モノ・語り

現代のクラフトの作り手と作品を主役とするライフストーリーを綴ります。

第5回かたち塾を開講します

2015年11月15日 | 「かたち塾」

下記のように第5回かたち塾を開講します。

テーマ―――「音」を体験するワークショップ
講師――――永井朋生(パーカッショニスト、作曲家)
日時――――2015年12月6日(日)
          1:00P.M.~5:00P.M.
会場――――永井氏のスタジオ(八王子市 JR中央線高尾駅または京王線高尾駅より
        バス約20分)    
        (お申し込みいただいた方にアクセスの詳細をお知らせします。)
趣向――――参加者全員による即興合奏を目指して、「音づくり」のワークショップを行
         ます。         
         永井氏のソロ演奏、インタビューも含みます。
         ※「音の出るもの」(楽器以外で)をご持参いただければ、一層楽しくなるか
         と思います。           
受講料――――4,500円(「かたちの会」サポート会員は4,000円) 茶菓子代込  
受講者数―――10名様まで(要予約)

       ※ マイカップをご持参ください。

昨年末に永井さんの演奏を聴いて感動し、当塾での「音づくりのワークショップ」を企画しました。
ソロでの即興演奏ですが、リズムの刻み方が確実で、演奏が盛り上がっていきます。
さまざまな「音の出るもの」を用意して、そのものが持っている音の可能性を引き出していくので、とても楽しくもあります。
「波動性」ということを重視しているようで、音と音が共鳴しあったり、干渉しあったりして、重層的な音の空間に浸れます。

その永井さんの即興のインストラクトで、参加者が持ち寄った「音の出るもの」を楽しみつつ、最後は合奏ができるところまでもっていくるといいなと思っています。

[参考サイト]
永井朋生HP http://tomoonagai.com/
(Youtube)https://www.youtube.com/watch?v=sPHFcfSIzsg
(Youtube)https://www.youtube.com/watch?v=Yo441v9q3_o

詳細は当塾のHPで第5回をクリックしてご覧ください。

受講のお申込もHPからできます。


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KATACHI-JUKU No.04を発行しました

2015年11月09日 | 「かたち塾」


KATACHI-JUKU No.04を発行しました。

去る10月10日に、町田市の和光大学ポプリ会館会議室で開催した第4回かたち塾の報告です。

タイトルは「『現代工芸論』を読み解く」で、講師は笹山が務めました。とはいっても、テキストに書いていることをわかりやすく解説するということではなく、むしろ書いていないこととか、書いていることからさらに話を広げていくといった方向で「読み解いて」いきました。

 その際、多摩美術大学での「現代工芸論」の講義を聴講した学生に提出してもらったレポートから、特に「話を発展させていく」方向で書いているものを選んで、それを紹介しながら進めていきました。話題は5題ほどです。以下、それぞれのテーマを列挙しておきます。

一、工芸の役割について――「工芸の仕事は遠い過去と遠い未来を繋ぐことである。」

二、「いいもの」とは何か?

三、「物質の限界を超えていかなければ前に進めない」という命題について

四、用の美について

五.足るを知る――「もの買ってくる、自分買ってくる」(河井寛次郎)





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