中年親父的「奥の細道」

日本大好き!旅行大好き!な中年親父の旅行記。
おすすめグルメや温泉スポットを紹介します。今は週末農業で大忙しです。

釧路避暑旅行

2016-09-06 16:50:49 | Weblog

平成28年9月1-5日 最近の暑さは堪える。この暑い夏の間、出来るだけ涼しく過ごせないものだろうか?過去に色々考えた。北海道新幹線が開業する前に、青函トンネルの海底駅の探検というのに参加した。確かに涼しかった。奥日光湯本温泉は真夏でも涼しい。マレーシアでさえ日本の真夏よりはましだった。

でもある程度の長期間を暑さから逃げるにはどうするか?欧州やカナダに滞在すれば良いんだろうが、余りにお金が掛かる。信州や北海道なら少しは涼しいが時々30度を超える暑い日がある。色々と調べた結果、真夏の北海道でもそれ程暑くならないのは『釧路近辺』という結論に達した。

いま全国のどこの市町村でも都会の人を田舎暮らしに呼び込んでいる。でも我々は本気の移住ではなく、冷やかしの田舎暮らしお試しだから、真面目に対応して貰うと、逆に何となく気が引ける。でも北海道は少しスタンスが違って、夏の間だけでも良いから北海道に遊びに来てと、「ちょっと暮らし」を勧誘してくれている。それなら良い所取りをさせて貰おうという訳で、いずれは釧路に1か月ロングステイしたいな・・・と考え、先ず今回は5日間でその調査プラス観光旅行することにした。移動手段から現地の生活の楽しみ方までロングステイの見方で釧路近辺を旅行する事にした。

9月1日から飛行機のチケットは割安になる。しかも75日前に買っておけば安い。ANAの羽田ー釧路を往復15000円で購入しておいた。5日間と短いので、長期滞在用の住宅ではなくホテルに泊まる事にした。釧路市内に2泊して歩いて観光、あと2泊は観光地を巡る事にして、その間はレンタカーを利用する事にした。

今年は8月下旬から北海道には大雨が降り、次々と台風が襲った。我々が旅行している時も道路が寸断されていたが、釧路の被害はまだしも軽微だった。台風が去った9月1日に釧路に到着。ホテルにチェックインして近辺を散策する。数年前に知床と釧路湿原のツアーに参加して、釧路プリンスに宿泊したが、今回はANAホテルで釧路川河口にある。

JRの釧路駅から北大通が通っており橋の手前がフィッシャーマンズワーフMOO。ここには海産物や土産物などが売られている。

 

ここを通り抜けて釧路川に掛かる幣舞橋を渡る。ここからの夕日が綺麗だそうだが、生憎曇りで見られなかった。

この先は少し高台になっており、その上に生涯学習センターがあり、地域の人たちがサークル活動をやっている。夏だけやって来る都会の人たちを優しく受け入れてくれるそうだ。隣が図書館。でも余り図書は充実していない。これでは私は我慢できそうもない。

 

川沿いに少し歩くと港文館。ここは石川啄木が明治41年に2か月半滞在した旧釧路新聞の社屋を復元したもので、啄木の原稿などが展示されている。

 

釧路駅から釧路川までの一帯が一番の繁華街。釧路の有名な食材は炉端焼き、お寿司、釧路ラーメン、エゾシカ、ザンギ(鶏肉のフライ)、スパカツ(スパゲッティ+豚カツ)といったところだろうか。短い滞在中には全部制覇する事は厳しそう。

 

何軒かの炉端焼きお勧めのお店を紹介して貰い、ガイドブックにも載っている老舗の『炉ばた』に入る。創業50年の煤で真っ黒になった薄暗い店内でお婆さんが炭火の前でひたすら焼いている。美味しい。ここは大正解だった。

 

 

 

 

 

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