モノ・語り

現代のクラフトの作り手と作品を主役とするライフストーリーを綴ります。

第6回かたち塾のお知らせ

2016年04月05日 | 「かたち塾」

下記のように第6回かたち塾を開講します。

テーマ―――『現代工芸論』を読み解く[2]〝いいもの″についての根源的再考
講師――――笹山 央(『現代工芸論』著者 かたち塾主宰)
日時――――2016年5月1日(日)
        2:00P.M.~5:00P.M.(1:45開場)
会場――――和光ポプリホール会議室[小田急線鶴川駅前]
受講料―――3.500円(「かたちの会」サポート会員は3.000円) 学生 2.000円
       (茶菓子代込 )
受講者数――15名様まで(要予約)

※ マイカップをご持参ください。


『現代工芸論』では工芸の役割を「〝いいもの″を作ること」と定義しています。
しかし、そもそも「〝いいもの″とは何か」ということについてはまだ充分には考察していないのです。
今回の当塾では、『現代工芸論』以降の展開として、この問題に取り組んでみたいと思います。

「〝いいもの″とは何か」については、いろいろな考え方があります。
個人差があって一律的に決めることはできないのではないかと考えるのが、一般的であるようです。
ここはしかし、敢えて個人の主観性の限界を超えていくことを試みてみたいと考えています。

手がかりとしては「ものづくりの倫理」という問題があり、倫理的なものと美的なものとが一致する地点を「善き」と定義する、伝統的な考え方も参照しておきましょう。
「ものづくりの倫理」を問うということは、さらにその奥に、倫理」そのものを問うという背景が控えているのです。

「〝いいもの″とは何か」という問題を倫理を絡めて問うていくというところに、「工芸」の存在理由が見い出されるのではないかと、講師は考えています。

詳細は当塾のHPでご覧ください。
受講のお申込もHPからできます。
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