夏は別なメッシュグローブを買ってずっとそいつを使っていた。

しかし、ふと改良の方法を思いついた。

<ループに通ったベルトを>

<折り返して、こう留める>

上の画像でお解りの通り、実はベルトの先にボタンを縫い付けた。

ベルトのベルクロを外して緩め、手をグローブに入れる際、ベルトがループから抜けそうになるのを、縫い付けたボタンが引っかかって阻止するんだな。

簡単な改良であるが、非常に効果的である。

ほんの少しの工夫で、愛着を持って商品を使うことが出来るというのは、実は今こそ大切な発想だと思うんだな。
(自画自賛、多謝)



グリップシュリンクチューブの装着

2013-10-06 17:30:15 | ハード
昨日(10/5)オイル交換の際、グリップシュリンクチューブの取り付けを行ってきた。
グリップシュリンクチューブというのはこんなもので、

これをハンドルグリップに取り付けるとこうなる。

Kはヒートグリップ機能が純正で付いているので、冬はハンドルを握ると暖かい。(ちなみにCBではオプションで装着していた)
それはいいのだが、グリップが摩耗するとヒートユニットも含めて全交換らしい。
これはコスト的に非常につらい。そこでこのチューブをグリップに取り付けるというわけだ。このチューブが摩耗してきたら、チューブだけを交換すればすむからね。左右で¥1,260の投資ですむなら安いものだ。
取り付けもそう難しいものではなく、チューブをグリップに取り付け、ヒートガンで熱風を当てて収縮(シュリンク)させるだけ。家庭用ドライヤー程度の熱量ではうまく縮まないそうなのでディーラーに頼む必要はあるが。

当日ディーラーに相談したら在庫があるということで、購入即決。オイル交換のついでにその場で取り付けて貰ったので工賃が無料になったのも嬉しいサービスだった。

この商品、同じ状況のBMW乗りには必須なものではないだろうか?
純正品として取り扱ってもいいと思うんだけどな。

(僕が購入したのは、下記URLのキジマ製品。文中に添付した画像もここから使わせて頂きました)
http://yanasemt.exblog.jp/15912679/


新しいライディングシューズ

2013-09-15 21:41:51 | ハード
新しいライディングシューズを買った。前に雑誌だったかwebの記事だったかで読んだRSタイチのRSS007。Boaというワイヤーレースで締め付けるシステムを持つ靴だ。

靴の甲の上部にダイヤルがついており、このダイヤルを右に回すことによってワイヤーが巻き取られ靴が締まってゆく。
リリースはこのダイヤルを手前に引くことによって、カチッという音とともに瞬時にワイヤーレースが緩む。非常に着脱が簡単なシステムだ。
色はKに合わせて黒の単色にしたが、次に買い増す時は、黒赤のコンビも悪くないな、と思う。
正直言って結構この着脱の容易さは気に入った。このまま履き続けて耐久性に問題がなければ、今後ライディングシューズはこの機種にシフトしていこう。
ちょっと高価ではあるが、足のホールド感と着脱の容易さのバランスが良いシューズはあまり見当たらない。
今後の使用感を確認するのが楽しみな一足である。

http://pro.rs-taichi.com/mproduct/RSS007.html

夢を現実に

2013-06-01 16:22:47 | ハード
本日(2013/6/1)入金を行い、下取りのCB1300SFを持ち込み、BMW K1300R の購入手続きが完了した。

本体に加え、現在CBに付けている別体式のETCを移設し、社外品のヘルメットホルダー、クラッシュパッド、サイドスタンドハイトブラケットを取り付け、ガラスコーティングを施してもらう。
社外品等の納品とガラスコーティングの業者スケジュールに遅れが生じなければ、来週末には納車が可能だという。(23:00訂正・納車日は再来週6/15以降でした。勘違い)

コツコツと貯金をしていたここ数年間。新しいオートバイの購入なんて全く現実感のない夢だった。
しかし、母が亡くなり否応なしに思い知らされた自分の人生の残り時間。突発的な問題が起こったなら、夢は夢のままで一生叶えられないかもしれない。
そう考えたら、矢も盾もたまらず、具体的な購入プランを進めることとなった。

幸いにも5年越しの貯金はまあまあの額となり、下取りを加味すれば何とかなりそうな見積りも戴いた。
社外品をクレジットの引き落としにして、数ヶ月の支払い猶予を設ける等の裏技は使ったが、何とか手持ちの資金だけでやりくりできる算段がついたのだった。

いま、数年越しの夢が現実になろうとしている。
決して浮かれることなく日々を過ごし、納車の日を待とうと思う。

次のオートバイ、たぶん最後のオートバイ

2013-05-28 19:11:44 | ハード
CB1300SFを2004年の7月に購入して9年が経とうとしている。
実は数年前から「次に乗りたいオートバイ」を真剣に考え始めていた。

   *

CBを購入するときも、購入が決まるまで、結構いろんなオートバイから絞り込んでいた。
僕はフルカウルがあまり好きではないので、ネイキッドタイプのオートバイ、通勤にも使えるオンロード、東北に帰省するときにも使える=長距離走破も可能なエンジン……ということから、中型排気量以上のオンロードをターゲットにしていた。

2003年当時、CBに決めるまではBMW F650CS Scaver(スカーバー)が欲しかった。
自作の卓上カレンダーをスカーバーの写真を取り込んで作ってみたりもしたものだから、ほぼ1年間は欲しかったのだろうと思う。
しかし、大型免許を取得し、頭金に近い金額も貯まる頃になると、もっと大きなエンジンのオートバイが欲しくなった。

2003年、HONDAのCBが新しくなった。先代より20kgシェイプした車体に1300ccの水冷エンジン。
4気筒のDOHCは7,000回転で100馬力のパワーを絞り出す。
あれこれ考えて、結局はCBに決めた。間違ってはいなかった。
世界で一番大きなオートバイ会社のフラッグシップマシン。それがCB1300SFだった。

思えば今、「次のオートバイ」をどういう経緯で決めていったか定かではない。
もちろん候補は他にもあった。DUCATIのハイパーモタード。戦闘機のようなフォルムにスリムな車体。110馬力を叩き出すエンジン。
モーターサイクルショーでも試乗してみた。……そしてあきらめた。
決定的な欠点は、オートバイの側ではなく、僕に原因があった。

『足が届かない……』

試乗会で、サイドスタンドのかけおろしを係員に手伝ってもらった屈辱は、どう考えようとぬぐい去ることはできなかった。
僕は自分の短足を呪ったが、「別のバイクにすればいいさ」と前向きに考えた。そして僕の選択肢から「ハイパーモタード」は消えた。

大排気量のスクーターにしようかと考えたこともあった。選択肢は当時は一択。YAMAHAのT-MAXだ。
ラフな服装と、最悪サンダルでも乗れるスタイル。コンビニの買い物袋をシート下に忍ばせることができる積載性も魅力だ。
しかし待て、いくらスポーツ走行に「振ってある(=性格づけがしてある)」とはいえ、相手はスクーターだ。
はっきりいって「ときめかない」
便利さに流されるのは、もっと歳を取ってからでもいいだろう。

   *

……ということで、今狙っているオートバイはこれ。夏になるまでには、入手したいな(願望込み)。

<BMW K1300R>





メッシュグローブの時期

2012-08-11 22:32:11 | ハード
バイク用グローブに穴が開いた。
……というより左手の手首部分のストレッチ素材がほつれて破れてきたのだ。

買い換えようかな……と思い、前回買ったのはいつだったかなと思ったら、ちょうど1年前くらい、このブログに書いていたんだな。(「グローブを買い直した」2011-08-24)
去年は左手人差し指の側面が擦れて穴が開いたようだが、今年、同じ部分は全く損傷はない。(もっとも1年近く使っているので無傷ではないが)

ちなみに僕は、この3シーズン用グローブとは別に、冬は鹿革のウィンターグローブ、真夏は頂き物のホンダ(のロゴが入った)メッシュグローブを使っている。
実は今年、このメッシュグローブが破け、3シーズン用グローブを使い続けていたのだ。

真夏のライダーは辛い。
炎天下の直射日光、アスファルトの照り返し、周囲の車のクーラーの廃熱、股の下にはエンジン。
渋滞に捕まって走行風が体にあたらない状況では、本当にめまいがして倒れそうになる。

そんな中では、グローブがメッシュ素材になっていて、風が当たるかあたらないかは、些細なようでいて大変大きな違いがある問題なのだ。

どうしようかな。黙ってこの3シーズン用グローブを買い換えようかな。
いやいや、そもそも破れたのはメッシュグローブだからな、メッシュグローブを買い換えて3シーズン用は来年まで延命させようかな。

よし。新しいメッシュグローブを購入して、3シーズン用は来年まで延命させよう。
3シーズン用のグローブと同じ、お気に入りのメーカーのものにしようかな。
……ということで、このメッシュグローブを買うことにする。
(http://www.hit-air.com/lineup/glove_m8/index.html)

しかし、これから注文するとして、お盆期間は発送可能なのかな。
心配だ。早めに注文しておこう。

ちなみに、……該当のホームページ行ったら、既に完売だった。。・゜・(゜`д´゜)・゜・。 ウワァ~ンww
季節品だから無理もないが。

今年の冬は寒いので

2012-02-26 01:24:41 | ハード
この間、娘がバレンタインデーにケーキを作るためにハンドミキサーが欲しいというので家電量販店に見に行った。ハンドミキサーはともかく、店内をうろついていたら面白そうな家電を見つけた。

『dyson hot+cool』 羽根のない扇風機、ダイソン エアマルチプライア-に温風機能をつけたものである。

値段は普通の石油ファンヒーターが3台は買えそうなほど高いが、空気を汚さない、点火時や消化時に嫌な臭いがしない、省スペースで夏は扇風機としても使えるということで、結構、以前から気になっていた製品なのだった。

今年の冬は寒い。エアコンだけでは部屋が暖まらなくて難儀をしていたのは確かだ。先行して縦型の電熱ヒーターを買ったカミさんが、同じ金額なら補助金を出すという話もあったので結構真面目に購入検討をしてみた。

家電量販店の店頭価格とメーカーのオンラインショップでは値引きがない。そこで価格comで探して、送料が無料で、カード支払いが可能な最も安い店を探したところ、某静岡県のオンラインショップが最安値。カミさんの補助金も換算して30%offくらいになったので、その店に注文した。

日曜の深夜に注文して、月曜に受注メールが到着。水曜日に発送メールが届いて、翌木曜日に納品された。

早速、開封して使い始めると、思ったより風量もあり、温風も温かい。広い部屋を暖めるのは大変だろうが、エアコンの補助として、扇風機のように体の近くで温風を浴びるのなら十分だ。いや、この使い方が最も適しているようだ。
なにせ温風なので体にも優しく火事の心配も少ない。換気の必要もなく比較的早く温風がでるので寝起きの寒いときにはありがたい。操作スイッチは本体の一番下の部分なので、付属のリモコンも使いやすい。
結構、良い買い物をしたのではないかと自己満足している。

困ったのは、これがきっかけでダイソンの掃除機に興味を持ってしまった。この掃除機がまた、ファンヒーターに比べ輪をかけて高い。国産品の数倍の価格だ。さすがに簡単に買えるものではないが、心の底で、夏のボーナスを使えばなんとか……とか考え始めている自分がいる。こんな自分が一番怖い。(^_^;)