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ヒロシマの日

2011年08月06日 | 時事
広島66回目の原爆忌、平和記念式典開催
平和記念式典をテレビで見ていました。

広島に原爆が投下された8時15分に黙祷を行うため、基本的にこの日のNHKの朝ドラはこの式典が一段落してからということになります。去年は菅首相のスピーチの途中で「ゲゲゲの女房」が始まったように思いましたが、今年はちゃんと7分延長して最後まで流していました。

今年、去年までと決定的に違うのは、やはり先の震災による原発事故について触れられたことでしょう。広島の放射能汚染も甚大であったとはいえ、現代の原発ではその何万倍もの放射性物質を使用していますから、おそらくこの広島の地のように再び人が住めるようになるには、十年百年単位の途方もない時間がかかるのではと思います。軍事利用であれ、平和利用であれ、核開発に伴う放射線が生物にとって脅威であることに変わりはありません。66年経っても、同じ轍によりさらに痛い目を被っている日本は、全く人間として進歩がないとしか言えませんが、でもそんな日本が、核開発の進む先には「平和」なんて絶対にないということを今後も世界にしっかりと発信していかないと、近い未来にどこかの国でもっと大きな悲劇が待ち受けているかも知れませんし、世界規模で汚染が広がってしまうことも大いにあり得ます。本来この日は、犠牲者を悼み核兵器や戦争の根絶を願う日でありますが、今後はこうした平和利用も含めた核開発全般の危険性をも発信する日にしていくべきだと思いました。

さらに、3月11日にも同様に記念式典を行うべきですな。