モノ・語り

現代のクラフトの作り手と作品を主役とするライフストーリーを綴ります。

「布の美展」開催のお知らせ

2013年04月27日 | 展覧会・イベント


6月1日(土)~6月4日(火)の4日間、町田市の可喜庵を会場として、
「布の美展」を開催します(画像はDMの表紙)。
出品者は、中野みどり(紬織)、仁平幸春(糸目友禅)、西川晴恵(テキスタイル)の3人です。
会期中に、「桶谷寧の茶碗展」を同時開催、〈サロン〉として「アート鑑賞いろは塾 講師:笹山央」第6回、「ミニ紬塾 講師:中野みどり」を開催します。
詳細はこちらをご覧ください。
講座は展示しているところでやりますので定員6~7名となります。お早めにお申し込みください。

この展覧会は「ものの美」シリーズの第1弾〈染と織〉として企画しました。
「ものの美」という言葉は、当ブログでは昨年の12月1日の記事が初出で、12月29日の「アート鑑賞塾」第5回のお知らせの記事にも出てきます。
が、それ以降の桶谷寧の陶芸作品についての記事も、基本的には「ものの美」という観点から書いています。
この観点から、現代の工芸や美術を改めて見直していこうというのが、現在の最大の課題意識であるということです。

今回の展覧会は、「ものの美」のテーマの下に「染織」というジャンルを取り上げました。
出品者は3人です。
自己表現とかお遊び的表現という観点からすれば、取り上げるべき作り手はたくさんいますが、
「ものの美」となると、非常に限定されてきます。
なんだかんだで、私が取り上げたいと思う作家は数人しか思いつかず、そのうちの3人が参加を表明してくれました。
なので3人でやることにしました。

今ちょっと取り込み中で、詳しいことが書けません。
詳細は、この展覧会のDMをご覧ください。
また「ものの美」については、5月1日発行予定の『かたち』No.12、および、『かたち』前号(No.11)を読んでください

かたちの会は随時入会、再入会可能です。更新されなかった場合は自動的に退会となります。
詳細はこちらで。


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今年度の「アート鑑賞いろは塾」および、5月は都内の染色工房で昨年のダイジェスト版

2013年04月03日 | アート鑑賞いろは塾
5月4日の染色工房「フォリア」でのアート鑑賞塾は私のよんどころなき用事が入ってしまい、誠に申し訳ありませんが少し延期させてもらいます。
この企画は楽しみにしてくれてる方もありましたので、先で是非実現させたいと思っております。
悪しからずご了承ください。4月10日追記



「アート鑑賞いろは塾」は今年度も5回の開催を予定しています。
内容と日時は以下のとおりです。会場は昨年と同じく町田市の可喜庵です。
(詳細はこちらをごらんください。)

第1回 [6月2日(日)]  複製・メディア文化と美術・工芸
第2回 [7月27日(土)]  現代美術の考え方      
第3回 [9月7日(土)]  作品世界へのアプローチ――「美術がわかる」ために   
第4回 [11月9日(土)] 美術の目的・工芸の役割                 
第5回 [2014年1月18日(土)]日本美術の特質

新しく受講を希望される方のために、また昨年のおさらいや、聞き逃した回のために、
昨年5回分のダイジェスト版を以下のように開きます。

[日時]  5月4日(土) 2:00p.m.~4:30p.m.
[会場]  染色工房「フォリア」(新宿区西早稲田)

昨年5回分は下記のような内容です。

 第1回 だれでも「美」を感じられる――花に感じる心があれば美術も受け入れられる
 第2回 美術が表す「空間」――絵画とは「平面(2次元空間)に奥行(3次元)空間を表すメディアである」
 第3回 「高める」または「養う・磨く」――見ることで感性は養われる
 第4回 「床の間」スペースの奪回――取合せの美について
 第5回 「ものの美」について――コンセプト重視の美術表現観からの脱却

後半は、会場を提供していただいた染色工房「フォリア」(主宰・仁平幸春氏)での染色作業を見学したり、仁平氏から染色工程の説明を受けたりします。
またとない機会と思いますので、是非ご参加されることをお奨めします。
定員10名ですので、早めにお申し込みください。

参加のお申込みは、上記「詳細はこちら」のサイトからできます。
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