オオワシの画像・・・(道東の風連湖)
オオワシの飛翔シーンの画像・・・(お馴染みのシーンですが、個体も違い未投稿画像です)
夏季にロシア東部(カムチャツカ半島、樺太北部など)で繁殖し、冬季になると越冬のため朝鮮半島、沿岸州、カムチャツカ半島南部などへ南下する。オホーツク海沿岸部では冬季に南下する個体が多いが、一方でカムチャツカ半島では千島列島以南へ南下せずに留まる個体も多い。日本では基亜種が冬季に越冬のため北海道や本州北部に飛来(冬鳥として)する。
オオワシの飛翔シーンの画像・・・(空抜けもオオワシは綺麗だ)
冬鳥のオオワシの生態・・・(2月の初旬がピーク)
オオワシ達は11月の後半よりロシア東部(カムチャツカ半島・樺太など)からオホーツク海を渡って、北海道の道東各地に渡来して来るようになりますが、本格的には年を越し1月に多くのオオワシ達が本格的に渡来するようになります。※越冬のためと言われているが、2月の後半には殆どのオオワシ達は再びロシア東部方面へ渡って行ってしまいます。※北海道も真冬になると餌が獲れなくなってしまいますので、同じ極寒のロシア東部へと戻って行くことになっているようです。
全長95cm(メスは1m超え)と羽を広げると2.5mと、他の猛禽類などから襲われると言うことはありませんので、国内最強の猛禽類と言っても過言ではないが、意外に主に魚食性ですが弱っているカモ類なども捕食して食べることもあるようだ。※嘴がオシロワシのように肉食の嘴になっていないため、海面や水面を泳いでいる魚を鷲掴みにして餌獲りを行うが、その確率は高くあまり失敗したところを見たことかない。※黒の個体に主翼の前のところが白く全体個体のコントラストが青空や雪又氷上に合い、大きさも然ることながら上空を飛翔しているところは誰が見ても北の王者らしく素晴らしいと思われる。
オシロワシよりオオワシ好きなので、特に主翼を一直線に広げ上昇気流に乗るように滑空している姿は一見の価値があると思われるため、その飛翔シーン(大きいものへの憧れのようです)は観の者が心を奪われるようだ。※オオワシ(オジロワシにも同じことが言える)は北海道で見るのが一番で、他の場所で見るよりも北海道の雄大さがオオワシには似合っているように感じている。
何度も道東へ通い続けているため、オオワシやオジロワシの飛翔シーンの写真は数多く持っているので、画像には事欠かないが、そんな中でも前述の通り、主翼を一直線に広げて飛ぶオオワシの飛翔シーンが一番好きです。※雪原や地上に降り、近くにいるオジロワシ達を蹴散らしながら、ヨチヨチ歩きをするオジロワシに苦笑すら覚えてしまい、そんなオジロワシの姿のギャップが何とも言えないくらい滑稽であり微笑ましくも思えます。※日本の猛禽の世界では最強のオオワシなので、他の猛禽類がオオワシに対しリスペクトしているようにも思えます。
又、寒風吹く中で顔や手足の指先が痺れるように自然環境でも、北の大地の湖や河川或いは雪の積もっている林の木の天辺に止まっているオオワシの飛翔シーンや止まのものを撮る度に感動を覚えたり、何時もながら気持ちの高揚が感じられるため、大型の猛禽撮りに嵌って行くことが分かるような感じがしている。※ここ数年は小鳥よりも猛禽撮りに時間を多く費やしてきたため、一年を通して撮影スポットへ出掛けて行くなど、飽きることのない坩堝に嵌まった感があります。
真冬の風連湖には多くの猛禽類が氷下待ち網漁のおこぼれに合うために湖畔の周囲の林の中に集まって来ているため、多いシーズンには1,000羽近くの大型の猛禽類が集まることもある。※他にトビやカラス達もオオワシやオシロワシに混じって、伝統漁をする漁師が投げる小魚に預かろうと群れて食べている。
留鳥のオジロワシは本来の猛禽類の頂点に君臨していると思っており、道内でも冬は魚食性だが夏場は水鳥や幼鳥を襲ったり、ワシ本来の弱肉強食の生態の中で生息していると言えるかも知れません。※飛び方も凄みのある飛翔をするため、オジロワシが上空を舞うと、一斉に水鳥達は逃げるように飛び立っていく光景をよく見ている。