モノ・語り

現代のクラフトの作り手と作品を主役とするライフストーリーを綴ります。

第11回アート鑑賞塾のお知らせ

2014年04月22日 | アート鑑賞いろは塾

下記のとおり、アート鑑賞塾第11回を開催します。
今回より中級編に入ります。
が、初級編を聞いていない人にも理解できるように、
初級編のおさらいもします。

日 時:2014年5月11日(日)P.M.1:30~ (受付は1:15~ )
会 場:和光大学ポプリホール3F会議室(町田市鶴川)
テーマ:絵画の観方――空間表現の観点から
講師:笹山 央(「かたちの会」主宰)
受講料:2,500円(飲物代込み)

初級編では「絵画は平面上に空間の奥行を表すメディア」という観点から、西洋近世~近代の遠近法と明暗法についてお話しました。
今回は、遠近法や明暗法が無効となって新たな空間表現を求めていった、
セザンヌから現代までの絵画(平面表現)についてお話します。

この観点からした時に、現代絵画は大きく具象・写実系のものと抽象系のものに分けて観ることができます。
具象・写実系は心理的・時間的・幻想的・等々の遠近感、マチエールや色感による量感の表現など表現法は多岐にわたります。
また「複製の模倣」路線を走るものも出てきます。
抽象系では、次に「物質の発見」へと展開していく道筋と、
あくまでも平面性の徹底化を追求していこうとするものとがあります。

それらいくつかのタイプに絵画表現を分けながら、「絵画とは何か」について考えていくことを予定しています。

参加のお申し込みはこちらからどうぞ。

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