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写真は、二月中旬に長野県岡谷市のイスカが営巣しているという山林で撮ったものです。
渡り鳥達の移動が近づき冬鳥が抜ける時期が到来・・・
冬鳥たちも春一番など強い南風が吹くようになると北の方へ渡っていくようになりま
す。
特にカモ類など水鳥たちは既に渡っていったものもあり、気温が上がり暖かい日が続
くと繁殖地へと渡っていきます。
地球規模の気温の温暖化により、本来渡り鳥だった種が居残って留鳥化しているもの
も少なくありませんが、一般に渡って来ている冬鳥達は渡りの時期が到来すると、繁
殖地へと戻っていきます。
二日続けて市内の森林公園に出掛けて行きましたが、ルリビタキやアオゲラ・アカゲ
ラ・コゲラ・コジュケ・エナガ・シジュウカラ・メジロ・アオジ・シロハラ・トラツ
グミ・ツグミを見かけただけでした。
珍しく市内の中小河川にハチジョウツグミが入りましたが、一応写真に収めましたが
既に抜けてしまったようで見かけなくなりました。
知ってのとおりハチジョウツグミは珍しい滅多にお目に掛かれないツグミで、東京周
辺に入ると多くのバーターが集まりますが、今回はお節介な人達によるインターネッ
ト―への情報公開されたりしなかったため、殆ど誰に知れ渡らずにいたためと、市街
地の中を流れる河川であっので、警戒心の強いハチジョウツグミが河川に長い時間留
まっていなく、近くの林の方へ飛ったり、見つけるのが難しかったため、良かったの
かも知れません。
ツグミ達は渡り鳥なので、ハチジョウツグミは渡りの途中に立ち寄ったものと思われ
るが珍鳥が自宅の傍の河川で撮ることが出来ましたが、市内の森林公園にいる野鳥達
は上記の普段からいる野鳥しか見渡りませんでした。
マイフィールドとしている市内の河川敷や浄水場内の池のカモ類も渡って行ってしま
ったらしく池の中いる種類が大分減ってしまいました。
カワセミ達も繁殖期の冒頭を迎えているのか、よく来ていたオスがメスの傍に引っ張
られて餌獲り場の縄張りを空けることが多くなり、あまり現れなくなってしまいまし
た。
この冬場に、マイフィールドに出掛けていくと、川の中に立てた止まり木に来ている
カワセミのオスの餌取シーン(ホバリングを含む)を撮らせてもらいました。
野鳥撮りは、「カワセミに始まりカワセミで終わる」とも言われが、日本の野鳥の宝
石の「翡翠」と書いて「かわせみ」と読み、古くは日本書紀や源氏物語にも女性の髪
の美しさを「翡翠のような黒髪」と形容する言葉としても紹介されています。
カワセミは、確かに綺麗な野鳥であるが生の餌を水中に飛び込み小魚や水生昆虫類し
か食べな鳥であり、警戒心が強く動きも素早く小さな個体のため、なかなか思うよう
な撮影や画像が撮れないため、小魚を咥えて水中から飛び出してくる瞬間を収めよう
と、カワセミの餌取シーンの撮影の難しさにハマり撮り方などを追及される方も少な
くありません。
それは野鳥撮りの全てのファクター(小さくて・早くて・迫力もある)があり、カワセ
ミの撮影にはその全てが凝縮されているからではないかと思われます。
これか野鳥撮りを始める方々に「何だカワセミなんか」と言うことなかれ、そのカワ
セミがちゃんと撮れないと他の鳥は撮れないと言っても過言ではないかも知れないと
いうのが「私の持論」であると、仲間の皆さんにはカワセミを撮るように進めていま
す。
あまお節介かも知れませんが、小さな綺麗な個体が水中へ飛び込み小魚を咥えて飛び
出してくる瞬間が撮れると、あのカワセミの餌獲りシーンの醍醐味にハマってしまう
こと間違いないですよ。