国鳥の春の雄叫び・・・(農耕地ではキジ達の縄張り争い・・・)
キジのオスが二羽、同じ農耕地の中に極一定の距離(20m)を保ち近くにいたため、意識しているのか片方が鳴くと縄張り争いのためなのか、負けずにもう片方のキジが鳴き返すような行動を取っていた。※農耕地の畝のレンゲの花が咲きだし、国鳥が雄叫びを時折羽根をバタつかせて縄張りを誇示するように鳴いていました。※気温が高く農耕地の田んぼの雑草が延びてしまい、残念なキジのかくれんぼの画像しか撮ることが出来ませんでした。
キジの画像・・・(東京都あきる野市農耕地)
別固体のキジの画像・・・(東京都あきる野市農耕地)
キジが国鳥である理由・・・(こじつけ感は否めないため、浸透していないのかも知れない)
日本固有種であることと、渡り鳥ではなく年間を通して同じ場所に生息して繁殖する鳥であるからです。 また、日本最古の書物である古事記や日本書紀に登場する鳥であることも、キジが日本の国鳥である理由の1つです。※国鳥がキジであることは知られているようであまり知られていない理由に紙幣にも載っていないし、鳳凰とかタンチョウが採用されていたりするため、より日本的(固有種)なのに起因している可能性が高い。※10円玉にも描かれている平等院鳳凰堂の屋根の両端に鳳凰の像がありますので見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。※タンチョウの分布は大韓民国北部、中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国、日本(北海道東部)、ロシア南東部。種小名japonensisは「日本産の」の意。北海道東部で繁殖する個体群と、中華人民共和国北東部やロシア極東部で繁殖する個体群に分かれる。アムール川流域で繁殖し、冬季になると江蘇省沿岸部や朝鮮半島ヘ南下して越冬する。
日本産の個体群のみで独立種 P. versicolor とする説と、ユーラシア大陸に分布するコウライキジ P. colchicus の亜種とする説があり、後者の説に従うと P. colchicus の和名がキジとなり本種のみでキジ属を構成する。日本鳥学会などでは2012年現在、Clements Checklistでは2015年現在は後者(キジは日本やユーラシア大陸広域に分布する単一種)の説を採用している。以下の内容はIOC World Bird List及びBirdlife Internatinal(IUCN)などが2015年現在に採用している前者の説(キジは日本にのみ分布する独立種)に従ったものと思われる。
タンチョウ達の塒・・・(北海道東部鶴居村音羽橋から)
天候はいいのに南の高気圧があり北には低気圧があるため、等圧線が込み合っているとかで、春独特の強い風が吹いておりましたので、河川の葦原のヨシキリを撮影しに来ましたが、葦原は強風が吹き荒れていたため、ヨシキリたちは枯れ葦に止まることはありませんでした。※子供達が河川敷の水溜りで水遊びをして大騒ぎしていましたので、カワセミ達も餌獲りに来ることもありませんでした。※小平市から来ていたミドルカップルが折角来たのに、カワセミの餌獲りも観ることもなく又ヨシキリも鳴き声だけを聞いただけで、残念ながら他の野鳥達も出て来ることがなかったため、秋川の上流域の方へ移動していきました。
自宅近くの河川の河川敷の木にウグイスが囀っていた・・・(市内の中小河川)
ウグイスの囀りシーンの画像・・・(春の囀り)
同じウグイスの画像でもこんなに違いがある・・・(東京都あきる野市農耕地)
時の流れは速いもので、春の花木も桜も散ってしまい、現在は道路脇のハナミズキの花だけとなってしまいましたが、この春の気温の高さなのか、全国の桜がゴールデンウイーク前に全て散ってしまったようです。※竹藪の中から聞こえるウグイスの鳴き声さえ、鳴くことが生業の日本の三鳴鳥のウグイス達もなにかしら鳴き声からも侘しささえも感じられるようになってしまいました。※高地や山地の中ではまだ気温も低く夏鳥達の渡来シーズンとなっていると思われるため、ウグイスも綺麗な鳴き声を響かせているかも知れない。※温暖化の影響は自然界ではもっと顕著であり、雪解けも例年と比べると早いと言われており、先日北海道の衛星画像がテレビで流れていましたが、道北の山々や知床半島に雪があるだけだと言っていた。
コムクドリの画像・・・(花の終わった桜の木の中で・・・)
河川の堤防の花の終わった桜の木にコムクドリが渡来して来ていないかと探しましたが、残念ながら見渡らず時期が少し遅かったのかも知れなかった。※こんなに温度が高いとコムクドリ達は上下移動してしまいますので、平地から山地の高原に行かないと出会えないかも知れない。※連休明けに富士山の裾野へ行くことにしているため、営巣中のコムクドリ達に出会えるので、撮れなくても仕方がないと思った。
ホトトギスの画像・・・(戸隠高原ペンション村近く)
堤防の上のちょっとしたスペースにイスを出して座っていたが、風が強くて三脚を立てていたら倒れてしまいそうな強風が吹いていたため、三脚は出さずにイスに座っていたのが正解で、又気温が高かったため薄いウインドブレーカーを羽織っていただけだったが寒くはなかった。※春から初夏への季節の移り変わりを感じることができたが、「目に青葉 山不如帰 初鰹」対岸対岸の山肌が知らないうちに枯れ木だった木々が緑一色となっていた。※そうだまだ初鰹を食べていないことに気が付きましたので、スーパーでよく見かけていたが早速食べたいと思っている。※億劫病にかかってしまい、あまり外出をしなくなってしまいましたので、季節の移り変わりが分からなくなっているようだ。※何処へでも出掛けてしまえはそんなことはないのだが、出掛けるまでに重い腰のせいなのかも知れません。