モノ・語り

現代のクラフトの作り手と作品を主役とするライフストーリーを綴ります。

KATACHI-JUKU No.07発行

2016年07月26日 | 「かたち塾」



KATACHI-JUKU No.07を発行しました。
去る6月5日(日)に開催した、第7回かたち塾『曜変天目談義――やきものの根源へ』の報告です。
講師は陶芸家、桶谷寧さん。曜変天目茶碗を再現した人です。会場は町田市の可喜庵。

表紙はいつも、「かたち」をめぐる塾長の文章で飾っているのですが、今回はお休みにして、写真家西川茂さんが撮影した、桶谷さんの曜変天目茶碗の超接画像を誌面いっぱいに掲載しています。
曜変天目というやきものが、通常のやきものとは異なった物性を有していることを証し立てている画像です。

レポート文は、「桶谷語録」でまとめました。曜変天目の物性について、重要な発言を紹介しています(たとえば、共有結合ではなく水素結合がベースであることなど)。
やきものとは何かということについて、「本当のことを知りたい」と思う人には是非読んでいただきたいレポートです。

WEB上でも紹介していますので、ご参照ください。
http://homepage2.nifty.com/katachi/juku-index.html
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