野鳥と野鳥写真(観察と展示)

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鳥運に見放される・・・(愚痴)

2016-12-14 21:47:29 | 野鳥写真


野鳥の撮影情報を仲間達に教えるが・・・

仲間達に鳥撮りスポットを教えると、「お陰様で撮れました」とお礼の電話が入るが、教えた自分が行くと撮れないことが多く、何度もリベンジに出掛けることになっています。

おかしなもので教えた張本人が撮れずに教えられた人が行って来ると、後からそなん仲間と出会うと教えた野鳥の素晴らしいシーンの写真を見せられたりすることがあります。

先日も平塚の乗馬クラブがある周辺の田んぼの中にタゲリが10羽以上出ているとの情報を入手したため、まだ撮ったことがない仲間達に教えてあげると数人の仲間が行くと、撮れたとの報告を聞いたりすることが多くなりました。
ディリーストアと道路を挟んでガソリンスタンドのある十字路の信号のディリーストア―側の反対側の田んぼの中にいるようです。近隣の鳥撮りの人に聞くと、その周辺にずーっといるようです。

仲間内でもよく話すがタゲリは撮れそうで撮れない野鳥の一つではないでしょうか、自分も河川の砂利の上や空中を飛んでいるところのタゲリを撮っているが、田んぼにいるタゲリを撮っていないため、何とか撮りたいと何度か挑戦しているが空振りばかりです。

同地区の水田に水がある時にはタマシギなどの水鳥もいたり、畑となっているところにはケリ等がいるところでも知られており、出掛けて行くと何人かの地元や近隣又遠方からの野鳥カメラマン達と出会うこともあり、昔から有名なこともあるので、誰もが知っているところらしいのです。そんなところなので、猛禽のチョウケンボウやハヤブサも電柱や構築物の上に止まっていたり飛んでいることもある。

タマシギは、珍しく子育てをオスがすることでも知られているが、個体もメスの方が綺麗な色をしており、メスは浮気者であっちこっちで子孫を残している。ツル等一部の水鳥を除くとメスは浮気性であり、オシドリも仲良しの代名詞のように言われているが、メスが浮気をしないようにオスが常に寄り添っているため、仲良がいいと言われているだけなのです。

小田厚と新幹線との中間位置の田んぼとなっている農耕地の中なので、人の往来や車両の通行が少なく駐車に関してもあまり気にすることなく鳥撮りが出来るところでもあります。

自分のところから高速道で圏央道~東名高速(海老名JC)~小田厚道(厚木JC)と乗り継ぎ、伊勢原ICで降りると現地まで数分の場所のため、交通アクセスも良く又高速道や裕流道路を使わなくてもそんなに時間が掛からない筈です。

申し訳ありませんが、野鳥撮影スポットの詳しい固有名詞が言えないのは、野鳥に免じてお許しください。出来る限り固有名詞がなくても感のいい方なら分かるように書いています。

人気の冬鳥達が渡来・・・。

2016-12-07 19:41:06 | 野鳥写真
強風の吹く冬鳥の撮影現場で・・・。

北海道から戻って暫らくは北海道仕様になっていた身体もすっかり戻ってしまいました、まあ想像を絶する寒さの中の北の大地での鳥撮りを経験してきましたので、戻って来てオーバーかも知れませんが、先週の前半当たりは風が生暖かく感じた時もありましたが、昨日飛行場脇の農耕地の北風の吹き晒し中でコミミズクが出てくるのを待っていると、気温はそこそこ高かったにも拘らず身体が冷えてしまいました。

天気が良く家を出る時には風もあまり吹いていなかったため、多少油断もあり下着など薄着でしたので、吹き晒しの中でコミミズクが出てくるのを待っていると、まともに北風を身体で受けていると、体温が奪われ身体の芯から冷えてしまいました。

早目に切り上げて車へ戻りましたが、このシーズン初めて車の暖房が恋しくなり、温度を高めに設定し走ってきましたが、身体が温まる前に自宅へ到着してしまいました。

北海道から戻って来てから数日前に、車に車両用の六つ折りのマットレスと敷布団・寝袋二つ(羽毛と綿の)を積み込んでいるが、何時出るかもわからない現場での鳥撮りでは車の中で待っている訳にもいかず、このようなケースがこれから暫らく増えてくると思われる。

車両のリア―ハッチバックを開けると、ハッチバックを利用してテントも設置が出来るようにしているが、なかなか車を前向きに置き、後部にテントを設置できる好条件のところがなくまだ一度も使用していないのが現実です。テントの真後ろを捲り揚げると三脚が一台立てられるため、ブラインドともなるようになっている。

三脚を表に出せば、折り畳み式のテーブルの上でラーメンなどの軽食やコーヒーも携帯しているキャンプ用のガスコンロで調理し食べられるため、多少の暖も取れるようにしているが、つい面倒くさく寒い中でもガスコンロでお湯を沸かしたりしているのが現状です。

今日も昨日のリベンジのため、防寒と厚着対策をして飛行場脇のコミミズクの鳥撮りスポットへ出掛けてきましたが、昨日よりも気温は低かったが風が弱ったのか、多少の寒さも我慢が出来て、コミミズクを探し歩き回ると汗をかくほどでした。

コミミズクは夜行性のため、あまり午前中から餌獲りなどの行動をしませんが、前日の餌獲りの状況や雨が降って餌獲りができなかったりと多少行動に違いもありますが、稀に午前中から餌獲り行動をすることがあり、10数人程の仲間達が来ていましたが、近隣からきている仲間達は今日のコミミズクの行動が早く始まっていたため、現場に着くなり撮っていました。好天気に恵まれコミミズクの止まりものや飛びもの地面に下りているもの等の各シーンを撮ることが出来た。

三脚に7DロⅡ クヨン+1.4をセットして、ニコンD500 200-500mmを手に持ち、近接した止まりものと飛びものの全てをカバーするため、カメラ2台を使い分けたため、止まりものと飛びもの又接近した止まりの全て撮ることが出来ました。

北海道の鳥撮りことも多少残っており、暫らくぶりに忘れかけていた強風の吹く中での冬の鳥撮りてしたので甘くみていましたが、ちゃんとした防寒と強風対策を怠ってはならないと反省しました。

晩秋から初冬の北海道(道東)鳥撮り旅

2016-12-01 20:05:36 | 野鳥写真


シマフクロウ・ギンザンマシコ・ユキホオジロとの出会いを求めて・・・

写真展が終わり一段落したため、11月23日~26日の4日間の予定で、初めての北海道道東への野鳥撮影に出掛けてきました。今年の北海道は寒さが厳しいとの情報入手していたため、完全な防寒対策と撮影機材の方も万全を期し三脚(ジッツォ4型)に油圧式でないダブルボール雲台付きを選択し持って行きました。

出来る限り身軽な遠出の鳥撮りと思いましたが全荷物の個数が5つとなり、機内に持ち込むリックにヨンニッパカメラ付きと肩掛けバックに200-500mmカメラ付きに絞り持ち込み、急遽調達した81cmの三脚キャリーケースと被服やその他撮影機材を入れたバッグの2個を荷物として預け、空港内の移動でも荷物全部を一人で持てる訳もなく、しかしサポートしてくれる人がいましたので、空港近くにレンタカ―があり殆ど荷物を持って歩くことはなかったと言え無事に帰って来れました。

1日目・・・
釧路空港から同行者が持ち馬を預けている浜中町の牧場へ移動し、身体を馬場等で道東の寒さに慣れるめ行動を共にしていた。当日の鳥撮りはなし。

2日目・・・
風連湖を望むレイクサイドのコテージを宿にしていたため、春国岱(しゅんくにたい)や根室各地へのアクセスも良く、ギンザンマシコ情報も近くのネイチャーセンターが市内の明治公園に出たとの情報を教えてくれましたが、2度程探鳥しに出掛けましたが見つかりませんした。
移動の途中にカラスの群れと一緒にいたオオワシ三羽が草地の上に飛び出すと、オオワシ三羽のバトルシーンも少々遠かったが撮ることかできました。

3日目・・・同行者を浜中まで送り届ける。
野付半島にユキホオジロが90羽位入っているとの情報を効いたため、野付ネイチャーセンターへ出掛け許可を得て途中まで車を乗り入れ、徒歩で機材を担いで半島の先端まで歩き、探し回りようやくユキホオジロの雄雌をハマニンニクが群生し枯れた種子を食べに来ているところを撮る。
行っただけ帰った来なくてはならず、今年の北海道東部は度重なる台風の影響なのか、普段ならハマニンニク等が生い茂ってところが砂と砂利しかなく歩き憎いことこの上なく、天候は良かったが風が強く温度も低かったが、防寒具の中は汗びっしょりで往復約2時間も掛かり、本当にようやくユキホオジロを撮りました。後からネイチャーセンターで聞いた話では、宿泊場所近くの春国岱に約60羽位入ってと教えてくれた。

野付半島のユキホオジロを早目に切り上げ、コチョウゲンボウも入っている情報も入手するが、羅臼の「鷲の宿」へ向かうことにたし。野付半島~羅臼全行程約122km途中雪の心配もありましたが、北上することにしました。案の定、羅臼が近くなると積雪の中走ることになり、現地に早目に着くと流石にバーダーは誰もいませんでした。当日の客はどうやら自分一人のようでしたが、普段通り撮らせてくれるとのことで一安心し、シマフクロウが小雪降る餌場に現れるのを小川のところに設置されたプレハブの中で、鷲の宿の親父さんと待ちました。

いろいろ親父さんと大学の先生がシマフクロウについて教えてくれましたが、運よく6時頃に雌が来ると餌獲り又7時15分頃に最初雄が来ると直ぐに雌が現れ、シマフクロウ達が早い時間に二回も現れてくれたため、いろいろな撮影条件を駆使しシマフクロの撮影が出来ました。
キャノン7DmarkⅡ(ヨンニッパ)とニコンD500(200~500mm F5.6)の二台で撮りましたので、早めに引き上げると親父さんに伝えると、この地を訪れるお客さんみんなが12時頃まで撮って帰るのにこんなに早く帰る人は長くやっているが貴方が初めてだと驚いていました。

今回ももし現れなければ通常は12時までだが、1時半頃までは延長するからと言っていましたので、こんな北の最果てのところまで経費を掛けて来るため、殆どの人達は粘って撮っていくとのことでした。

7時半に現地を出て来ると、夕食抜きだったため、羅臼のコンビニで腹ごしらえし、宿泊地までの全行程(144km)を吹雪降る中、圧雪又アイスバーン・普通路面の中を慎重に運転し戻ってきました。

4日目・・・同行者を浜中まで送り届ける。
根室市の明治公園、中標津町の夢の森公園と丸山公園にギンザンマシコがナナカマドの木に出ているとの情報から出掛けて行くが、大外れとなりましたが、中標津に行く途中コチョウゲンボウが道路脇の電線に止まっているのを撮ることが出来なかったが見ることができました。
中標津からの帰り道、厚床のコンビニの道路脇に営巣しているエゾフクロウも撮ることが出来、又オジロワシの雄雌らしい2羽が道路脇から近い林の上に止まっていたため、車を停め近い距離から止まりものと二羽の飛び出しシーンを撮ることが出来ました。

今回の北海道道東鳥撮り旅の総括は、ギンザンマシコが撮れなかったため、多少ストレスとなっていますが、現地でのオオワシやオジロワシ等の収穫もあったたので、東京から行くと極寒の北海道では長い時間鳥摂りスポットに留まっての撮影は不可能のため、まずまずではなかったかなと思っている。
他にベニヒワ・シロフクロウ・ハギマシコ等は今回狙いませんでしたが、撮影した画像未処理のため、後日投稿します。