(株)カプロラクタム-blog

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夜の天安門

2011年08月25日 | Weblog
初日から波乱万丈でしたが、どうにかホテルに到着しました。

ここのホテル、持参したガイドブックによると一泊2千元(元→円は約13倍)らしく、連泊する時点で飛行機代すら何も出ない計算になるはずなのですが、まあマッサージだったり様々な芸だったりのオプションでチョコチョコと元を取る格好のようでした。全て断り、何もしなければ長い夜ですが、折角なので夜の北京市外を観光してみようということになり、たまたまネットが使えたのでグーグルの地図から付近の店などいろいろ調べた結果、天安門広場までそう遠くないことが分かりました。ちなみに、日本語が打てず、グーグル様の「もしかして検索」には大変お世話になりました。21日のブログもこの方法で打ち込み、コピペで記事を上げています。

そんなわけで、自分はおよそ6km歩く気満々だったのですが、同僚が「台湾でも地下鉄に乗れたから多分乗れるぞ」と頼もしいセリフを吐いたので、その気になって地図から地下鉄を調べ、乗ってみることにしました。
まずびっくりしたのが空港張りの手荷物検査。職員らしき人が立っていて、自分で手荷物をどんどんX線の機械に通すようでした。夜の街を警戒し、幸いカメラと小銭のみの手ぶらで出たので、その場は素通りできました。
いよいよ自動券売機といった所で、突然同僚が「分からない」と言い出し、結局自分で買う羽目になりました。しかし、日本と同じくタッチパネル式ですし、中国語はほぼ漢字ですから、枚数と線と天安門と読めるボタンを選んでお金を入れたらスムーズにゲットできました。ちなみに向こうの切符に当たるものはプリペイドカードのようなICカードで、タッチして乗り、降りる時に返す感じでした。ほぼ10分間隔で走っているらしく、時刻表のようなものはないようです。料金は、北京市内はどこまで乗っても2元のようです。初乗りと比べても日本の1/10ですな。
そんなわけで、同僚はどうやら細かいお金(10元札以下)がなかったために買えないようでした。しばらくすると駅員らしい人が寄ってきて、金とカードと交換してくれましたけど、一切言葉が分からないのは困りものだなあと思いました。つか、こんなんで夜道歩いていて本当に大丈夫なのですかね?話しかけられたらゲームオーバーなんて、ちょっと難度高すぎます。

そんなこんなで満員電車に揺られ、発音は分かりませんが漢字が天安門と書かれた駅で降りました。外に出ると、天安門がイルミネーションで彩られているのが見え、感激しました。3日目に天安門→故宮と歩きましたけど、やはり夜行ったのは正解でしたね。どうやら夜は観光地というより、中国人カップルのデートスポットになるようです。流石に中は入れませんけど、しっかり守衛らしき人は立っていました。

折角なのでもう一駅分向こうまで散歩し、帰りも地下鉄でスイッと帰ってきました。まあ、電車を待って、いざ乗ろうとした瞬間に、逆方向の電車だと気がついたハプニングもありましたけどね(笑)こうして夜に散歩に出なかったら、帰ってきても未だに北京の物価は日本の東京並みだと思っていただろうなあ・・・マックのコーヒーは8元(100円)、吉野家の牛丼は20元(260円)ですし。ホテル付近に戻ってきてから周りを一周しましたが、この日はスーパーやコンビニを見つけることができず、ホテルの冷蔵庫のビール30元を飲んで寝ました。

ちなみにジュースも30元だったけど、ちょっとぼったくり過ぎでは・・・?