野鳥と野鳥写真(観察と展示)

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冬鳥の撮影・・・(岡谷はイスカは見られずにオオマシコだけ・・・)

2021-12-20 12:23:21 | 野鳥写真

ハクチョウの飛翔シーン・・・(朝日池)

 休息場所から餌場へと池を飛び出して行く、オオハクチョウ達の飛翔シーンですが、150羽程度のオオハクチョウが渡って来ていることから、池から飛び上がって来るシーンなどを超スローシャツターなどでも撮影の練習することが出来るが、画像はAPS-C、SS1/500、ロクヨン×1.4=1344mm(35mm換算)で撮影したものです。※超スローシャッターでの画像ではないため、動きが感じられない味のないオオハクチョウの飛翔シーンとなってしまいました。

オオハクチョウの画像・・・(野付半島)

オジロワシの画像・・・(おまけ)

 風連湖の湖畔の水辺て、干潮時に逃げ遅れたヤシガシラに似た海の魚を見つけ捕獲していたオジロワシを撮影したものですが、採食場のある風連湖脇の林の方へ運んで行きました。

オオワシの岩止まりの画像・・・(霧多布岬)

 シベリア方面からオホーツク海を渡って来たらしく、岩の上に羽を休めるために長時間止まり、休息しているようだった。※この時期には一羽か複数羽で、オホーツク海を渡ってオオワシ達は次々に渡来して来ているが、本格的には年を越し一月が多いと言われている。

超スローシャツターでの撮影方法として・・・

 最近のカメラとレンズは手振れ機能がよく効くようになってているため、手持ちの場合には両足を開き脇を閉めカメラを顔の前でがっちりとホールドして、ハクチョウ達が沼や池から飛び上がって来るシーンを撮るためには、SS1/50程度のシャツタースピードまでは手持ちでも流し撮りがのできますが、ブレが心配な人はカメラを三脚に乗せて流し撮りをすると失敗が少ないかも知れない。※SS1/50、1/60で慣れてきたらSS1/25の超スローシャツターでの流し撮り(顔だけピントがきて、羽はブレブレとなり景色は流れ動きが感じられる画像となる)に挑戦してみるといいかも知れない。※個体数が少ない場所では練習が出来ないので、ある程度の個体数が渡来して来ているオオハクチョウなどの越冬地に出掛けることをお勧めします。※比較的オオハクチョウなどの大型の水鳥は動きが遅いので、慌てずにファインターを覗きながら、被写体をフレームアウトしないように被写体のスピードに合わせて、カメラを動かすようにすれば、ハイスピードシャツター(SS1/200~1/250でも充分羽先が多少ブレているような動きのある撮影が撮れる)を使わずにピントの出た画像が撮れる。

飛翔シーンの撮り方・・・(動きのある飛翔シーンを撮るためには・・・)

 大型の猛禽類は、出来る限りシャツタースピードは抑えて撮ると、より動きか感じられる猛禽類の飛翔シーンが撮れるため、高くてもSS1/800、1/640or1/500がベストであり、ブレが心配だからとハイスピードで撮ってしまうと、ブレはなくなるものの動きが感じられない飛翔シーン(羽先まで止まっているものには動きは感じられないため、多少はブレていないと・・・)となってしまいます。※小鳥と違い大型の猛禽類は揺ったりと上昇気流を捕らえながら飛び回るため、SS1/1600~1/2000等のハイスピードシャツターで撮ることはない。※小型の猛禽留守を殺筒筒影する場合にはケースバイケースであるが、中間のSS1/1000~1/1250程度で撮ることをお勧めしますが、自分の場合は大型の猛禽類と同じシャツスピードで撮っている。※然しながら突然飛び出して来ることもあり、間に合わずに前のまま(他の被写体を撮っていたり)で撮ることもあったりするが、飽くまで基本的な撮り方を言っている訳ですから、絶対にそれでなければと言うものではありません。※しかし動きの飛翔シーンは羽先を多少でもブレさせることは必要だと思っている。

 何時も言っている通り、野鳥写真には芸術性がある訳でないので、せめてピント(ジャスピン)が出ていなければならないと考えているため、超スローシャツターで撮影したからと、何処にもピントが出ていない画像(顔にもピントがきていないものは駄目です)はNGでしかありません。※カモ類でもガン類でも飛び上がる飛翔シーンを予め撮影し、慣れておくことが本番に備えて大切なことなのです。

撮影機材の進化が止まらない・・・(軽量化とISO感度と-6.5AE低照度撮影が可能)

 現在F11(ISO感度を上げても十分対応しているからからこそ暗いレンズを出している)と暗いレンズ(ミラーレスカメラ+RF800 F11×1.4テレコンではF16となる)を使用して撮っているために、今までのような撮影の仕方では常にISO感度を異常に上げる撮影となってしまいますので、空抜けの猛禽類の飛翔シーンを撮るにはあまり問題ないが、林の中を飛んだ時にISO感度が上がってしまうため、今後はいろいろ対応策を考えなくてはならない。※撮ることを優先してしまうととんでもないISO感度となっていることがありますが、しかしISO感度が強くISO10000~25600程度まで上げてもこそこそ撮れてしまうので、これから先ミラーレスカメラがどう進化していくのか楽しみでもある。