野鳥と野鳥写真(観察と展示)

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秋の陽気の中で野鳥撮り・・・

2017-08-31 17:21:22 | 野鳥写真

セッカと蒲の穂(坊主)・・・

蒲の穂にセッカ・・・赤トンボも写り込む

夏草の上にセッカ・・・

秋の陽気の中でセッカを撮る・・・

 残暑厳しい中、ここ数日暑さが一休みとなりましたので、だるさが残る体をいくらかでも動かそうと、夏セッカが出ていると言う秋川河川敷に隣接している農耕地の中の休耕田に出掛けて来ました。

 農耕地は稲の生育が順調なのか、腰の高さほどになっており、稲穂の付いているところが垂れ下がっており、秋のような陽気の中稲穂を撫でるように吹いて来る涼しい風が青臭く感じられましたが、この夏一番の気持ちのいい野鳥撮りとなりました。

 各地で集中豪雨により河川の堤防が決壊し河川の氾濫で田んぼが水浸しの光景を数多く見て来ましたが、我々の住むところは幸いにも一度もそんな災害に見舞われることもなく、素人が見ても稲の生育の状態は順調そのものと判断できます。全国的にも「良作」だと、今朝のテレビのニュースで言っていた・・・。
 
 クラブの仲間達が数日前からセッカの写真を撮っていると聞いていたので、現地に行くと誰の姿の見えずカメラマンもいなかったため、他の仲間のところに電話すると詳しく教えてくれ移動して来ると、数人の仲間がセッカが出ている方へカメラのレンズを向けて構えていましたので、一緒に仲間に入れて貰い4時30分過ぎまで撮ってきました。

 あのムンムンするような湿度の高い真夏の暑さは全くなく、そこはまるで別世界のように感じられましたし、あまり待つこともなくセッカもよく出て来てくれましたので、暑さだけでなくストレスのない撮影が出来ました。

 殆どの仲間達は前から撮っているため、4時頃になると引き上げて行きましたが、仲間が帰った後も暫く残ってカメラとレンズを変えて撮ってきましたが、目的のところには止まってくれませんでした。

 留鳥又は漂鳥のセッカは13cmとスズメより小さく、東北以南に生息している鳥ですが南に行くほど個体数は多く、河原や葦原・農耕地などで繁殖期にはつがいか一夫多妻で生活しているが、オスが幾つかの巣を造り、オスの造った巣をメスが気に入ると営巣する。オスは縄張り内を鳴きながせ巡回して飛び回っている。

 同じウグイス科には「オオセッカ」がいるが、13cmと殆んど「セッカ」と個体の大きさも同じであり、生息場所も変わらず一夫多妻などの生態や習性も同じだが、青森県や秋田県・茨城県と千葉県の一部で繁殖していると言われているため、首都圏ではあまり見られない野鳥ですが、何故「オオセッカ」と呼ばれるのか分からない。セッカの方が幾らか個体の色や柄にメリハリがあり、綺麗かも知れません・・・。

 セッカが出ている休耕田に蒲の穂が沢山生えており、セッカは縄張りとしている周辺の農耕地を上下しながら鳴いて飛び回っており、鳴き声が近くに聞こえると必ずと言っていいほど、飛んでくると蒲の穂の上に止まると縄張り誇示のためなのか鳴いていました。

 「蒲の穂」(がまのほ)は生け花の材料となっているが、お花屋さんで買うと結構「高価な花材」と言われているらしいが、セッカなどの地味な野鳥がそんな「蒲の穂」の上に乗ると、「野鳥風・・・月」の情緒のある野鳥写真となり、一段上の野鳥写真となるのではないでしょうか・・・。

 野鳥写真の質の向上を考えると、小鳥の場合には野鳥に花を絡めて撮られているものは前述のとおり、芸術性が低いと言われる「野鳥写真」が綺麗い・可愛い・鮮明だけでなく、多少でも芸術性が高まるのではと個人的には思っている。
 花だけでなくいろいろな題材(木の葉・新緑・紅葉・キノコ・苔・木や枝等)が存在していると思われるため、野鳥の仕草や動きと組み合わせると、もっと野鳥写真の価値が引き上げられると思われます。

 同じところに出ている野鳥を多くの人が撮ることが多く、そのために同じ画像を撮った人が持っていることも多く、同じところで撮ってもテーマを決めて撮っている人は野鳥の違ったところを常に狙っているため、同じ場所で同じ被写体の野鳥を撮っても、何故こんな写真が撮れるのと意外性のあるシーンの野鳥写真を撮っているのも事実です。偶然に撮れる野鳥写真では、いいこともあるがそれだけでは駄目だと言うことではないでしょうか・・・。

 むやみにやたらシャッターを連射すればいいとは思えないが、ある程度連射しないと野鳥の仕草や動きのあるシーンの一瞬のシャッターチャンスを切り取ることは出来ないと思います。

 枝に止まっている野鳥の動きを見ながら、口を開き鳴くところを撮ることは殆んどの人はやっていると思われるが、そんな野鳥の写真は感動の一枚にはならないため、野鳥を撮っているカメラマンだけしか撮れないような野鳥の仕草や動きのあるものには、見る人達に感動を与える野鳥写真になるのではと思います。芸術性が低ければ、何故こんな写真が撮れるのと言われる撮影技術で勝負するとか・・・。
 
 もう直ぐ冬の鳥の季節がやってきますが、それまでの間、留鳥のセッカの面白い写真を撮ることにします。  

 

フォトブックの内容検索ページ

2017-08-30 17:19:04 | 野鳥写真
フォトブック表紙

フォトブック内容検索ページ(1)

フォトブック内容検索ページ(2)


フォトブックの特徴として・・・
・検索ページ(2)の下のスペースにはフォトブックの見方を記載しています。
・夏鳥とか冬鳥とかその他の鳥の定義を記載しています。
・紙面の制約もありますが出来る限り詳しく記載しています。

フォトブックの作成方法等・・・

 全95ページのA4サイズの野鳥フォトブックとなっており、野鳥図鑑のように被写体の野鳥を大きく撮って載せてはいませんが、野鳥の中には意図的に大きく見せているものもありますが、A4サイズの野鳥写真集のため、充分被写体の仕草や動きが見れるようになっています。

 基本的に1ページにオスとメスを上下に配したり、特徴ある仕草のオス(美しいのがオスの個体ということもあり)の写真を上下に配したり、又、別の野鳥を1ページに配していますが、一般に人気のある野鳥や特徴的な野鳥のシーンが写っているものは、1ページに縦置きに配し撮影や野鳥の生態などの説明文を記載しています。

 2ページと3ページがフォトブックの内容検索ページとなっていますが、フォトブック中の文章にも「何ページの鳥が何か」が、検索ページまで戻らなくても分かるようにしています。

 95ページとページ数も多い野鳥フォトブックなので、載せている野鳥の数も多く写真を見ただけで鳥名が分からないことがある場合に、検索ページやフォトブック中でも鳥名を見て頂くとどちらでも分かるよようにしています。鳥名が調べられない野鳥はありません。

 野鳥のフォトブック(写真集)も5~6冊目となりますので、過去のコンプレーンをある程度解消して作成していますので、大分見易くなっていると自負もありますし、撮り溜めていた野鳥達の仕草や動きのあるものを選定し載せてあります。

 (9月15日~27日)富士フォトギャラリー調布(スペース3)で開催する個展(3rd❝南の島の野鳥写真展❞)会場に展示いたしますので、見て頂けるとご自分が将来フォトブックの作成を検討しておられる方には、お節介かも知れませんが参考になり多少お役に立てるかも知れません。
 又、会場に居りますので聞いていただければ、P/C(パソコン中)に保存したり、プリントしたものをファイルに保存するのもいいと思いますが、野鳥撮りの思い出の区切りにもなりますので、ご家族や知人に差し上げたりするのも野鳥写真で上げるのでなく、フォトフックとして見て頂くと素人感(アマチャ)が無くなりプロ感があり喜ばれると思われること間違いないため、分かり易くお教えいたします。プロぼっくフォトブックが見られるかも知れませんよ・・・。

野鳥写真のプリントが無くなった・・・
 
 仲間や知り合いに野鳥の写真を見せ方が変わりました、数年前までは撮った野鳥を都度プリントして見せていましたが、最近はP/Cからタブレドへ画像を転送し、同じ(仲間内で撮った写真を見せっこする)行為をしているようになったため、お爺さんでも進歩したものだと自分ながら感心しています。 写真と違い大きくスクロールできるため、野鳥写真にはベストなツールと言える・・・。

 自分も昔は、A4サイズにプリントしたものを持ち歩いていましたが、野鳥写真を欲しい人がいると誰にでも上げていましたので、プリントしなくなっただけでも年間にすると、約10万円位プリンターのインク代が節約できました。500枚/年間➡3年間続けた・・・。

 野鳥写真は、結構好きな人が多く不特定多数の人に上げていましたので、たまに公共交通機関に乗り駅などに行くと、野鳥の写真を頂いたことがあるとお礼を言われることがありますので、あの頃はよくやってたと思い起こすことかあります。

 又、先生と声を掛けられることもあり、野鳥講習会時に講習に参加された方へ野鳥の写真を配ったこともあり、又、市内の町内会から頼まれて野鳥講習会もしていたりするもので、長い間人間をやっていると多くの人との関わり合いが出来るものですから、野鳥を通じて多くの顔見知りや知り合いが出来ました。近隣の小学校の生徒さんへ野鳥などについての勉強会も実施している・・・。

 自分が歩いてきた軌跡が分かるフォトブックを作っておくと、見て貰えるだけで説明が不要になりますので、もし機会があったら野鳥を撮るのと違う面白さがあり、又、野鳥撮りにない違った意味の面白味があるため、挑戦してフォトブックを作成してもらうといいと思います。 

 何もないところから形あるものにする行為そのものが、多少ボケ掛けている頭をフル活用フル活動させなければならないこともあったり、文章を書くにしても起承転結を考えなくてならず、結構頭を使わなくてはならなくなるため、力仕事のこともありボケてはいられなくなります。

写真展開催に合わせてフォトブック作成・・・

 写真展開催に合わせてフォトブックを作成しているため、写真展を主催や開催するだけでも大変なのに、それにフォトブックの作成を絡ませると、本当に企画や構成にも工数も掛かり、実際の作業に時間が掛かり過ぎるため、毎回写真展開催が何となく憂鬱になります。

 然しながら続けてきていることから今回はパスはする訳にも行かずと、何となく義務感があるためなのか作り始めることになっていますので、又、作り始めるといい加減なものは作成したくないので、時間を掛けてでも何度も見直をしたり、載せる野鳥の写真の選定に時間を掛けています。

 「校閲」ということの難しさがつくづく分かります、テレビのドラマで「石原さとみ」という女優さんが主役していたため、「悦女」なる言葉が流行語になっているとか言われるが、作家が書いてきた原稿を出版社の専門部門の「校閲」が誤字脱字だけでなく、全てに辻褄(時間トリックや電車の時間割等のトリックが使われているドラマ)が合っているかなど、いろいろ(地名や方言)な視点からも見直しを行い、「校閲」されたものが世の中に書籍を送り出しているのだか、自分が書いたものを自分が何回もチェック「校閲」しても間違いを見逃してしまい、同じ間違いを見つけることが出来ずに見逃してしまいます。専門性を持った第三者が「校閲」を行わなくてはならない・・・。

 結論から言うと、前述でも書いている通り、何もないところから形あるものにすると言うことの難しさは、他人の真似であってはならないし、言う以上に難しく又言うことが出来ない程容易ではなく、出来上がると達成感はありますが、書籍類は後に残ってしまうものなので、いい加減なものであってはならないと言うことになります。

 こんなことがあると教えて頂けると有難いと思いますので、殆んど他人の物(フォトブック)を見ないため、自分自身の考え方で制作しているためにフォトブックについていろいろご指導願えれば幸いです。

 

マイフィールドの草刈り日・・・

2017-08-29 18:11:30 | 野鳥写真
マイフィールドの草刈り日・・・

 残暑の蒸し暑さが残る日でしたが、マイフィールドとしている河川の河川敷の草刈りをするからと、仲間達から連絡を貰っていたため、スーパーに立ち寄って冷たいものだけ仕入れてから河原に着くと、既に多くの仲間達が来ていて草刈りの真っ最中でしたので、押し切り鎌を持って行きましたが、エンジン式のチェンソーや電動式のバリカンなどの新らしい草刈りの器機を仲間達が持ってきており、堤防の上では小型発電機が威勢よくエンジン音がしており、我々か出る幕がないほど綺麗に草刈りがされて終わっていました。

 鎌で草を刈るような時代ではないようですので、人海戦力よりもチェンソーや電動式の刈込みバリカンで行わないと、温度や湿度の高いところで下向きになり、長い時間作業していると眩暈がすると、仲間達が言っていました。

 カワセミの止まり木を河川の中に立て、我々がマイフィールドとしている河川を縄張りとしているカワセミが止まり木を認識すると、餌獲りに来ると止まり木から餌獲りやホバリングをして川の中に飛び込み、カワセミの餌獲りシーン(ホバリング)が撮れるが、今日のところはカワセミが来ませんでした。

 堤防から一段下がったクルミの木があるところに日陰が出来ているため、久しぶりに会う仲間達と作業終了後に昼食を買ってきた人は食べながら、仲間の一人が持ってきたクーラーボックスの中から冷たいジュースを頂き、近況報告など車座になり川端会議が始まりました。

 三々五々集まってきた仲間達ですが、昼前には直ぐ近くに蒲の坊主の上に乗るセッカの写真を撮りに行く者もあり、アルバイトに出掛ける人もいれば午後の1時過ぎ頃には各自帰って行きました。

 暑い中の作業なので、長く掛からないと思い昼食の弁当(おにぎりやパン等)を持たずに出掛けてきてため、帰りに昼食を買って行こうかと思い、自宅に電話すると用意していると言われたので、戻って来てから遅い昼飯を食べました。

 真夏は野鳥を撮りに行くところもなく、毎日自宅でエアコンを掛けてゴロゴロしているため、体が鈍ってしまい覇気がなくなっているが、話を聞くと殆どの仲間達も同じような生活となっており、ようやく涼しくなるような気配となってきたため、冬鳥のシーズンになるまでの繋ぎとして、仲間達が集まるとカワセミ達を撮ったりすることのできる、みんなのマイフィールドとなります。
 
 カワセミだけでなくミサゴ達も河川を上がって来る時期になりますので、ミサゴの餌獲りシーンや河川の上を飛ぶシーンが撮れるようになりますが、他の猛禽類(オオタカ・ハイタカ・ハヤブサ・チョウゲンボウ・ノスリ等)も河川や中州の餌捕り場に現れるケースが多くなり、我々野鳥カメラマンを楽しませてくれます。

木々の伐採について・・・

 昨年まで堤防の所にあった桜の木を切られてしまい、桜の木の木陰が良かったのだが、日差しを遮るものが無くなってしまい、隠れるためのブラインドでなく、日差しを防ぐブラインドが必要になるかも知れません。

 どうして桜の木が切られたのが、摩訶不思議なことなのですが、大勢集まって楽しんでいるとやっかみなのか、河川を管理する事務所に苦情を言う人があり、そんな苦情があると住民ともめるのが嫌なのか、折角綺麗な花の咲く桜の木を切ってしまいました。

 よく言う「お役所仕事」なのでしょうか、よく分かりませんが立木は切ってしまうと、30年は経っている桜の木なので直ぐに植えても大きくならず、堤防の川とは反対側の法面に植えた桜の木のため、仮に川が増水しても堤防がどうにかなるなどの問題がない、又、堤防保護の面からも特に決壊する要因にもでもならないと思われ、どうにも合点がいかない役所の対応なのです。

 地球温暖化のためなのかよく分からないが、東京都が各河川の河川敷にある立木を片っ端から伐採している政策を取っているとしか思えない、ゲリラ豪雨対策ということになっているが、過去に行政が植えたものではなく自然発生的(小鳥が実を食べ糞をした種から生えてきたと思われる)に生えてきたと思われる木々が多いが木々を伐採してしまい、河川敷を芝生にするような工事を行っている。

 河川敷の木々が無くなると、野鳥は激減しています、理由として、野鳥達は木々の中にいる虫や幼虫を食べて生活しており、小鳥などにとって猛禽などから身を守る休息場となっているため、休息場が無くなると野鳥達が生息できなくなってしまいます。
 中小の河川では木々があることで、川の流れの中に日陰が出来ると、そこに小魚や水生昆虫類が集まって来ることになり、木陰のない川の中には小魚等が隠れるところもないため、川の中に生き物がいなくなってしまいます。

 しかし桜の木は、お金(税金)を掛けて植えたものなので、何故切らなくてはならなかったのか、どう考えてもよく分からないと思わざるを得ない役所の対応なのです。

 河川に限らず木々の伐採は、どうしてそこに木が生えているいるのか、誰かが何かの理由があって植えたものや自然発生的に生えてきたものであっても切る前に慎重(木が大きくなるまでには、台風や干ばつなどの自然の現象に耐え長い期間が掛かるため)であって欲しいものです。 

 人生70年も生きていると、例え自然の木々でもそんな風に思えるようになりましたが、輪切りした大きな木を見ると年輪があり、そんな年輪を見ると大抵の木の樹齢が分かるものだそうです。
 巨木や大きな木に洞があると台風などの強風が吹くと、そこから折れてしまう危険性が高くなりますので、よく伐採されるが木の洞にはフクロウ達が営巣場所として子育てをしており、そんな洞のある木も残して欲しいものです。
 

南の島の野鳥写真展開催・・・(第四弾!)

2017-08-28 22:53:45 | 野鳥写真

開催案内ハガキ・・・

カンムリワシの見返りポーズ・・・

南の島の野鳥写真展開催・・・

今回で三回目となりますが、下記の通り野鳥写真展を開催します。

開催日時: 2017年9月15日(金)~27日(水)(13日間)
        (平 日:10:00~18:00)
        (土日祝:11:00~17:00)
        (最終日:10:00~15:00)
開催場所: 富士フォトギャラリー調布 スペース3
       (住所)東京都調布市柴崎町1-67-1(TEL)042-481-8049
写真展のテーマ:3rd❝南の島の野鳥写真展❞           
写真展主催者: Tokyo Tama Wild-bird Photo Club member
              野口光博作品展

 この時期には、夏鳥の撮影も一段落するためか、各地で野鳥写真展が開催されていますがご多分に漏れず、自分も上記の開催日程で野鳥写真展を開催することになりました。

 富士フォトギャラリー調布側が、昨年と同様「米美智子写真教室発表会」スペース1・2に合わせて開催日程を調整してもらいましたので、相乗効果と言っても自分の方だけかも知れませんが、自宅から会場までの距離が23kmのところにあり、R20都内に向かい走って行かなくてはならず、お客さんを呼び込むのもなかなか大変なのですが、わざわざ来てくれる仲間達や来場者が居られるため、本来管理もギャラリーの方に任せることが出来るのですが、今回は緊急の用事がない限り全日程会場の方に詰めるつもりで居ります。

 今回も全展示作品の被写体である野鳥の撮影場所(詳しい撮影場所・駐車スペース・ブラインドの有無等その他)・撮影条件(撮影モード・シャッタースピード・絞り値・IOS値・ホワイトバランス等)・撮影機材(カメラ・レンズ+テレコン)等詳細に書いたプリントを会場に展示しており、スマホや携帯で撮って頂いたり、記入して頂くようにしております。聞いていただければ、会場にも詰めておりますので、全てお教えいたします。

 被写体の野鳥のことも詳しく(習性や生態等)書面で説明させて頂きますし、先ず撮る前に相手(野鳥のことを)を知ることが大切であり、被写体の野鳥の習性を知っているだけでも撮り易いと思います。。

 野鳥写真だけでなく景色写真に興味のある方は、「米美智子写真教室発表会」をご覧になると、人気女流プロカメラマンの米先生の作品は元より、教室の生徒さんの作品もかなり質が高いものが提示されるため、我々アマチャカメラマンには参考になることが多いと感じられるので、来場され観るだけでも充分見応えがあり、人気も然ることながら実力がのあるプロカメラマンの写真教室の発表会は一見の価値があると思いますので、是非ご来場されたらと思います。

 もう一度、他の地域で撮った野鳥の写真展を行う予定でしたがもし機会を頂けたら、昨年の第二回写真展開催後も精力的に各地へ出掛け撮影して来ましたので、撮り貯めている野鳥写真が多数あるため、別の野鳥達の写真展を行いたいと考えていましたが、今回は南の島(石垣島・宮古島・奄美大島で撮影した野鳥達)の野鳥写真展を開催させて頂きます。

奈良好きの方へ・・・

2017-08-27 18:35:32 | 野鳥写真
奈良好きの方へ・・・

 世の中には、奈良よりも京都好きの方が沢山いると思われるが、旧市街地を見ても京都には一元さんお断りというお茶屋さんや店舗があったりするけど、独特の間口の狭い老舗の門構えや外見から見る風格や格式のようなものを見ると全く変わらないが、奈良の旧市街地には我々が知らない一元さんお断りのところがあるのかも知れないが、自分が住んで感じたのが余所者を拒むところが無く誰でも受け入れてくれる。

 日本中の古民家の再利用して古民家カフェや小物を売る店が増えていたり、若い人達を入れ込むことで古い町並み保存や寂れかけている旧市街地をもう一度復活しようと言う動きは何処にもあると思われるが、町並み誰見ると昔の商店舗や商人宿の雰囲気を残し、一歩建物の中に入ると小洒落た飲食ができるお店であったり、地域の伝統品や小物を売っている店があったり、通りに面したところに派手な看板が規制されていることから、入ってみないと分からないことになっているため、インターネットや知る人ぞ知る店が多い。

 書道の墨を作っている創業何百年の超老舗があったり、新旧の商店舗が混在することになっているため、自分も単身で赴任している時にはそんな奈良の旧市街地が好きで、場所を探しながら知り合いから教えて貰った洋食屋さんなどによく出向きました。

 先人の知恵が感じられる保存食と言えるため、柿の葉寿司など押し寿司というのも驚くばかりです、又、奈良は刃根柿や御所柿という柿の発祥地と言われているため、初めて奈良に赴任した時に秋の柿のなる時期に、福岡県の甘木市の柿農家(元部下の柿農家から市場に出さない自分達が食べている柿の木で熟れた)から高級な富有柿を送ってもらい会社の仲間に上げたら、それほど感謝されませんでしたのが、そんな理由(柿の本場)からでした。

 奈良の名物には、「奈良漬け」や「柿の葉寿司」があり、奈良漬けは日本で一番高級で高い漬物と言われるが、又、柿の葉寿司は海のない奈良県なのに酢じめして生魚を長く持たせるため、柿の葉に包んで長期保存(長いものでは常温で1ヶ月持つ)したと言われている。

 寿司のと名前が付くもので、冷蔵庫などに入れないで下さいと、召し上がるまでの期間や保存方法が書かれているものは自分が知る限り、「奈良の柿の葉寿司」と「富山の押し寿司」しか記憶がありませんが、どちらも好物であり近くに行ったり、デパートなどで物産展が開かれていると買って食べています。

日本の伝統芸能と行事・・・

 興福寺の「薪能」があるが、能の流派は元々一つだったが現在は五派に分裂し、最大の能流派の「観世流や宝生流・金剛流・金春流から更に分派したといわれる喜多流」の五流派があるが、唯一興福寺で行われる薪能が歴史的にも日本最古のもので、普段は各流派が別々に活動しているため、一緒に公演したりすることなどないと言うが、全五流派が一堂に会し薪能が行われるのが、そんな伝統ある興福寺の薪能なのです。

 都内の国立能楽堂にもどの流派の公演だったかもう忘れてしまいましたが観に行ったことがあり、野外で行われる舞台の両サイドで松明を焚きその灯かりの中で能を舞うのが「薪能」と言われ、能の始まりとも言われている。

 二月堂のお水取りやあの世界遺産の春日大社に正月明けに安全祈願の護摩を焚いてもらいに出掛けて行った時には、格式のある神社で護摩を焚いてもらっていいものか、関東人の自分は精々川崎大師や地元の神社へ行くくらいでしたので、背筋がぴんっとして神主の祝詞を拝聴していると、身震いをしたことを今でも鮮明に覚えています。「春日大社だよ!」と罰が当たらないかと、本当に信じられませんでした・・・。

 東京(江戸)になくて京都や奈良にあるものが、奈良(平安京の地)には数えきれないほどいっぱいあり、「柿食えば、鐘が鳴るなり、法隆寺」の句でも有名な中学校や高校の修学旅行の訪問先の法隆寺もある斑鳩の里に行くと、聖徳太子との出会いがないかも知れないが、あのお札の中の聖徳太子を感じられる気がするところでもある。柿がなる時期の晩秋の頃がベストシーズンかも知れません・・・。

 「吉野の桜」、下千本・中千本・上千本・奥千本と吉野山には、多くの山桜等が生えており、吉野山系の麓の方から桜の花が上に向かって咲いていくため、各千本桜と情緒ある言い方をされているが、実際には二万本以上の何種類もの桜があると言われている。花見シーズンになると吉野花見税(500円)を取っているのも初めてという・・・。

 又、世界遺産の吉野は金峰山寺蔵王堂などの神社仏閣も多く点在しているが、霊場「吉野・大峰」熊野三山を結ぶ「大峰奥駈道」と和歌山の熊野神社への奈良県側の登山口ですから、冬の時期には奈良県の屋根(一番高い山)でもあることから積雪がありますが、桜の花の咲く時期に行くと多くのハイカーと出会うと思います。

奈良の名産品・・・

 「吉野葛」といい全国の葛の生産量が80%と良質の葛粉を生産していると言う、自分は葛切りやわらび餅が好物なので、当時馴染みにしていた「まほろばうどん屋さん」に行くと、うどんを頼むのと同時に必ず頼んでいましたし、奈良にいる時には「まほろばうどん」も然ることながら同店の「わらび餅」をよく食べに行きました。

 三輪素麺は、首都圏ではあまり知られていないため、兵庫県の揖保川の上流付近で作られている「揖保乃糸」や香川県の小豆島の「小豆島素麺」又、岡山の「かも川手延素麺」がよく知られているが、それでも最近は三輪素麺もデパートやスーパーでもおいているところもあり観ることも手に入るが、奈良の三輪山の周辺で作られている三輪素麺が素麺の発祥地とも言われており、老舗も多く奈良へ行かれた時には素麺懐石料理を召し上がると、徳川家御用達の将軍家の味が賞味出来るかも知れません。 

 桜井市のパワースポットの由緒ある大神神社(元巨人軍の清原選手が結婚式を挙げた神社)の大鳥居(日本で何番目とか言われる大鳥居)のところに最中屋さんがあり、現地の人に言わせると日本一美味しい最中だそうです。相当大きな鳥居です・・・。

牛肉は食べないが万民が好きなものの一番の食べ物ですので、お付き合いで奈良の牛肉(すき焼き・しゃぶしゃぶ・ステーキ)の有名店にも行ったことがありますが、奈良のブランド牛に榛原牛があるが残念ながら牛肉を食べなくなってから奈良に住んでいたため、榛原牛等のブランド肉を食べさせる福寿館や神戸の三田屋奈良の直営店に何度か言ったこともあるが、生ハムと野菜を食べたことしかなく、神戸牛は美味しいのは以前に何度も食べて分かっているが、榛原牛が美味しいかは分かりません。

 牛肉以外のとんかつ屋さんとか串揚げ屋さんとかいろいろ知っており、もし仲間達が奈良旅行する時には教えてやりたいと思っているが、年を取ると脂っこい食べ物は敬遠されるため、あまり参考にならないと思います。天理市のニンニクラーメンの店とか・・・。

 名産とは思えないが、テレビでもお馴染みの高速餅つきが三条通りで行われており、景気のいい掛け声が聞こえているので、外国人の観光客などが高速餅つきを見学しているため、何時も人溜まりができているので直ぐに分かります。

 大和郡山は日本の金魚の産地で、最近では国内や海外からも買い付けに来ているというため、金魚の聖地となっているようなので、よくテレビなどでも特集を組まれているので、よく知られていると思われる。大和郡山城の石垣跡がある城下町の風情が残っている・・・。

 まだまた書ききれないほどの奈良県情報ですが、機会を見て奈良の温泉情報や清水寺と同じ舞台がある長谷寺などの神社仏閣情報を観光地のことなど、又、野鳥がいるだろうと思われる手付かずの原生林もあり投稿したいと思います。