野鳥と野鳥写真(観察と展示)

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いよいよ冬鳥のシーズンも終盤・・・

2017-02-28 20:55:14 | 野鳥写真

写真は、二月中旬に長野県岡谷市のイスカが営巣しているという山林で撮ったものです。

渡り鳥達の移動が近づき冬鳥が抜ける時期が到来・・・

冬鳥たちも春一番など強い南風が吹くようになると北の方へ渡っていくようになりま
す。
特にカモ類など水鳥たちは既に渡っていったものもあり、気温が上がり暖かい日が続
くと繁殖地へと渡っていきます。

地球規模の気温の温暖化により、本来渡り鳥だった種が居残って留鳥化しているもの
も少なくありませんが、一般に渡って来ている冬鳥達は渡りの時期が到来すると、繁
殖地へと戻っていきます。

二日続けて市内の森林公園に出掛けて行きましたが、ルリビタキやアオゲラ・アカゲ
ラ・コゲラ・コジュケ・エナガ・シジュウカラ・メジロ・アオジ・シロハラ・トラツ
グミ・ツグミを見かけただけでした。

珍しく市内の中小河川にハチジョウツグミが入りましたが、一応写真に収めましたが
既に抜けてしまったようで見かけなくなりました。

知ってのとおりハチジョウツグミは珍しい滅多にお目に掛かれないツグミで、東京周
辺に入ると多くのバーターが集まりますが、今回はお節介な人達によるインターネッ
ト―への情報公開されたりしなかったため、殆ど誰に知れ渡らずにいたためと、市街
地の中を流れる河川であっので、警戒心の強いハチジョウツグミが河川に長い時間留
まっていなく、近くの林の方へ飛ったり、見つけるのが難しかったため、良かったの
かも知れません。

ツグミ達は渡り鳥なので、ハチジョウツグミは渡りの途中に立ち寄ったものと思われ
るが珍鳥が自宅の傍の河川で撮ることが出来ましたが、市内の森林公園にいる野鳥達
は上記の普段からいる野鳥しか見渡りませんでした。

マイフィールドとしている市内の河川敷や浄水場内の池のカモ類も渡って行ってしま
ったらしく池の中いる種類が大分減ってしまいました。

カワセミ達も繁殖期の冒頭を迎えているのか、よく来ていたオスがメスの傍に引っ張
られて餌獲り場の縄張りを空けることが多くなり、あまり現れなくなってしまいまし
た。

この冬場に、マイフィールドに出掛けていくと、川の中に立てた止まり木に来ている
カワセミのオスの餌取シーン(ホバリングを含む)を撮らせてもらいました。

野鳥撮りは、「カワセミに始まりカワセミで終わる」とも言われが、日本の野鳥の宝
石の「翡翠」と書いて「かわせみ」と読み、古くは日本書紀や源氏物語にも女性の髪
の美しさを「翡翠のような黒髪」と形容する言葉としても紹介されています。

カワセミは、確かに綺麗な野鳥であるが生の餌を水中に飛び込み小魚や水生昆虫類し
か食べな鳥であり、警戒心が強く動きも素早く小さな個体のため、なかなか思うよう
な撮影や画像が撮れないため、小魚を咥えて水中から飛び出してくる瞬間を収めよう
と、カワセミの餌取シーンの撮影の難しさにハマり撮り方などを追及される方も少な
くありません。

それは野鳥撮りの全てのファクター(小さくて・早くて・迫力もある)があり、カワセ
ミの撮影にはその全てが凝縮されているからではないかと思われます。

これか野鳥撮りを始める方々に「何だカワセミなんか」と言うことなかれ、そのカワ
セミがちゃんと撮れないと他の鳥は撮れないと言っても過言ではないかも知れないと
いうのが「私の持論」であると、仲間の皆さんにはカワセミを撮るように進めていま
す。

あまお節介かも知れませんが、小さな綺麗な個体が水中へ飛び込み小魚を咥えて飛び
出してくる瞬間が撮れると、あのカワセミの餌獲りシーンの醍醐味にハマってしまう
こと間違いないですよ。

第三回 東京多摩野鳥写真クラブ 作品発表会開催案内(第二弾!)

2017-02-27 21:21:57 | 野鳥写真
事前説明会開催・・・

第三回東京多摩野鳥写真展開催に先立ち、先日十二日に開催会場の近くの公民館に参加者全員に
集まってもらい事前説明会を開催しました。

参加人数が多いことと、開催中のイベントも多く又国内最大級の大型施設を利用し写真展を開催
するため、問題や間違いのない運営するために毎回開催しています。

写真展開催するために企画や運営等について、作品展示に関することなども細部に亘り説明した
り、参加者に対し趣旨の徹底は、やり過ぎても足りないくらいですので、長ったらしい紙資料
(A4六枚)を見てもらいながら同時にプロジェクターの画面も使い詳しく説明を行いました。

ポスターと案内はがきも完成・・・

既に世話役に渡し、三月十二日の出展作品データー回収日に全員お渡しするようにしています。
もう既に開催案内はがきは配っている。

写真展に出展写真のデーターを回収し展示資料と作品集を写真展開催日までに間に合わせる。

開催日時:2017年4月15日(土)~21日(金)7日間
展示時間 AM9;30~19:30 最終日:(9:30~18:30)

開催場所:イオンモール日の出 2階イオンモール専門店街 
     イオンホール(スペースA)

写真展名:  第三回 東京多摩野鳥写真クラブ 作品発表会
 テーマ:  “四季の野鳥(Part3)写真展”

展示作品: 作品数(約100点) 展示額サイス(A3ノビ)

イベント: 展示場内大型スクリーンを使用(カメラマン・作品・被写体の野鳥の紹介)
      同上のものを紙資料でも展示紹介
      展示作品集展示販売・クラブイメージキャラクター用品展示販売
      諏訪湖のオオワシ(グル)の210枚コマ撮り画像放映(パトロール・餌獲りシーン)
      高月周辺の鳥目線のドローン画像放映と紹介(協力)
      カメラのキタムラ・イオンモール店による開催期間限定サービス実施(お楽しみ?)
      野鳥写真(2Ⅼサイズ)来場者プレゼント(先着500名)

野鳥というレアー写真展のため、誰がご覧になっても分かり易い写真展とすべく、今回も親切で
丁寧な野鳥写真展を目指しています。

来場して頂いたお客様が会場を出られるときに疑問点のないよう、会場案内係も配置しご説明も
致しますし、又スクリーンや紙資料等を用意し観客席やデスクに座って頂きご覧いただけるよう
になっています。

以上、イベントについては確定している事項もありますが、不確定のイベントもありますので、
写真展のご案内(第3弾!等)をご覧頂きたくよろしくお願いします。




2016 美しい野鳥たち"子育ての時季"フォトブック(写真集)完成・・・

2017-02-25 23:57:56 | 野鳥写真
四月のイオンモール写真展に間に合わせるため、年明けより2016年の成果と活動を総括するために下記の題名でフォトブックにまとめました。

2016 美しい野鳥たち"子育ての時季"
Beautiful Wild‐Bird ”child care season"

WILD‐BIRD PHOTOGRAPH COLLECTION Ⅲ
     photo by M.Noguchi

今回で三冊目のフォトブックなりますので、A4サイズ(縦)の96ページの自分で言ったらなんですが結構力作となっています。
取り敢えず文字も多く入れていますので、誤字脱字等が心配があったため、光沢のある高級仕上げでなく、普通紙で表紙も標準のものにしました。
毎回、自分でコメントを入れてチェックも自分がするため、なんと確認しても見落としてしまい、校閲が如何に必要なのかよく理解しています。(人気女優さんがテレビ校閲の仕事の番組がありました・・・)

昨晩一挙に完成させ、今日になって校閲のため誤字脱字を点検を行いましたが既に試験刷りのため発注してしまいましたが、案の定何ヶ所か間違いを見つけ直し追加試験刷りをしました。

例えば:いい泊先→いい宿泊先、と読んで意味も理解できない訳ではありませんが、宿が抜けているため屋根の下でなく雨が降ったらどうするのみたいな・・・日本語は実によくできていると思いませんか・・・
宿のウ冠が宿の屋根であり、宿泊の泊はさんずいがあり風呂と解釈できなくもない・・・ジャマニ―。

冗談はさておき、前回もA5サイズ(縦)の96ページを作成しましたが、サイズが小さく又何年間の集大成の野鳥写真を集め作成したため、おじさんと言え日進月歩で精進を重ね進歩していますので、前回よりも手前味噌ながら完成度が高く仕上がりました。

A4の用紙に写真をはめ込みコメントを入れて、フォトブックと同じよに下書きを作成しましたので、本来間違いがない筈なのに毎回コメントの部分で誤りがあります。
皆さんが作成するフォトブックと比べると自分のものは、写真の野鳥に関する文章が多く載せているためどうしても校閲をちゃんとしないと駄目なのかも知れません。

何もないところから一からものを作るということは、如何に力仕事であり大変なものかが分かりますので、販売目的で作成している訳割ではありませんが、仲間や友人又知り合いから譲ってほしいと言われるため、いい加減なのものは作成出来ません。(毎回結構フォトブックを皆さんに買って頂いています)

今回は昨年全国に撮影に出掛けて行ったものを集約しフォトブックに写真の枚数210枚を載せており、見るだけのフォトブックでなく野鳥や撮影先についてもいろいろ書き込んでいる写真集にしています。

(2016年の遠征先一覧)宿泊のない近接地は外している
長野県諏訪市・沖縄県石垣島・新潟県十日町市(四度八泊)・長野県戸隠村・鳥取県八頭町・滋賀県朽木市・青森県深浦町・山形県鳥海山・新潟阿賀野市・新潟県上越市・北海道道東(羅臼町・中標津町・野付半島・根室市・厚岸町・その他)


真冬の野鳥撮影旅行(長野・新潟)

2017-02-20 21:36:02 | 野鳥写真

霧氷の着いた松の枝に止まるイスカ♂と♀

真冬の長野新潟冬鳥撮影旅行・・・

四月に開催する野鳥写真展の事前説明会を実施し、参加者各人からデータが出てくるまでの間、
多少時間的な余裕がが出来ましたので、昨年に続き諏訪湖のオオワシのグルちゃんに遇いに出掛
けてきました。

諏訪湖近くの山の上にもオオマシコとイスカの営巣地があり、ブログにも載ってしまったらしく
大勢のバーダー達が訪れているとの情報が流れており、人気の冬鳥のオオマシコとイスカが雪絡
みで撮れることを期待し出掛けて来ることにしました。

そんな諏訪湖と周辺の鳥撮りと新潟県上越市の朝日池にもオジロワシの親子が渡来していると聞
いていましたので、足を延ばそうと二泊三日の予定で出掛けてきました。

晴天に恵まれましたが、ここに三日の冷え込みがきつく諏訪湖の湖面には薄氷が張っており、午
前中は解けることがなく午後になり風が吹き湖面が波立つと、薄氷が解けたり湖岸に打ち寄せら
れると、遠くの山の天辺の鉄塔の上で休息しているのか辺りを警戒しているのかオオワシが止ま
っています。

地元の野鳥カメラマンが言う通り、同じ場所で餌獲りをすると我々がいる温泉街の方へ獲物を鷲
掴みに抱え飛んできます。

漫画の「君の名は」の諏訪湖が聖地という立石公園に行くと若い人が何十人か来ていて、花束を
持って諏訪湖バックに記念写真を撮っている人がいました。

立石公園はオオワシが餌運びシーンの横切るところか撮れるところでもあるため、休日には野鳥
カメラマンのレンズの砲列が並び、我々も出掛けて行きましたが風が冷たく早々に戻りました。

湖畔に三脚を立てていると、湖面の上を撫でるように吹いてくる風に身体の芯から冷えてしまい
一日目は早めに切り上げ宿にチェックインし温泉に浸かると身体も心も温まりました。

諏訪湖の近く山地の中にオオマシコとイスカの営巣地があり、雪絡みで野鳥の写真が撮れること
を期待し出掛けてきました。

一日目、二日目共に成果のある撮影良好となり、二日目の宿泊地上越市のホテルへ向かいました
が天候がよく道中も全く雪の心配がなくホテルに無事に到着しました。

三日目、ホテルから同じ市内の上越市の朝日池に出掛けて行くと池の外周道にバーダーの姿があ
りましたので、尋ねると例年通りの冬鳥達(水鳥)が飛来していると言っていたが、ハクチョウや
ハクガンと他の水鳥達も餌採り場に移動しているため、今の時間帯は少ないと言っていたが真冬
の新潟とは思えない程の風もなく穏やかな日だったせいもあり、オジロワシの親子は池には二三
日現れてないと言っていた。

ハクガンの渡ってくる池としても有名な場所で、池にはオオヒシクイ・マガン・ミコアイサ等々
あまり見られない数多くの水鳥達が休息していました。

昼近くになると頭の上をハクガンの群れが餌採場から戻ってきましたが、約300羽位の群れで
鳴きながら池に我々がいる道路に向いて舞い下りるため、ハクガンが池へ着水シーンを撮ること
が出来、一瞬に池の中は横一線真っ白になりました。

夕刻になるとハクチョウの群れも戻ってくるそうですが、到着が遅くならない内に関越道周りで
戻ってきましたが、越後湯沢付近の高速道の路肩には山のように雪が積み上げられていましたが、
普段は考えられないが気温が高いため、快適に高速道路を走行してきました。

今回の長野と新潟の撮影旅行は、目的の野鳥達全て撮ることができ、成果の多い遠征でしたが、
一旦自宅に戻ると翌日から仲間が変わり、同じコースで出掛けてきました。