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朝日広告拒否

2014年08月28日 | 時事
朝日新聞、週刊文春の広告を掲載拒否 慰安婦問題追及記事など掲載
広告主に掲載を拒否するとは・・・部数も減っているらしいのに自殺行為では?

うちは朝日新聞を取っていますが、最近はこの週刊文春だけでなく、他の週刊誌の広告にも、朝日新聞の虚偽報道を暴くタイトルが頻発していました。8月5日の記事の後で週刊誌は合併号に入ったので、どの雑誌もこの報道を受けて1回分発行したわけですが、とりあえず朝日関係のタイトルを拾えるだけ拾ってみると、

週刊文春「朝日新聞よ、恥を知れ!慰安婦誤報 木村社長が謝罪を拒んだ夜」
週刊新潮「世界中に日本の恥を宣伝した従軍慰安婦大誤報 全国民をはずかしめた朝日新聞七つの大罪 不都合な史実に向き合わない朝日新聞は廃刊せよ 櫻井よしこ」
週刊ポスト「原発事故 吉田調書も朝日の論理でゆがめられた」
週刊現代「慰安婦報道で韓国を増長させた朝日新聞の罪と罰」
サンデー毎日「朝日新聞慰安婦問題なぜか声欄に投書ゼロの不思議」


いやあ、並べてみるとものすごいことになっていますね(笑)自社の新聞内に自社の恥を周知する文が載っているのに、むしろこれまで拒否せず平然と載せてだんまりを決め込んでいた編集部の気が知れません。これらは当然その雑誌を買えばそういうタイトルの記事が載っているわけなので、わざわざ朝日新聞に載せるためにこういうタイトルにしているわけではないでしょう。こういう広告は他の新聞や電車の中吊りにも載りますしね。しかし、他の新聞社の名前がこのようにでかでかと載っている広告は見当たらないので、この週の集中砲火ぶりは相当異常な構図です。ちなみにAERAとか週刊朝日には慰安婦関連タイトルは一切載っていませんでした。テレビ朝日でもあれ以来一切慰安婦問題には触れていないですよね。中国の「天安門事件」のような禁句になってしまったのでしょうか。

で、文春はどうやらこの次の号の広告が掲載拒否の憂き目を見たようです。「売国のDNA」が気に入らなかった模様ですね。前回文春と同じようなトーンだった新潮も「1億国民が報道被害者」というようなタイトルでしたが、この後広告拒否が決まったようです。また、この中では週刊ポストだけいつもの調子でない気がしたので、調べてみたら何と他に載せた広告には「原発事故 吉田調書にも朝日虚報の構造あり」と、上記とは違うタイトルで載っていることが分かりました。これはつまり、朝日新聞に広告を載せるに当たって表現を変えさせられたか、自主規制したということでしょう。あれだけ紙面で戦争反対と叫んでおきながら、自社内ではまるで戦時下のような検閲と言論封鎖ですよ。これで民主主義や表現の自由がどうとか言う資格が本当にあるのでしょうか。他人には厳しく責任を追求するくせに、自らは謝罪するどころかそれに対する追及も認めなない姿勢は、報道人としてだけでなく、人間として本当にどうかと思います。

まあ、今回の吉田証言や20万人と言う人数が捏造だったと言うことは既に30年以上前のから分かっていたことなので、他紙では折に触れて朝日の捏造体質を非難していたわけです。確か過去にも、朝日新聞の悪事を暴露する記事の広告文を、朝日にだけ「●●新聞」と伏字にして載っていたことがありました。まあ、あれは明らかに朝日新聞のことだと分かる内容だったので伏せている意味はなく、検閲を逃れて広告を載せた側の大勝利だったと言えるでしょう。この例やポストのように、伏字や多少表現を捻じ曲げられても、多くの雑誌が一様に朝日の捏造体質を非難する広告文を載せ続けていくことは非常に効果があると思われるので、もうこの際だから文春も新潮も、ポストのようにギリギリ載るラインで朝日を弄る広告文を模索する方向で考えた方が面白いかもしれませんね。

「こころ」が終わったら日経にでも乗り換えるか・・・産経も2~3ヶ月見てみたい気も(笑)