野鳥と野鳥写真(観察と展示)

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日本のラテンの地・・・(沖縄と諸島部)

2022-04-29 11:19:08 | 野鳥写真

デイゴの花にとまる国の天然記念物・・・(ノグチゲラの画像)

デイゴの花にとまるリュウキュウヒヨドリの画像・・・(琉球固有種)

クロツラヘラサギ群の画像・・・(三角池)

クロツラヘラサギ群・・・(豊崎干潟)

クロツラヘラサギの画像・・・(豊崎干潟)

ゴイサギの画像・・・(三角池)

ミサゴの画像・・・(豊崎干潟)

シラカシラの画像・・・(豊崎干潟)

コアジサシ達の画像・・・(豊崎干潟)

セイタカシギ達とオバシギ群とキアシシギの画像・・・(三角池)

アカアシシギとシギ類の画像・・・(三角池)

コアオアシシギの画像・・・(三角池)

チュウシャクシギの画像・・・(漫湖水鳥、観察センター)

チュウシャクシギ達の画像・・・(豊崎干潟)

ホウロクシギの画像・・・(豊崎干潟)

ダイシャクシギの画像・・・(泡瀬干潟)

 他にホントウアカヒゲ♂♀(辺野喜ダムの林道)・シマキンパラ(各地)・リュウキュウメジロ(各地)・コゲラ(荒川ダム)・ダイサギ・チュウサギ・コサギ・アオサギ(各干潟)・バン(三角池)・イソヒヨドリ♂♀(泡瀬干潟)・リュウキュウサンショウクイ(各地)・リュウキュウシジュウカラ(各地)・カワセミ(三角池)・ウミウ(豊崎干潟)などを観察できました。

 

浦島太郎の心境・・・(20年は長い)

 世間では3年一昔などとひと言われているが、沖縄県のインフラや観光業界の発展は目覚ましいところがあり、20年前に4年間住んで居たことがいきることがなく、沖縄本島も変わってしまい全く参考になりませんでした。※13年前に観光で一度訪れているが、20年振りの沖縄本島と言ってもいいかも知れない程、沖縄が変貌していました。※沖縄県庁や市役所周辺も変わってしまい、本当に浦島太郎のようでしたので、国際通りの店舗の人達に聞かないと、何処に何があったのかも全く分からない状況となってしまいました。※よくライブビューカメラで県庁周辺と国際通りなどは見ていましたが、今回訪問して沖縄三越も撤退し、国際通りに面して立派なリゾートホテルが出来ていたり、20年前までは国際通りには店舗しかなかったが、来て見て実感しました。

瀬長島ウミカジテラスの全景・・・(沖縄振興事業の一つ)

 那覇空港近くの瀬長島が観光者向けの瀬長島ウミカジテラスというショッピングモールやリゾートホテル・温泉施設等が新しくできており、今回は観光ではありませんので行きませんでしたが、沖縄本島全体の観光開発が進んでいました。※沖縄の高速道(当時は空港まで繋がっていなかった)が空港と直結し、ゆいモノレール(那覇に住んで居た時にはゆいモノレールが出来ていませんでしたが、当時は首里迄の運航でした)も那覇空港から浦添延長されたり、交通のアクセスも良くなっていました。※現在首里城が火災で焼失してしまい建設中で見るものはありませんが、現在は浦添迄延長されるており、沖縄県民の足となっているのかも知れない。

 沖縄県南部からリゾートの恩納村・北部にかけて、国内外資本によるリゾートホテルがありましたが更に新しいリゾートホテルが建ち並び、沖縄本島全体がリゾート化かより進んでいるように感じました。※日本のラテン地域(国内なのでハスポートは要らないのが気軽に来れる)と言われているため、年間を通して常夏とはいかないが、年間の平均気温が22度と暖かいため、沖縄に訪れた観光客はリゾート気分を味わえることになっているようだ。

戦争と平和・・・(立ち止って、再考する時期では・・・)

 今年4月が沖縄返還50周年になるため、日本人の我々にとって感慨深いものがある人も多くいるかも知れませんので、コロナの行動制限が全面撤回なって、ハワイへ行かれる観光客が増えているようですが、沖縄の「平和記念公園」や「しらゆりの塔」などへ出掛けるのもいいかも知れない。※返還50年と節目の年なので、太平洋戦争の激戦地(激戦跡が数多く残っている)の沖縄を訪ねることも日本人として、ロシア軍によりウクライナ侵攻の戦争の真っただ中でもあり、平和ボケの我々に日本人が立ち止って考える時期ではないかと思う人も多くいる筈です。※陸上兵器の戦車群(今後は新しく保有しないと言われている)を多数保有していても空中戦(何処から飛んで来るミサイル攻撃に対し全くの無防備兵器となっている)の近代戦争では何もならないことも世界中が理解したと思われる。

 一部の日本人の中かには、もし北海道がウクライナのようなロシア軍により侵攻されることになって、果たしてアメリカが安保条約を行使してくれるのか心配されているのも、北海道の根室市に行ったことのある人は分かりますが、ロシアは見える位置にあり、核保有しているロシアに対し核抑止力(他国から攻撃されたり侵攻されない)がある国への介入の難しさが浮き彫りになってしまいましたので、日本のためにアメリカの若い兵士が犠牲にならなければならないのかと考えることは少なくない。※米軍基地のない北海道位は自分達の軍備で守れよと言われるかも知れません。※ロシアが北海道へ侵攻して来ることはないと、日本人は誰もが思っているが、中距離ミサイルを保有していない我国(相手国からの攻撃を受けるだけとなってしまう)もウクライナと同じ羽目になってしまうかも知れません。※この21世紀に力による現状変更が実際にウクライナで毎日行われているのが、現実でありロシアの侵攻を止めることも出来ず、世界中が何もできないことになつている。※異常者と言っても過言でない一人の戦争犯罪者のプーチン(核のボタンを持っている)を誰も停めることが出来ない、大義名分のない他国への侵略行為が公然と行われている現状を見ているしかないことに世界中が感じている。※我国を取り巻く環境もウクライナと全く変わらないと思わなくてはならない、インドやパキスタン・中国(新疆ウイルグでは弾圧と殺戮が繰り返され、南シナ海や南西諸島への異常とも言える侵略と現状変更等)・北朝鮮(拉致されていても助けることも出来ないのが、本当に国と言えるのか)・ロシア・韓国(国土占領している)など核保有国が、直ぐ近くに多くあることを日本人はもっと知るべきです。※近代戦争では核保有が一番コストが安く、航空母艦や原潜などを保有することがないため、最貧国(インド・パキスタン・北朝鮮・イラン等)の自己防衛手段と言える。

 こんな説目の時期だからこそハワイでなく、我国の南国情緒漂う沖縄に目を向けて欲しいとお爺さんは思う訳であり、国内の南国の沖縄の空気や文化に触れたり、過去の戦争の跡地を見学するのもよろしいかと思っている。※お天気のいい日には沖縄の海を見るだけでも心が洗われる筈ですので、リゾートホテルに泊まって南国情緒を味あうと非日常が経験できる筈です。

 


沖縄滞在報告・・・(本島)

2022-04-27 10:07:23 | 野鳥写真

ノグチゲラの画像・・・(国の天然記念物がデイゴの花止まり)

リュウキュウヒヨドリの画像・・・(デイゴの花止まり)

ヤンバルクイナの画像・・・(国の天然記念物)

アマサギの画像・・・(沖縄北部の田んぼ)

アマサギとコサギのツーショットの画像・・・(沖縄北部の田んぼ)

 

 20年前に沖縄から戻って来てから沖縄へ出掛けたのが、二度目となり久し振りの沖縄でしたので、浦島太郎のような感覚でしたが、13年前にも一度観光で訪れているため、実際には7年振りでしたが、近年の日本の南の島(沖縄本島・宮古島・石垣島等)の変貌には驚くものがありますので、今回訪れて交通のアクセスや町並みの変わったのには驚きました。

 4年間住んで居た経験が全く生かすことが出来ず、国際通りを散策したが県庁近くの国際通り入口から徒歩で入って来たが、那覇市民の台所の牧志公設市場が移転するため、直ぐ近くに仮店舗の方へ移転中となっており、又、月曜日の定休日だったため、同行者にも食べさせようと国際通りを探しましたが、残念ながら「沖縄のぜんざい」を食べられませんでした※気温30度と沖縄は真夏の陽気となっており、空港の待合では殆んどの人が夏仕様(アロハシャツやタンクトップ・半袖の派手なTシャツ等を着ていた)の服装でした。

 自宅を3:15分に出発し、同妃う社と待ち合わせしている谷保駅経由(5分前に来ていたという同行者を駅前で拾い)で羽田へ向かうことになっていたが、早朝と言うは夜明け前の中央高速や首都高は空いており、羽田に4:33分の到着しP2へ駐車し、予定通り6:15分初の那覇行きに乗り込みました。※中央高速を国立ICから乗り、30分程度で羽田空港に到着しました。

 A350(横9人が座れるファーストクラス席もある)の最新鋭の機内は約50%程の乗員であり、当中気流が悪いのか少し揺れましたが、定刻前に那覇空港に到着したため、あまり聞いたこともないJN(Jネット)レンタカー沖縄を探し、送迎バスを探し荷物を積み込みJNレンタカー沖縄で軽四をレンタルし、今回の沖縄の遠征の行動が始まりました。※58号線沿いの待ち合わせ場所まで行くと、予め打ち合わせてしていた通り、今回の鳥撮りの面倒を見てくれるAさんが待っていてくれたため、拾って直ぐに沖縄本島の「やんばる森」へ向かうこととし、一路沖縄の高速道路を名護市の許田へ走って来ました。※Aさん(山梨出身の東大大学院出の野鳥や小動物を研究しているという環境アセスメントを生業にしている民間会社へお勤めの主任研究員のエリート)からの提案で、やんばるの森に入る前に沖縄の北部の田んぼに水鳥などがいるかも知れないので、立ち寄りたいと言われたので、田んぼへ行くとアマサギ等を撮影することが出来た。※野鳥ガイドは初めてというAさんでしたが、やんばるの生態系や生息種等博学(20年沖縄で活動しているため、小動物の新種も探しているようだ)でいろいろと参考になる話が聞くことが出来ました。

 もう20年も経ちますので、4月下旬の沖縄の天候のことなど忘れていますが、梅雨のはしりなのか滞在した3日間が雨に叩かれてしまいましたので、撮影には厳しいものとなてしまいました。※夏場は毎日スコールがあり、どんなに天気のいい日でも道路に雨が溢れるスコールを経験していますので、驚くことはありませんが、滞在2日目の沖縄南部の集中豪雨のような雨が降ったり、流石にバケツの水をひっくり返したような雨だったので、路肩に車を停めて休んでしまいました。※赴任中に食べに行ったことのある大里町の沖縄そば屋さん(玉屋)が、支店を出すまでに誰もが知る人気のそば屋さんになっていたのて、探しながら行列のある人気のそば屋さんを見つけて「ソーキそば」を食べて来ました。※沖縄口やウチナンチュウ―口(沖縄の方言)といって、沖縄弁でフーチバーといっているヨモギの葉の柔らかいところを摘んで来て、生のフーチバーをソーキヒバなどに入れて食べる沖縄そばの店として知られている。※「フーチバーそば」などもあり、沖縄ではヨモギを入れて食べるそば屋さんは他にもあるかも知れない。

 多少余裕を見て2泊3日の遠征にしましたが、沖縄本島を南から北までの距離が、約120km(直線距離)あるため、鉄道がない沖縄県は車社会ので、慢性的に混雑している国道58号線(南から北へ縦貫している国道)を走行しなければならず、効率よく野鳥撮りが出来る訳もなく、予定していた有名な沖縄の北部にある「そば屋さんの(岸本そば屋)」にも「沖縄ぜんざい屋さんの(新垣ぜんざい店)」にも行くことが出来ませんでした。

(小雨時々雨)1日目の成果・・・(北部のヤンバルクイナ・ノグチゲラ・ホントウアカヒゲ等)

 ヤンバルクイナやノグチゲラ(2種は国の天然記念物)・亜種ホントウアカヒゲ(近年格上げになって、亜種ホントウアカヒゲと県の天然記念物に指定されたようだ)などを狙って、日頃調査活動をしているAさんによく出る観察スポットへ案内して貰うが、やんばるの森が生憎の天候で、鳴き声も少なくヤンバルクイナやノグチゲラ・ホントウアカヒゲも見ることが出来ない状態でした。※1日目の成果として、シマキンパラ・アマサギ・チュウサギ・アオサギ・コサギ・ヤンバルクイナ・ホントウアカヒゲ・チュウシャクシギ・ミサゴ・シロガシラなどを撮る。

(小雨時々大雨)2日目の成果・・・(南部の野鳥撮影スポットのクロツラヘラサギ・ササゴイ・コアジサシ・ミサゴ等

 8時起きして那覇のホテルを9時15分頃から南部地域の野鳥撮影スポットを回ることにし、漫湖水鳥 湿地センター(チュウシャクシギ・・シロガシラ・リュウキュウメジロ等)・三角池(クロツラヘラサギ6羽・シロガシラ・カワセミ・チュウシャクシギ・バン等)・豊崎干潟(ミサゴ・コアジサシ・クロツラヘラサギ等)・夜間撮影場所の那覇市内の末吉公園(リュウキュウアオバズクと出会えず)へ出掛ける。

(小雨時々雨と霧)3日目の成果・・・(ノグチゲラ・イソヒヨドリ・シロガシラ・ミサゴ等

 最終日は5時起きで6時15分ホテルを出発し、やんばるの森の中に今回の沖縄遠征の最大の目的のディゴの花が咲くところにノグチゲラが止まっているシーンを撮ることでしたので、残念ながらデイゴの花は満開にはなっていなく、1~3分咲き程度でしたが、花の蜜を飲みにノグチゲラが周囲の林の中から出て来ると、暫くデイゴの花の咲いている枝に止まっていましたので、当初の目的を達成できました。※南部の那覇は天候がよかったのに北部に来るにつれ、天気が怪しくなって来ましたが、北部のダムにあるデイゴの花が咲きだしているところで撮影していると、土砂降りのような雨が降って来たため、ウインドブレーカーをレインカバー(レインカバーは持参しているが・・・)として、三脚に乗せたままトイレのある場所まで雨宿りに来て、雨宿りしながら昼食の弁当を食べました。

 今回の沖縄遠征は雨にたたられてしまいましたが、目的の野鳥達の撮影は殆んどで来たため、苦労は多かったがそれなりの成果はありました。 

 


夏鳥の時期到来・・・(コムクドリ)

2022-04-16 14:25:28 | 野鳥写真

コムクドリの分布と生態・・・(局地的に見られる野鳥)

 千島列島、サハリン南部、日本で繁殖し、冬季はフィリピン、ボルネオ島北部などに渡りをおこない越冬する。日本では夏鳥として北海道、本州中部地方から北部で繁殖するが、渡りの時期は本州中部以南の地域でも見られる。※沖縄の離島(宮古島や石垣島等)でも春の渡り時期には小群が立ち寄り、観察されている。

小群で移動している・・・(桜並木があっても飛んでくる木は決まっており、2~3kmの範囲を回遊している) 

 平地から山地の明るく開けた林に生息するが、人里近くでも生息する。繁殖期にはつがいで生活するが、渡りの時は群れを作る。秋の渡りの方が群れは大きい。少数の群れの時は、ムクドリの群れに混じっていることがよくある。食性は雑食性で、樹上で昆虫類やクモを捕食したり、木の実を採食する。※下記の通りソメイヨシノの花が咲き終わると、コムクドリが渡来していることが多いが、渡来場所は限定的であり、花の終わった桜の額の中の蜜を吸ったり桜の実を啄ばんたり、又幼虫などを採食しているようだ。

 ムクドリ属は自分では巣穴を掘らない樹洞営巣性であり、繁殖期には樹洞の獲得をめぐって激しく争う。このように繁殖が巣穴の数によって制限を受けるため、それに対応したさまざまな行動や生態がこの属にはみられる。中でもコムクドリは夏烏で、渡来してから産卵を開始するまでの期間が留鳥性の種に比べ短く、巣穴の痩得により活発な動きを示し、つがい関係にも異なる特徴がみられる。※アカゲラ等が使用した樹洞や枯れ木に営巣し、高原に渡来している野鳥達の中では繁殖が早く、人間に対してもあまり警戒心が薄い野鳥ではないかと思われる。

 スズメ目の中で樹洞営巣性の烏は多いが、その中で夏烏であるものは、日本ではキビタキを除けばコムクドリの他にはないかも知れない。

コムクドリの形態・・・(数少ない白っぽい鳥の一つ)

 体長約19cmでスズメより大きく、雄は頭部から喉にかけてが淡いクリーム色で、頬から耳羽後方にかけて目立つ茶色の斑がある。背中や肩羽、翼は黒色で、体の下部はややくすんだ感じの淡いクリーム色である。雌は、頭部から胸にかけてが灰褐色で、頬に茶色の斑はない。雌雄とも嘴と脚は黒色である。※ムクドリ類の中でひときわ小さくて、金属光沢のある鳥である。

季節感がある野鳥でもある・・・(ソメイヨシノと関わり合いのある鳥とも言えるかも・・・)

 毎年ソメイヨシノの花が咲き終わる頃になると、平地や堤防沿いの桜並木や桜の木の多い公園などにコムクドリが渡来するが、桜の花が散り葉桜になる頃には見えなくなってしまい、中部地方などの高原へ繁殖のために移動して行ってしまいます。※高原などでは子育てはつがいで行い、つがい達が仲良く給餌の餌運びをしている光景をよく観ることがある。

 

コムクドリの画像・・・()

コムクドリ♀の画像・・・

 


自然動物カメラマン・・・(小原玲氏)

2022-04-11 14:20:35 | 野鳥写真

 自然動物プロカメラマンの小原玲氏が他界され、その追悼番組がNHK-BSプレミアムで放映されましたが、4月4日(HNK-BSプレミアム、番組名が「WILDLIFE)と4月11日の早朝に再放送されました。※同氏は国内外の出版社の報道カメラマンから自然動物カメラマンへ転身し、「シマエナガちゃん」の名称の写真集など発表し、一躍脚光を浴びるようになったと言われており、愛紗さん(現在高2の女の娘の自然動物カメラマンとして活動している)が師と仰ぐ自然動物プロカメラマンなので、大きなショックがあったことと思いますが、同氏の意思を継いで欲しいと思っている。

 愛紗さんのマネージャーからメールにNHKBS番組のことが送られて来ましたが、定期検診日の通院となっていたため、メールを開けるのが遅くなり、4日のBSテレビでは見られなかったが、昨日11日再放送を録画したものを見ることが出来ました。※愛紗さんが師事していた小原プロの意思を継承すると、「Wildlife」というテレビ番組の最後に本人もテレビの画面に出て来ると話していたため、個人もさぞや喜んでいるかも知れない。※まだ高2と若いので、将来の進路は漠然としていても何の問題もなく、大学生になってからでも遅くはありませんので、冒険や探検撮影家の道に進むのか、猛獣撮影は知り合い(タイで事故に遭い故人〈登山家の後冒険家となってと聞いている〉となってしまいましたが、NHKがトラの生態などを放映する時には同氏から映像や資料提供などを受けていたので、国内での三~五本の指に数えられる人だったと言われている)がやっていたが、お金と時間が掛り過ぎるため、相当の資金力が必要とされるなど、同氏は八王子織物屋さんの御曹司で、一度も定職に就いたこともなく、市内の駅前に5害建てのビルを保有し親の遺産で生活をしていたようだ。※バブル期はNHKがトラの生態の番組を制作する場合には約30名程度(監督者DやAD・学術指導員・撮影技術者・現地で調達のガイドやポーター等)の大キャラバン体制で臨んでいたと、同氏から話を聞いたことがあった。※一度の遠征費が3億円も掛けていたこともあったと言っていたが、バブルがはじけた後は1/10の遠征費用まで減ってしまったようでしたとも話していた。※ある程度の生態や習性の画像などが撮れてしまうと、1時間程度のテレビ番組を制作するのも断片的につなぎ合わせることで、出来てしまうとも話していた。※視聴者は素人なので、観ても全く分からない筈てあり、やらせでも何でもなく、過去に撮ったものの画像なので全く違和感もなく見られる筈です。。

 NHK-BSプレミアムの同氏の活動が番組で取り上げられたのは、同氏の活動が報道の世界から「可愛い」がテーマの小動物を一般に広めたため、遺作の番組が組まれたのだと思われるが、殺伐とした戦争のニュースやここ数年の新型コロナ感染により、国内外にあまり心温まり休まるようなニュースが少なかったこともあり、暫くぶりに穏やかな気持ちになるテレビ番組を見せて貰ったような気がしているため、同氏への人気が高まっていたものと思われる。※雪の妖精と言われている「シマエナガちゃん」の可愛い写真やエゾモモンガの生態などが紹介されており、支持者の多いテーマの自然小動物(野鳥等)を病気になり亡くなるまで撮り続けたことが、自然派動物カメラマンとしての一生が印象的な番組となっていました。

 エゾモモンガなどは可愛いがテーマの小動物なのは確かであるが、雪の妖精と言われている亜種シマエナガは可愛いだけでなく、降雪の中などで如何に雰囲気のある美しい野鳥撮影が出来たのかなど、只、可愛いだけの野鳥撮影になってしまっていないかと常日頃から考えているが、あの小さな動き間早い個体をファイダ―に捉え、シャツターチャンスを逃さずにジャスピンを出して撮るかなど、又、周囲を前ボケや後ろボケなどを考えて撮ることもあるかも知れませんが、カメラマンが狙った構図や雰囲気通りに撮ることが出来ていたのかが最大の撮影課題であり、撮影目的の攻略と言えるのではないだろうか・・・。※常にテーマを持ち撮影することや被写体に対し、目的意識(それが「可愛いや美しく撮ることでいいと思う)を持ちながら撮影することが大切であると考えられる。※可愛いだけの写真だけに偏っても駄目だと言うことになりますので、時には可愛いの奥の美しいまで、可愛い野鳥達を切り撮ることも必要だということになります。

 

コミミズクの画像・・・ (通称菜の花畑・・・)

コミミズクの飛び出しシーンの画像・・・(菜の花畑で・・・)

コミミズクり飛翔シーンの画像・・・(菜の花畑の上を飛ぶ・・・)


夏鳥の渡来・・・(T霊園)

2022-04-09 15:37:57 | 野鳥写真

 クラブのお仲間からの情報で、T霊園に夏鳥のミゾゴイが10日前から見れるようになりむ、一昨日撮って来たからと翌日行くが、残念ながら16時30分まで出て来るのを待ちましたが、夕刻には現れると周囲にいた人達が言うので、本来ならばもっと早く切り上げるタイプの人間ですか、我慢し待ってしましたが空振りになってしまい、最近の多からの情報で行くと、殆んど見ることも出来ず全敗を更新中です。※昼飯抜きでT霊園の現場にいたため、帰り道の丸亀製麺に立ち寄り、あまり美味しくもない1.5玉のうどんを食べて帰って来ました。※本格讃岐うどんを食べ慣れている自分には丸亀製麺のうどんはイマイチなので、時間がない時やただ空腹凌ぎ等の便利さだけて行くことが多く、うどん県でよく食べていた者にとっての讃岐うどんはもっとクオリティーが高く、安価な食べ物です。※美味しければ安価でなくても構わないが、昔丸亀市内の讃岐うどん屋さんで食べた「かき揚げ の味が忘れられない。

 霊園内の立木の高いところに止まることもあるようなので、ミゾゴイにしては珍しい個体と言えなくもないが、比較的人の出入りの多い霊園なので、臆病なミゾゴイが高い木の枝に止まってもおかしくはなく、顔馴染みのCM達が話を聞いて少し驚きました。※ミゾゴイの繁殖地と言われている東京都多摩地区は世界の繁殖地となっているとも言われており、我々が暮らしている周辺に出没することは知られているが、殆んどが沢筋の暗い場所で生活しており、あまり明るい場所には出て来ない習性がある鳥なので、何故霊園に渡来しているのかも摩訶不思議と言えなくもない。※全世界で約1000羽しか観察されていない希少種であり、絶滅を危惧されている野鳥の一つで、多摩地区で見られなくなると絶滅したと言っても過言でないとも言われている。

 

 T霊園は広大な敷地に緑が多く、比較的渡り時期に野鳥達が立ち寄る霊園としても知られており、水場こそないが野鳥達が飲む水は手洗い場に溜まっている水やお墓の花入れに入っている雨水でも充分なので、T霊園近くに住んでいる人達の野鳥観察場所でもある。※コロナ禍でここ二三年は出掛けて来ていなかったが、調布市の富士フォトギャラリー調布の途中にあるため、同施設のギャラリーで個展開催時などは朝晩に立ち寄っていたこともありました。

 三四年前には新潟県十日町松之山の里山(チゴモズの繁殖が観察できる場所にいた)の中にある沢筋にもミゾゴイがつがいでいたことも観察されており、結構広範囲に渡来していることが分かりますが、複数羽で渡来していると繁殖が行われる可能性が高いため、長い間留まることになるが、一羽だけだと数日間で抜けてしまいます。※鳴き声が独特で、「ボー、ボー」と低い声で、気味の悪い鳴き声で鳴くため、「ミゾゴイ」の生息であることは分かり易い。

 T霊園は広大な敷地に緑が多く、比較的渡り時期に野鳥達が立ち寄る霊園としても知られており、水場こそないが野鳥達が飲む水は手洗い場に溜まっている水やお墓の花入れに入っている雨水でも充分なので、T霊園近くに住んでいる人達の野鳥観察場所でもある。※コロナ禍でここ二三年は出掛けて来ていなかったが、調布市の富士フォトギャラリー調布の途中にあるため、同施設のギャラリーで個展開催時などは朝晩に立ち寄っていたこともありました。

 

こんなミゾゴイの調査報告があります・・・(我が町の博士)

 東京都あきる野市のミゾゴイ研究者である川名国男氏の著書「ミゾゴイ~その生態と習性~」です。ミゾゴイの生息環境保護にかける川名氏の熱意が伝わってきます。ミゾゴイの調査&保護に携わる人は必見です。 

バードライフ・アジア ミゾゴイ担当嘱託研究員(2010 年)
ミゾゴイ研究会代表    川名国男さん

ミゾゴイは、4 月の初めに渡ってくるサギ科の夏鳥で、日本でのみ繁殖が知られ(2009年、韓国済州島で 1 例)その数は世界に僅か 1,000 羽以下 (IUCN) とされ、日本を代表する繁殖固有種と言ってよいでしょう。
 ミゾゴイの繁殖地は、いわゆる「里山」でも沢や谷沿いの斜面に広がる薄暗くうっそうとした林です。薄暗い林中で営巣し枯れ枝に似せた擬態を行う習性や保護色により人影を見ると暗い藪の中に身を隠し人目につくことが少ないことから、ほとんど調査・研究が行われてきませんでした。
 私は、2006 年から生態調査を開始して 2010 年で 5 年になります。ミゾゴイは夜行性の鳥とされてきましたが、これまでの調査で昼間に活動する鳥であることなど生態の一面を明らかにしました。とはいえ、まだまだ不明な点が多く、また日本全土で繁殖地は何か所あるのか、生息個体数はおよそ何羽であるかなど正確なことはわかっていません。
 調査を進めていくうちに、ミゾゴイの繁殖地には日本在来の多くの動植物が豊かに生育していることも分かってきました。ミゾゴイの繁殖地を保全することは、昔からその地域に生息している多様な生物を救うことにもなります。※こんなことを知っておくとミゾゴイの観察や写真撮影をする時に役に立つと思われるため、今回川名氏の調査観察資料の一部を投稿しました。※ミゾゴイはお世辞にも綺麗な鳥とは言い難いが、その生息の生態や習性は謎のことが多く、今後明らかにされていくと思われますが、絶滅危惧されている希少種であることを是非知って欲しいものです。※PCの前に座ることがあったら、只目的の野鳥写真を撮るだけでなく、撮ろうと思っている野鳥はどんな生態や習性があるのかなど、掘り下げるともっと野鳥撮りが楽しくなります。

 

堤防に下り立つハイイロチュウヒの画像・・・(定番の菜の花の上で・・・)

黄色い菜の花の上を飛ぶハイイロチュウヒの画像・・・(あまり綺麗でない菜の花の上を飛ぶ・・・)

菜の花のないハイイロチュウヒの画像・・・(黄色い花がないとジャスピンが・・・)