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延長50回

2014年08月31日 | 時事
中京が決勝も制し優勝!50回投げ抜いた松井が決勝でも6者連続三振の好リリーフ
8点差大逆転の大垣日大といい、今年の野球は岐阜勢に大注目が集まりましたね。

準決勝はここ数日ニュースに取り上げられ、非常に大きな話題となっていました。まさか1つの試合の決着をつけるのに延長50回、4日間もかかるとは、誰も想像していなかったでしょう。軟式野球は点が入りにくいらしいとはいえ、10回以降は1点でも差をつけ終えられればそれで試合終了ですし、裏ならその瞬間にサヨナラです。ですがその1点が入らない。今のルールになってからは25回が最高で、記録では延長45回という試合もあったそうですが、今日はその記録更新となる延長46回からスタートし、50回に中京が3点を入れ、3-0でようやく決着がつきました。4日間でトータル10時間超えの大激戦です。で、午後から連戦で決勝が行われ、2-0で下し優勝したと言うわけです。

もしこのまま点が入らなかったらどうなっていたかというと、大会規定では「延長54回まで行い勝敗がつかなかったら抽選」としていたようです。まだ準決勝ですから、決勝を行うために勝者は決めないといけませんしね。同日決勝を行い、9回までで同点の場合は「優勝者なし」で2校準優勝となっていたらしいです。54回と言うのもやけに中途半端なように思いましたが、どうやら「夏休み最終日である今日までに全日程を終えなければならない」「1チームは1日に合計18イニングしか試合できない」という縛りがあって、決勝を9回まで行うために逆残して、延長は最大9回しかできず、45+9=54だったということのようです。つまり、これがもし決勝だったら延長60回、1回戦だったらもっと延々と続いていた可能性もあったと言うわけですね。
野球はサッカーのような時間制限がないので、理論上は今回のように同点のまま回が永遠に続いたり、逆に3アウトがとれず、一方が永遠に攻め続けたりする場合も存在するわけです。まあ後者は棄権すれば済みますけど、いずれにしろトーナメント方式で試合を行う以上、極端に長く試合させるのは次の試合に疲れを残すなど、勝った方も不利を被りかねません。やはりサッカーで言うPKのようなサドンデス方式を考案し取り入れていくべきですね。オリンピックでも確かソフトボールで延長ノーアウト2塁から始めるタイブレーク方式が採用されていたと思います。延長が続くごとに初期ランナーを増やして言ってもいいですし、もっと単純に、同点ならヒット数やエラーの数を参考に勝敗を決めたってよいのではないでしょうか。いずれにしても、野球の実力に全く関係のない抽選で決めると言う規定だけは辞めたほうがよいと思います。

それにしても、中2日空いた相手にスイミングの帰りのような(笑)消耗した体力でよく勝ちきりましたね。明日はゆっくり休んで下さい・・・って、もう新学期かorz