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竹島

2011年08月02日 | 時事
鬱陵島視察入国拒否 自民3議員帰国 松本外相が抗議
家康の時代はその島も日本の領土だったのですがね・・・

本来、「竹島」という言葉は韓国に近いこの島のことを指しており、16世紀には日本の漁船が幕府の許可を得て使っていました。しかし、当時は渡航禁止中だったものの元々は朝鮮人が使っていた島であり、領土問題へと発展。「竹島一件」と呼ばれるこの事件は、最終的に「竹島は朝鮮に譲渡する」という形で落ち着きました。取られはしたものの、この時点では、松島と呼ばれていた現竹島は、明らかに日本の領土であったわけです。
しかし、領土を取られたとあっては、幕府の面目が立ちません。そこで、竹島より日本に近い松島という島を新しく「竹島」と呼ぶことにして、「竹島は取られていませんよ。」ということにしたのです。この辺がややこしい所ですが、どうも朝鮮人は「竹島は取った」と思い込んでいるので、「その島もウチのモンや」と言い出したというわけです。16世紀に旧竹島を譲った時に、「じゃあ松島(現竹島)は日本のものね」と宣言しておけば事は明快だったのですが、残念ながらそういう事実はありません。というか、韓国側は松島を「竹島」と言われるまではその島の存在を特に意識していなかったわけですから、実際は宣言するも何もないわけですけど。

19世紀になって、ようやく「竹島はウチのモン」と正式に宣言したわけですけど、戦争に敗れたドサグサにまぎれて、沖縄・北方4島・小笠原諸島などと一緒に領有権を奪われてしまったのです。決定的に違うのは、沖縄・小笠原諸島は返還済みであり、北方4島も少なくとも交渉のテーブルには載っているのに対し、竹島は全く返すそぶりがないどころか、居直っているということです。
一般的に、先に見つけて、人が経済活動をしていて、有事の際に本国が助けに来る島は「領土」と呼ぶことができるでしょう。しかし、過去に侵略され奪われた土地も、長く統治が続けばその国の「領土」として認められることもあります。沖縄などはその1つですね。戦争中はまさに領土の奪い合いで、一時は朝鮮半島自体も日本領だったわけですけど、現在は残念ながら韓国が支配を続け、既成事実としてしまおうと企んでいるわけです。

まあ現実的に考えて、領土問題は平時においてタダで返すということはありえないでしょうから、買い取るか折半か、そんな解決法しかないのかな。