モノ・語り

現代のクラフトの作り手と作品を主役とするライフストーリーを綴ります。

「創作vs鑑賞――作品世界へのアプローチ」展のお知らせ

2014年03月07日 | 展覧会・イベント
[創作VS 鑑賞――作品世界へのアプローチ展]展
 2014年3月15日(土)―18日(火) 11:00-18:00(初日 13:00-18:00 最終日は11:00-16:00)
 アートスペースK  新宿区神楽坂2-11 1F

 出品者
   [ジュエリー] 石田明里/墨屋夕貴   [ガラス] 大村俊二/瀬沼健太郎  
   [陶芸] 植草達郎(萩焼)          [ファイバーアート] 鈴木純子
   [いけばな] 中野正三
 
 講評会  3月16日(日)15:00~   講評者――笹山 央(かたちの会主宰)
         聴講料 2,000円


同時開催[角 好司漆芸展]



[作品世界へのアプローチ展――創作VS 鑑賞]展は、アート(工芸ほか)鑑賞の立場に重点を置いて企画したものです。
3月16日(日曜日)の午後、会場にて批評会を行うのがこの展覧会の一つの「売り」と言えるでしょう。
批評というのもいろいろありますが、ここでは「創作と批評は文化創造の両輪」という考えでいきたいと思います。
作品を理解する努力の上で、次への展望をどう見出していくかということですね。
そのあたりでのひとつの「批評の在り方」を愉しんでいただければうれしく思います。

同時開催の角好司漆芸展は、輪島の漆作家角好司の個展です。
コンテンポラリーな面が知られていますが、本来は蒔絵師としての修業をしてきている人で、
企画意図としては、蒔絵の仕事を見て欲しいということがあります。
蒔絵というとちょっと「古典的」な作行きのニュアンスが立ち込めますが、
角さん独特のエスプリ感覚で、現代的な生活感が蒔絵の重厚な絵柄の中に取り込まれています。
まさに「現代の蒔絵」というところを是非ご覧いただきたいと思います。



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