(株)カプロラクタム-blog

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頤和園

2011年08月24日 | Weblog
最初の目的地は北京市の世界遺産の1つ、頤和園でした。

全く前情報無しの旅だったので、現地ガイド情報ですが、北京市には6つの世界遺産があり、そのうち北京原人の遺構以外は全て皇帝関係なんだとか。この旅行ではそのうち明の十三陵以外の4つを回るそうです。つか、どこへ行くかすらも知らないのに海外へ出ていいのでしょうか(笑)

頤和園は、西太后の別荘地として知られる箱庭です。園内は、それこそ本気で回ろうと思えば1日がかりだそうです。観光客の量もものすごく、さらに売り子の攻勢もものすごかったです。丁度喉が渇いていたので何かを買おうかと思ったのですが、ガイドに「全部無視してください」と言われて素通りしてきました。後で聞いた話だと、「1DAYロレックス(1日経つと止まる)」「晴れの日限定帽子(雨が降ると色が全て流れ落ちる)」「色つき飲料」「味つき果物」などなど、露天の商品は非常に愉快なものであふれているそうです。まあ騙されてみるのもアリかなと思いましたが、流石に初日から腹を壊したくなかったので我慢しました(笑)いや、これは冗談というより、ある意味複線だったり・・・

そんなわけで、人の波をかいくぐって入場し、すばらしい景色や芸術的な彫刻を味わう観光というより、ガイドの目印の傘を見失わないようについていくというウォーキングがスタートしました。とにかくすごい人と面積。ようやくハスの花が咲く池に抜け、メインの建物であろう「仏香閣」にたどり着きました。何でもここの池は人工的に掘ったらしく、その土でできた山の上に宮殿を建てたようです。

中国式の宮殿というのは、日本のお寺とも西洋の教会やモスクなどとはまた違った味わいがありますね。自分はドラゴンボールで育ってきたので、あれの初期の頃の世界観に似ているなあと思いました。この宮殿には登りませんでしたが、ずっと続く回廊には1枚1枚違う絵が描かれており、とにかく細かいところまでしっかりと造りこまれた庭であることが分かりました。この時点で、来た道を戻り始めることに。同僚としゃべりながら写真を撮ったりしていると、

ガイド見失った・・・orz

だだっ広い場所なら目印の傘も見分けられるでしょうが、ここは門と壁面に細かく区切られた庭園です。日本の地であれば、迷子になっても大した問題はありません。最悪、呼び出してもらえますからね。しかしココは言葉の通じない異国の地。そもそも迷子の呼び出しなんていうシステムがあるのかどうかもわかりません。同僚と相談し、その場に留まるより入り口まで戻って待とうということにしました。何となく来た道は覚えていたのですが、万が一違う出口が存在したり、バスが動いていたりしたらジ・エンドでした。幸い入り口で少し待っているとガイドの目印を発見し、事なきを得ました。

どうやら、近道に当たるけど行きに通らなかった門をくぐってしまっていたようです。黄泉の門とかじゃなくて良かった・・・
コメント
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